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【特集 No.484】第13回国内観光活性化フォーラム 四国で初開催、約1200人が集う

2018年2月20日
編集部

2018年2月20日(火) 配信

 全国旅行業協会(ANTA、二階俊博会長)は2月14日に、高知県・高知県立県民文化ホールで「第13回国内観光活性化フォーラムinこうち」を開いた。四国地方では初めての開催で、全国47都道府県から約1200人が集った。基調講演のほか、石川県送客キャンペーンと学生による高知県の着地型商品プランコンテストの表彰式を行った。フォーラム終了後には懇親交流会が開かれ、多数の来賓も参加し、盛会裡に終了した。
【平綿 裕一】

高知県から飛躍を 二階会長「リーダーシップを期待」

 二階会長は冒頭、「四国開催は初となる。高知県は多くの偉人を生んだ日本の歴史にとって重要な地。観光旅行産業の発展は高知県から火をつければ、大きく飛躍できるはず。皆様の一層の協力、リーダーシップを期待したい」とあいさつ。

 続けて、昨今の自然災害などについて触れ「全国の魅力ある観光地を内外の旅行者に安心して訪れてもらうには、社会インフラの機能が重要。災害に強い国・地域づくりは、地域の観光振興政策の柱にしないといけない」と訴えた。

 来賓代表あいさつで観光庁の田村明比古長官が登壇。まず17年の訪日外国人旅行者数が2869万1千人、消費額は4兆4161億円で、いずれも過去最高だったと紹介。一方、観光産業の現状を「インバウンドは、需要の増大とともにFIT(個人旅行)化やコト消費化が進んでいる。とくに地方部の質・量両面での受入整備が急務となっている」と分析した。
 

石川県送客CPと学生のプランコンテスト表彰式

 
 昨年の送客キャンペーンは延べ6万人を超え、目標を達成した。最優秀会員賞はビーエス(秋田県)。優秀会員は福島ビーエス観光(福島県)で、準優秀会員は福島観光自動車(福島県)、北日本ビーエス観光(青森県)の2社となった。

 今年4―12月には高知県への送客キャンペーンを行う。目標は3万人。國谷一男副会長は「国内観光交流活性化のモデルケースとして、関係市町村との連携・協力のもと、高知県の魅力を全国に発信してほしい」と参加者に呼び掛けた。

 「学生がつくる高知県の着地型旅行プランコンテスト」では16作品26人の応募があった。最優秀賞は高知県立須崎高等学校3年の女子生徒の「ブラベル~手ぶらで須崎を満喫し、良縁祈願ツアー~」。総評では「自然体験を多く盛り込み、ターゲットも絞り込んでいた。すぐにでも実施できるのではないか」と賞賛が送られた。…

※詳細は本紙1703号または2月27日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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