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サンシャインシティプリンスホテル25階、7月まで「ホテルカルデア」に FGOとコラボ

2019年4月9日
営業部:後藤 文昭

2019年4月9日(火) 配信

黄金の間~王たちの戯れ~

サンシャインシティプリンスホテルは4月6日(土)、ホテル25階をサブカルチャーファン向けのコンセプトフロア「IKEPRI25」としてオープンした。20~30代の女性と外国人旅行者をターゲットに、新たな客層を取り込む。7月までは、国内外で人気のスマートフォンゲーム「Fate/Grand Order(FGO)をモチーフに「ホテルカルデア」として営業する。「Tokyo Otaku Mode Inc.」がフロアのプロデュースを手掛ける。

 「IKEPRI25」は、20室のコンセプトルームと、ファン・宿泊者同士が自由に交流できる4つのラウンジで構成する。同フロア最大の特徴であるラウンジは、4人のキャラクターをイメージし、FGOの楽曲が楽しめる「ミュージックルーム」や、「ホテルカルデア」オリジナル映像などがみられる「シアタールーム」などを展開する。

 20室あるコンセプトルームは、キャラクターのイメージにあわせた4タイプを用意した。人類最古の王「ギルガメッシュ」と、エジプトのファラオ「オジマンディアス」をテーマにした「黄金の間~ 王たちの戯れ ~」では、黄金の寝具や盃で、ひとときの「至高のくつろぎ(ラグジュアリータイム)」が体感できる。また、描き下ろしイラストを使用した宿泊者限定ノベルティも用意。ホテル内のカフェでは、各部屋をイメージした専用ドリンクも味わえるほか、同ホテル限定のグッズも先行販売する。

宿泊者限定ノベルティ

 同ホテルは2016年から、1日1室限定でコンセプルームを展開し、約2年半で10作品以上のアニメコンテンツとタイアップしてきた。どの作品でも販売後に即完売となるほどの人気を集めたほか、客室内に設置した交流ノートも喜びや感動の声が多数書き込まれたという。一方で、再販や期間延長をはかりながらも利用できなかった人が多かったことから、1フロアをコンセプトルームに転換した。ホテルが建つ豊島区では、官民が連携してアニメコンテンツを活用したイベントなどが行われている。ホテルは今後も、さまざまなサブカルチャーとコラボレーションした宿泊体験を提供し、地域全体の盛り上げをはかる。

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