アニメツーリズム協会、26年版アニメ聖地の投票受付中 10月31日(金)までHPで

2025年8月14日(木) 配信

 アニメツーリズム協会(河森正治会長)は10月31日(金)まで、2026年版の訪れてみたい日本のアニメ聖地88の投票を同協会のホームページで受け付けている。

 同協会は2018年から、日本アニメの魅力を世界に発信し、地域創生とインバウンド需要の創出を目的に毎年、訪れてみたい日本のアニメ聖地88を発表。国内外のアニメファンを対象とした投票結果をもとに、権利者や地方自治体などと協議し、決定している。

 具体的には、かつて訪れたことがあるアニメの舞台のモデルになった場所や、これから訪れてみたい場所への投票を求めている。外国人からも応募してもらおうと、英語のページも設けた。

「観光DX検定」のeラーニング講座開始 日観振、12月の初級検定に向け

2025年8月14日(木) 配信

12月に初級検定を開催予定

 日本観光振興協会(日観振、菰田正信会長)はこのほど、「観光DX検定」に向けたeラーニング講座を開始した。12月に初開催予定の「地方創生データサイエンティスト検定制度(観光DX検定)」の初級試験に先駆けて実施するもので、受講手続き完了後は期限まで何度でも視聴できる。

 観光DX検定は地域のデータ根拠による戦略、デジタル化、DX人材の育成支援を目的に創設するもの。地域では戦略を具現化するデータ分析力が求められるなか、観光デジタル人材不足の解消が喫緊の課題となっている。検定を取得することで、観光業界で活躍するための実践的なスキルを身につけてもらうことを狙う。

 eラーニング講座の動画は10本あり、1本あたり約30分。専用テキストを用意する。観光DX活用に関する基礎知識を学べる内容となっており、検定の受験有無に関わらず活用できるという。

 今回の初級講座の受講料は一般が3万3000円、学生が2万2000円。12月13日までの期間中は何度でも視聴可能。12月14日開催予定の初級検定の検定料金は一般が6600円、学生が3300円となる見込み。なお、中級と上級は26年度以降を予定している。

Yahoo!トラベル、公式アプリの提供始める(LINEヤフー)

2025年8月14日(木)配信

移動中も旅行の計画や予約をアプリ内で完結できる

 LINEヤフーはこのほど、インターネット旅行予約サービス「Yahoo!トラベル」の公式アプリをiOSとAndroid向けに提供を始めた。

 同サービスは、日本全国1万7000軒以上のホテル・旅館を予約できる旅行予約サービスで、国内の旅行需要の高まりを受け、より旅行を楽しんでもらえるよう公式アプリの提供を開始した。アプリ利用者は、移動中も旅行の計画や予約の確認・変更・キャンセルまでアプリ内で完結できる。

 ブラウザ版「Yahoo!トラベル」と同様に、パーソナライズ化した宿泊の提案を受けられるため、利用者は検討にかかる時間を削減でき、希望するホテルや宿を効率的に見つけられる。今後は、宿泊前に予約状況などを知らせるプッシュ通知機能を追加するなど機能を拡充する予定だ。

 このほか同サービスでは毎月5、10、15、20、25、30日を含む36時間限定で、宿泊代金が10%以上の割引になる「GoGoセール」を実施。予約時にクレジットカードからの引き落としで決済する「オンラインカード決済」とあわせると、20%以上の割引になる。

「分散型花火大会」に向けクラファン開始 千葉県佐倉市がふるさと納税活用

2025年8月14日(木) 配信

「さとふるクラウドファンディング」で実施

 千葉県佐倉市(西田三十五市長)は8月14日(木)から、さとふる(藤井宏明社長兼CEO、東京都中央区)のクラウドファンディング型ふるさと納税を活用した、「みんなで創る、地域の夜空!『分散型花火大会』で地元を盛り上げたい!」の寄付受け付けを開始した。

 例年、同市は夏の一大イベントとして、花火大会を開催してきたが、今年は会場の「佐倉ふるさと広場」の拡張工事のため使用できなくなっている。そのため、今年は市内の11カ所で同時に20分間花火を打ち上げる分散型の花火大会を秋に開催する予定。

