10月もANAにキュン! ANA Xが今月のキャンペーン内容を発表

2025年10月24日(金) 配信

10月もANAにキュン!

 ANA X(神田真也社長、東京都中央区)はこのほど、10月29日(水)に実施する「ANAにキュン!」のキャンペーン内容を発表した。毎月29日はANA(全日本空輸)感謝の日と位置づけ、月替わりで旅行から日常のさまざまなサービスでお得な企画を実施している。今月は年末年始の国内旅行に使える最大2万円分の会員限定クーポン配布などを行う。

 ANAトラベラーズでは、国内ダイナミックパッケージで年末年始の旅行に使える会員限定クーポンを配布するほか、キュン特別プランを設ける。海外ダイナミックパッケージは、年末年始に加え春とゴールデンウイークにも使える最大10万円分の割引クーポンを用意する。

 ホテルは秋冬シーズンに最適な温泉宿やスパ、サウナが楽しめる全国の対象ホテルでキュン特別プランを設定する。レンタカーは秋から年末年始の旅行で利用できる1000円割引クーポンを配布する。

 ライフサービスからは、ANA Mallでモール内の全商品でマイルが7倍になるほか、対象商品は最大11倍のマイルが貯まる。保険はANAの終身医療保険への新規加入でANA SKYコインを1500コインプレゼントする。

 今月はこれらを含め、10企画を実施する。販売期間は10月29日の午前零時~午後11:59まで。28日の午後3時に本番の「ANAにキュン!」サイトがオープンし、詳細は当日発表になる。

【第50回旅館100選】静岡県・浮山温泉郷 「ABBA RESORTS IZU – 坐漁荘」

2025年10月24日(金) 配信

プール・露天風呂付ヴィラ客室

日本と親しむ 情緒に憩う 四季を感じる 静かなくつろぎの宿

 伊豆高原の豊かな林に囲まれている「ABBARESORTS IZU-坐漁荘」は、屋号の「坐して魚を釣るごとく」の通り落ち着きのある宿だ。その歴史は55年を超え、今もなお一期一会のおもてなしと純和風のくつろぎを受け継いでいる。

東館 和室・露天風呂付客室
プール&サウナ・ジャグジー・露天風呂付ヴィラ客室

 約6000坪という広大な敷地内には本館、ヴィラを配し、本館からは、緑あふれる庭園を望むことができる。このほか、和の様式美が香る離れヴィラでは、プライベートな空間で心身ともに癒されたい。

露天風呂付ヴィラ客室
坐漁荘入口

 入浴は、庭園を望みながら湯浴みができる庭園露天風呂で。豊かな自然に囲まれており、日ごろの疲れを忘れさせてくれる。

和会席(イメージ)
フレンチ(イメージ)

 夕食は、和会席やコンテンポラリーフレンチ、鉄板焼きなど伊豆の新鮮な魚介類や地元の食材にこだわった料理を堪能したい。

静岡茶とのティーペアリングと伊豆フレンチ
レストランやまもも

交通:《車》東名高速道厚木ICから小田原厚木道路を経由し、国道135号を下田方面へ60km、P30台(無料)
   《電車》伊豆急行線伊豆高原駅から送迎車で5分
チェックin15:00 out11:00
食事:《夕食》レストランにて和会席、フレンチ、鉄板焼きのいずれか
   《朝食》和朝食、洋朝食のいずれか
部屋:全27室(和室11室、ヴィラ16室)
風呂:露天風呂2、貸切風呂2
泉質:弱アルカリ単純温泉
料金:5万9,714円~

〒413-0232 静岡県伊東市八幡野1741-42
☎0557(53)1170 FAX0557(53)1171
https://zagyosoh.com/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・中・台

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。

日本専門新聞協会、深い知見と事実による報道で使命果たす 第78回専門新聞大会開く

2025年10月23日(木) 配信

積田朋子理事長

 日本専門新聞協会(積田朋子理事長)は10月21日(火)、帝国ホテル(東京都千代田区)で「第78回日本専門新聞大会フェスティバル」を開いた。SNSの影響力拡大によって不透明で価値観が揺らぐ時代だからこそ、専門新聞は専門性に根差した深い知見と、事実に基づいた報道で複雑化する社会課題に誠実に向き合い、言論の使命を果たし続けることを確認した。

 第1部の時局講演会では、笹川平和財団上席フェローの渡部恒雄氏が「トランプが変えた世界と日本の戦略」をテーマに登壇した。

渡部恒雄氏

 渡部氏はトランプ大統領が再び大統領選挙に出馬した目的や、過去の施策を講じた理由などを解説。そのうえで、日本がアメリカ政府へ向き合うべき姿勢や世界に対して打ち出すべき政策などを述べ、最後に「日本政府はこれからもアメリカとの強固な関係を維持するべきだ。より世界への影響力を高められるよう、経済力などの強化にも力を入れてほしい」とまとめた。

