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No.435 「旅館女将や三重県の魅力」語る、鈴木知事×中女将×迫間女将

2016年7月1日
編集部

「旅館女将や三重県の魅力」語る
鈴木知事×中女将×迫間女将

 7月5日、三重県鳥羽市の鳥羽シーサイドホテルで「全国旅館おかみの集い―第27回全国女将サミット2016鳥羽」が開かれる。初の旅館開催となる今回のテーマは「今を活きる女将、心のふるさとに集合~日本の伝統文化は旅館(ここ)にあり~」。開催を前に、三重県の鈴木英敬知事、今大会運営委員長の中かほる女将(伊勢志摩旅荘 海の蝶)、鳥羽あこや会・会長の迫間優子女将(鳥羽ビューホテル花真珠)の鼎談が実現。地元開催にかける想いや、三重県の魅力などについて語り合った。

【司会=増田 剛編集長、構成=松本 彩】

 
 
 ――世界が注目した「伊勢志摩サミット」を終えた現在の心境と、受入地から見たサミットの印象について。

鈴木:まず無事故で終わったということは、成果としてとても大きいです。前回の洞爺湖サミットのときは、開催を反対する大規模なデモが発生しましたが、今回はそのようなこともゼロで、無事に終了することができました。会期中の天候が不安視されていましたが、奇跡的な好天に恵まれました。また、三重県の食をはじめ、伊勢神宮など、三重県の魅力を世界に発信することができたので、サミット全体として大成功に終わったと思います。

 一方で宿泊の関係や交通規制、賢島への入島規制など、非常に規制が多いなかでの開催となりましたが、さまざまな面で県民の皆様の協力があったからこそ、無事に閉幕することができたので、県民の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

 三重県のPRという面では、今回のサミットではとくに〝食〟の部分についての情報発信ができたのではないかと思っています。サミット会期中、報道関係者の活動拠点となった国際メディアセンターでは、156種類の食材のうち、152種類もの三重県の食材が使われていました。また、夕食会で乾杯の際に使われたお酒は、伊賀の「半蔵純米大吟醸」というもので、半蔵を作っている蔵元には、翌日1年分の注文が入り、食の発信になりました。

 そして何と言っても、伊勢神宮です。平和への祈りを捧げてきた場所が、三重県にはあるということを、世界の皆様に知ってもらうことができたのは非常に大きかったです。あとは、「配偶者プログラム」において女将さんたちや、海女さんたちにご協力いただき、三重県には女性が活躍する場があるということもPRすることができたので、三重県の情報発信については事前・当日ともに一定の成果を得られたのではないかと思っています。…

 

※ 詳細は本紙1634号または7月8日以降日経テレコン21でお読みいただけます。

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