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「3010運動」推進で食品ロス減らす JR東日本ホテルズ、宴会場のある全11ホテルが参加

2018年12月6日
営業部:後藤 文昭

2018年12月6日(木) 配信

JR東日本ホテルズはこのほど、宴会時の食べ残しを減らす「3010(さんまるいちまる)運動」にJR東日本ホテルズで宴会場を持つ全11ホテルが参加すると発表した。食品ロス削減を積極的に推進する。
 
   日本では、食べ残しや期限切れ食品など本来食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」が多く発生しており、ホテルの宴席における食べ残しもその要因の一つになっている。JR東日本ホテルズではこれまで、こまめな食材の発注や仕込みで発生する食材の切れ端の有効活用、適正な量の料理提供など、食材の発注から調理工程、サービスの過程において、食品ロスの削減に努めてきた。また、メトロポリタンホテルズの盛岡、秋田、山形は、すでに「3010運動」に参加している。

参加ホテル

 国連食糧農業機関(FAO)、日本担当親善大使の中村勝宏氏(幹事会社日本ホテルズ統括名誉総料理長)は、「日本では年間約646万㌧、国民1人が毎日茶碗1杯分の食料・食材を捨てていると言われている。食を扱う同社グループとしても食品ロス削減に積極的に取り組み、知恵と工夫により持続可能で具体的な取り組みにつなげる」と語った。

「3010(さんまるいちまる)運動」とは

  宴会時に「食べきりタイム」を設け、食品ロスを減らす取り組み。 長野県松本市で1999(平成11)年5月から始まり、福井県、福岡県、静岡県、福岡市、佐賀市など多数の自治体に広がっている。

 たとえば長野県松本市や佐賀県佐賀市では、「乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみましょう」、「お開き10分前になったら席に戻って料理を楽しみましょう」と呼び掛けている。(農林水産省ホームページから)

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