令和2年度ふるさとづくり大賞、石見銀山生活文化研究所の松場所長が最優秀賞
2021年2月5日(金) 配信
全国31店舗でライフスタイルショップ「石見銀山 群言堂」を展開する石見銀山生活文化研究所(島根県大田市)の松場登美所長は、総務省主催「令和2年度ふるさとづくり大賞」の最優秀賞にあたる内閣総理大臣賞を受賞した。
松場所長は1981年、夫で石見銀山群言堂グループ代表の松場大吉代表の故郷で、石見銀山遺跡のある島根県大田市大森町にIターン。1994年にアパレルブランド「群言堂」を設立した。日本各地の職人と共に自然素材の生地の開発に力を入れ、オリジナルの衣料品や生活雑貨を製造・販売してきた。
古民家の修復にも熱心に取り組み、これまでに10軒の古民家を再生し、店舗や宿、社員寮として活用している。これらの地域の文化資源の蘇生・ブランディング、定住促進、観光振興・交流、まちなか再生などが評価され、今回の受賞に至った。
松場所長は「これからも一層、この地に根を張り、理想のライフスタイルを次世代に継承していきながら、日本型の持続可能な社会の環境価値をこの町から発信していきたい」とコメントした。