 分散型花火大会はコロナ禍に行い、会場まで足を運べない人などから「自宅から見られた」など喜びの声が寄せられ好評だったという。

 一方、花火大会の開催には多額の経費が必要となるため、継続していくためにも広く支援を募りたいとクラウドファンディング型のふるさと納税の実施を決めた。募集は10月10日まで。なお、返礼品は寄付金額に応じて選択できる。

 同市は「花火を楽しみにしてくださっているすべての方に楽しんでいただけるよう、佐倉市内のさまざまな場所で花火を打ち上げます。今まで会場まで足を運ぶのが難しかった方や猛暑のなか、外に出るのが難しかった方にもご自宅周辺からお気軽にお楽しみいただくことができます。また場所によっては複数の花火が同時に見られるかもしれません!気候の良い秋に花火を見るのはいかがでしょうか。皆様の温かいご支援・ご協力をお願いいたします」と呼び掛けている。

ダイブ、千葉県の人材確保業務を委託 観光事業者の外国人雇用促す

2025年8月14日(木) 配信

 宿泊施設へ人材派遣・紹介事業を展開するダイブ(庄子潔社長、東京都新宿区)はこのほど、千葉県の「令和7年度 観光・宿泊業人材確保業務」の再委託を受けた。今後、外国人人材に対する広報や、観光事業者への講演などを実施する。

 同業務は千葉県内の観光事業者と外国人人材の接点を創出し、雇用促進をはかることを目的に実施される。

 この一環で、9月17日(水)にはホテルグリーンタワー幕張(千葉県千葉市)で、千葉県内の観光事業者と外国人人材をつなぐセミナーとマッチングイベントを開く。このうち、セミナーではダイブの菅沼基外国人雇用推進ディレクターと、満ちてくる心の宿 吉夢の吉田雅一総支配人が、 外国人材の受け入れに関するポイントや活躍事例を説明する。現在、県内の観光・宿泊事業者の参加を受け付けている。

愛犬と泊まれるヴィラ、全棟に全天候型ドッグランも(グランフォレスタヴィラ日光)

2025年8月14日(木)配信

グランフォレスタヴィラ日光の施設イメージ

 栃木県日光市に8月25日(月)、愛犬と宿泊できるプライベートヴィラ「グランフォレスタヴィラ日光―Private Dog Resorts―」がオープンする。計6棟の客室に最大1000平方メートル超の関東最大級のプライベートドッグランを併設し、全棟で関東エリア初の「全天候型プライベートドッグラン」を完備する。

施設配置図

 客室は4タイプを用意し、ドッグランはスーペリア(2棟)に約700平方メートル、スイート(同)に約880平方メートル、グランデ(1棟)に約1000平方メートル、コーナースイート(同)に約650平方メートルを併設。全棟に約60平方メートルの全天候型プライベートドッグラン、約73平方メートルのゆとりあるプライベートな客室を完備した。定員数はそれぞれ6人。

全棟に「全天候型プライベートドッグラン」(写真右)を完備

 このほか、チェックイン前から利用可能な共用の「半屋外ドッグラン」や、栃木の旬な食材を使用した地産地消のこだわりの食事、ビールやソフトドリンクなどの無料ドリンクバーを提供する。

 同施設はにしがき(西垣俊平社長、京都府京丹後市)、東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)、東武鉄道(都筑豊社長、同)が出資するTN Resorts合同会社(ティーエヌリゾーツ)が所有・運営。集客・施設開発では、宿泊・観光業界の集客支援を専門とするブッキングリゾート(坂根正生社長、大阪市北区)が支援する。

 宿泊予約は同施設のWebサイトのほか、ブッキングリゾートが運営するグランピング・リゾートヴィラの予約サイト「リゾートグランピングドットコム」、ペットと泊まれる宿の予約プラットフォーム「いぬやど」でも受け付ける。

長野県茅野市、HIS、さとゆめと連携協定結ぶ 新目的地創出で関係人口増へ

2025年8月14日(木) 配信

(左から)さとゆめの浅原武志取締役兼長野支社長、今井敦市長、HISの加治木宏法人営業本部長

 長野県茅野市(今井敦市長)はこのほど、エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)と、さとゆめ((嶋田俊平CEO、東京都千代田区)が展開する新・目的地創出事業「Destination Create Project」に参画した。これを受けて、3者は「新しい目的地づくり」に関する包括連携協定を結んだ。またさらなる観光振興をはかるため、HISは茅野市へ専門人材を出向派遣する。

