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「ツアーグランプリ2020」3月2日募集開始 今回からWeb応募に 「兼高かおる賞」新設、賞体系・受賞作品の発表時期も変更 

2020年2月28日
編集部:入江千恵子

2020年2月28日(金) 配信

海外旅行推進部の薦田詳司副部長

 日本旅行業協会(JATA)は2月27日(木)の定例会見で、優れた企画旅行を表彰する「ツアーグランプリ2020」について説明を行った。応募方法を従来の郵送からWebに変更するほか、賞体系や発表時期を見直した。

 応募作品数のさらなる増加をはかるのが狙い。3月2日(月)から4月17日(金)まで募集を行い、表彰式は6月22日(月)のJATA総会で行う。

 今回の変更点について、海外旅行推進部の薦田詳司副部長は「応募のしやすさをポイントにした」と強調した。今回からWeb上で応募完了することに伴い、添付資料もパンフレットをPDF化するなど簡略化を進めた。

 変更を機に、これまで毎年100~130作品だった応募総数を「200作品を超えるよう、各旅行会社に働き掛けをしていく」と力を込めた。

 賞体系は、これまで複数あった賞を「優秀賞」とし、10作品を選出する。このなかから、グランプリの「国土交通大臣賞」1作品と、準グランプリの「観光庁長官賞」を海外旅行部門と国内・訪日旅行部門から各1作品ずつ選出する。

 優秀賞10作品は、海外部門と国内・訪日旅行部門の応募比率によって選ぶことを検討。「前回の応募比率は、海外が7割強、国内・訪日が3割弱。国内・訪日の応募促進もはかっていきたい」(薦田氏)と述べた。

 また、18年までツアーグランプリの審査員長を務めていたツーリストライターの兼高かおる氏の死去に伴い、「兼高かおる賞」を新設することも併せて発表した。

 受賞作品の発表時期も変更する。優秀賞10作品の発表を表彰式前の6月11日(木)に行う。「国土交通大臣賞」(グランプリ)と「観光庁長官賞」(準グランプリ)の3作品の発表は、表彰式当日に行う。

 表彰式前に優秀賞を発表することで、造成に協力したであろう観光局、航空会社、ランドオペレーターが受賞を共有できる。表彰式では、プランナーだけでなく関係機関とともに受賞の喜びをともにすることが期待できる。

 応募は、19年4月から20年3月末までに催行された企画旅行(募集型・受注型)と訪日旅行で実施された企画が対象となる。

 ツアーグランプリは、旅行業における企画力及び海外旅行部門と国内・訪日旅行部門において、総合的に優れた企画旅行(募集型・受注型)を表彰する事業で、今年で27回目となる。審査では、SIT(特別な目的に絞った旅行)や独創性(デスティネーション開発、創造性など)、販売・集客性などを考慮して選出する。

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