 第2部の式典は、石井貞德新聞大会運営委員長兼副理事長の開会あいさつでスタートした。

石井貞德新聞大会運営委員長兼副理事長

 積田理事長は今年5月に理事長に就任したことを報告。「新聞業界はAIの普及などさまざまな社会の変化によって転換期にあり、大変厳しい事業運営に直面している。未来に向けて日本専門協会を末永く存続させていくため、現在の時流に伴う組織改善を行っていく」と語った。

 来賓の韓国専門新聞協会のキム・ガンタク会長は「メディアが厳しい時代でも日韓で協力することで、専門紙をさらに発展させることができる」と一層の協力関係の強化を求めた。

 第32回写真コンクールの表彰式では、1017点の作品の中から20点が受賞した。併せて、専門紙の普及と使命をアピールする第78回新聞週間キャッチフレーズの入選作3点を発表した。このうち、優秀作には「ネットでは 届かぬ領域 専門紙 独自の視点で 未来を照らす」が選ばれた。

 その後、第3部のレセプションが開催された。来賓として出席した村上誠一郎前総務大臣は「SNSが普及する一方、誤情報も増えている。こうしたなか、正しい情報を届ける新聞の重要性はますます高まるだろう」と語った。

村上誠一郎前総務大臣

 加藤勝信前財務大臣は「足を運んで色々な人の話を聞き、情報を発信していることは、インターネットでさまざまな記事が掲載されているなかで、大変ありがたい」と述べた。

加藤勝信前財務大臣

「ASOBIEXPO」26年にハワイで初開催、日本のポップカルチャーを発信 <きゃりーぱみゅぱみゅ、FRUITS ZIPPER出演>

2025年10月23日(木) 配信

ミュージック&カルチャーイベント「ASOBIEXPO HAWAII 2026」が開催決定

 JTBハワイトラベルとアソビシステムで構成するASOBIEXPO HAWAII実行委員会が2026年3月16日(月)、米国・ハワイでミュージック&カルチャーイベント「ASOBIEXPO HAWAII 2026」を初開催する。会場はハワイ州ホノルル市のトム・モファット・ワイキキ・シェル。出演者はきゃりーぱみゅぱみゅ、FRUITS ZIPPERが決定している。

 「ASOBIEXPO」は、日本のポップカルチャーを世界へ発信するアソビシステムが手掛けるミュージック&カルチャーイベント。初の海外開催の舞台となるハワイは、海外旅行先として高い人気があり、イベントが日本とハワイ間の交流を一層発展させる新たなステージとなると期待される。

 今回のイベントは、ハワイ最大級の国際的な文化交流イベント「ホノルル フェスティバル」のシスターイベントとして開催する。メイドインジャパンのポップカルチャーを通じた新たな交流機会の創出と、ディスティネーションとしてのハワイの魅力発信、ホノルル フェスティバルと次世代を担う若年層との接点構築を目指す。

 オリジナル特典と優先席チケット付きのオフィシャルファンクラブツアーの抽選申し込みは、10月28日(火)午後1時~11月3日(月)終日まで。座席が後方席、芝生エリアのイベント入場チケットは12月ごろに販売開始を予定。詳細はイベントホームページから。

首都圏初進出「JWマリオット・ホテル東京」 マリオット会長ら来日し開業セレモニー開く 

2025年10月23日(木) 配信

オープニングセレモニーのようす

 マリオット・インターナショナルは10月23日(木)、東京・高輪ゲートウェイ駅前で、10月2日に開業した「JWマリオット・ホテル東京」(東京都港区高輪、クリストファー・クラーク総支配人)のグランドオープニングイベントを開いた。アメリカ本国から、デイヴィッド・マリオット会長も来日し、同社の最高級ブランドである「JWマリオット」の国内2軒目、首都圏初進出を祝った。

デイヴィッド・マリオット会長

 創業者一族のマリオット会長は、同社の歴史について祖父母が開いた9席のルート・ビアが始まりだったことを語り、祖父のジョン・ウィラード・マリオット氏は「従業員を大切にすればお客様を大切にし、お客様は必ず戻ってくる」と人を第一にする信条のもと、事業を展開してきたと紹介した。その名がついた「JWマリオット」は思いやりに満ちたサービスが特徴となっており、国内外の観光客が集まる高輪の地に開業できたことを喜んだ。