 茅野市は、八ヶ岳や蓼科高原などの雄大な自然があり、縄文時代からの深い歴史や文化も魅力となっている。さらに、首都圏とのアクセスも良いことから、茅野市をテレワークと余暇活動を両立できる場所として、関係人口の増加を目指していく。こうした目標の実現に向けて、3者は地域の魅力発信や誘客、訪日客への戦略策定、企業誘致、SDGsの推進、自然環境の活用などで連携する。

福島・猪苗代でデジタルスタンプラリー 12月31日まで

2025年8月14日(木) 配信

12月31日まで開催中

 猪苗代観光協会(神田功会長、福島県・猪苗代町)はこのほど、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで集められる「いなわしろデジタルスタンプラリー2025」を開始した。

 「食べる」「買う」「体験する」「野口英世博士ゆかりの地」の4種類のスタンプを集めると2~4等の抽選に応募できる。スタンプは、例えば「食べる」は参画する飲食店で500円以上の飲食が必要など、それぞれの規定を満たした場合に付与される。また、4種類に加え、町内の対象施設に宿泊するともらえる「宿泊」スタンプを集めて応募すると、1等の抽選対象となる。

 実施期間は12月31日(水)まで。

【愛知県稲沢市】「華麗(カレー)なるまち稲沢」 ”カレーでまちおこし”広告換算額1億円達成

2025年8月14日(木) 配信

広告換算額1億円達成

 「華麗(カレー)なるまち稲沢」をテーマに、カレーでまちおこしを進める愛知県稲沢市は、市内のご当地グルメ事業の広告換算額が2022年度から3年間で、約1億円に達したと発表した。

 「稲沢カレーフェスティバル」など話題性のあるイベントの開催や、飲食店・市民・農家の協力によるご当地カレーの開発などを積極的にPRした結果、テレビ・新聞・ラジオなどメディア露出は39回を数え、その広告換算額は9950万610円にのぼる。

 稲沢市は、日本初の本格的なカレールウの「即席カレー」を生み出した発祥地で、「黄金色に輝くイチョウ黄葉はカレーを連想させる」として、稲沢市観光協会が主体となって多くの参画店舗の協力もあり、カレーによるまちおこしがスタート。

 現在は市内の和食やイタリアン、ラーメン店、カフェ、パン屋、居酒屋まで幅広いジャンルの飲食店が個性的なカレー料理を考案し、稲沢の文化や食材を取り入れたユニークな一皿を提供している。

 同事業の調査に関わる文教大学国際学部国際観光学科専任講師で、博士(観光学)の青木洋高氏は、「ご当地グルメの継続的な取り組みとメディア露出が、市内飲食店やイベントの活性化につながっている。今後も稲沢市の“カレーの聖地”としての認知拡大が期待される」とコメントしている。

「そうにゃん・くまモンコラボルーム」が登場 相鉄グランドフレッサ 熊本

2025年8月14日(木) 配信

「そうにゃん・くまモンコラボルーム」

 相鉄ホテルマネジメント(鈴木正宗社長、神奈川県横浜市)と相模鉄道(千原広司社長、神奈川県横浜市)はこのほど、「相鉄グランドフレッサ 熊本」(熊本県熊本市)で「そうにゃん・くまモンコラボルーム」の予約を開始した。相模鉄道キャラクター「そうにゃん」と熊本県の営業部長兼しあわせ部長の「くまモン」がコラボレーションした客室で、癒しの時間が過ごせるとアピールする。

 室内壁面にはそうにゃんが横浜市の随所を、くまモンが熊本県の観光名所を巡るようすを描いたタペストリーを設置。両地域の魅力が感じられる空間に仕上げた。

 このほか、相模鉄道のラッピング車両「そうにゃんトレイン」で使用している「そうにゃんシート」の生地で作成したベッドスローやクッションなど、両キャラクターの魅力を取り入れたインテリアやアイテムをコラボルーム専用の備品として用意している。

 宿泊期間は8月9日~26年3月31日まで。現在、予約は電話のみ。8月16日(土)からはWebサイトでも受け付ける。料金は2万5000円から。1日2室限定で、客室タイプはスタンダードツインとなる。