アンソニー・カプアーノ社長兼最高経営責任者

 同社のアンソニー・カプアーノ社長兼最高経営責任者は同ブランドについて、「家族の信頼と深く結びついている。また、現代的なラグジュアリーを体現するホテル」と述べ、東京での開業は同ブランドの「マイルストーンになる」と期待した。

 日本市場については、「最も活気のある市場の1つ。インバウンドも国内客も力強い成長を見せている」と述べ、今年中に29都道府県・22ブランドまで拡大する予定という。注力するブランドや価格帯としては、1万円代ほどのミッドスケールホテル、ブランドはフォーポイントなどで大都市のほか、地方でも需要のあるエリアへ展開していきたい考え。

 式典には来賓として、東日本旅客鉄道(JR東日本)の喜勢陽一社長が登壇し、「この街でしか体験できない高品質なサービスでこの高輪の価値を高めていただくことに期待している」と力を込めた。また、小池百合子東京都知事からは「日本の玄関口、素晴らしいロケーションに開業され、東京の国際的プレゼンスがさらに向上すると確信している」と祝いのメッセージが寄せられた。

客室やプールなど

 JWマリオットホテル東京は「高輪ゲートウェイシティTHE LINK PILLAR 1 SOUTH」の23~30階に位置。総客室数は200室。7つのレストラン&バー、9つのバンケット&ミーティングルームを備える。28階には東京タワーなどが望める全面ガラス張りのプールとスパ「SPA by JW」があり、ウェルネス体験を提供する。

官民金8者で連携協定締結、鳥取・皆生温泉の再生・活性化へ

2025年10月23日(木)配信

8者による締結式のようす

 鳥取県米子市の皆生温泉の再生および活性化に向け、官・民・金融8者は9月30日(火)、「皆生温泉再生及び活性化のための産官金連携協定」を締結した。

 連携するのは、米子市、皆生温泉旅館組合、皆生温泉観光株式会社、鳥取銀行、米子信用金庫、山陰合同銀行、商工組合中央金庫、地域経済活性化支援機構(REVIC)の8者。地域一体となった持続可能な温泉地づくりを目指し、施設の老朽化対策や景観整備、集客力向上などに取り組む。

 平成以降のピーク時に年間74万人の宿泊客があった皆生温泉だが、2023年は約40万8000人にまで減少。施設の老朽化や人手不足、事業承継の難しさなども課題となっており、関係者は危機感を強めている。これまでも個別の取り組みは行われてきたが、今回は官民・金融機関が連携して包括的に課題解決に取り組む態勢を構築。米子市における観光振興の重要拠点である皆生温泉の魅力向上と賑わいの創出を目指す。

 主な施策として、26年春に「皆生グランドホテル」の大規模改修を予定しているほか、皆生温泉観光は源泉配湯管の更新工事を進める。また、空き物件の活用により観光客に魅力ある店舗の誘致も推進する。

 企業版ふるさと納税を活用した「皆生温泉活性化コース(仮称)」の新設も予定するほか、人材紹介サービスを積極活用し、人手不足問題にも対応する。

 今回の連携協定で、「第2次米子市まちづくりビジョン」が掲げる29年度の宿泊客数(42万人)を、早期に達成することを目標に掲げた。

【島根】2施設目以降割引キャンペーン、「ばけばけ」に合わせ周遊促進(松江市)

2025年10月23日(木)配信

小泉八雲記念館

 島根県松江市は連続テレビ小説「ばけばけ」の放送で増加する観光客の利便性向上を図ろうと、市内の観光施設などの利用者を対象に、2施設目以降の利用料を割り引くキャンペーン「あげ、そげ、ばけ めぐり」を実施している。キャンペーンは2027年3月末まで行う。

 対象施設は松江城天守▽堀川遊覧船▽小泉八雲記念館▽武家屋敷▽小泉八雲旧居▽松江歴史館▽田部美術館▽島根県立美術館▽明々庵▽松江ホーランエンヤ伝承館▽松江北堀美術館の11施設。

 1施設目の利用チケットを2施設目以降で提示すれば、入館料や乗船料金が通常料金の最大2割引となる。堀川遊覧船は大人200円、高校生以下100円の割引、カラコロ広場乗船上では割引対応不可など条件がある。

 また、市内の協賛店舗でチケットを提示すると飲食料金1割引きやドリンク1杯無料などの特典も受けられる。

一休、SNSで「samana hotel Yakushima」宿泊券当たるCP

2025年10月23日(木)配信

応募期間は11月6日の正午まで

 高級ホテル・旅館の予約サイト「一休.com」を運営する一休(榊淳社長、東京都千代田区)は10月23日(木)、公式X(旧Twitter)と公式Instagramアカウントで、鹿児島県・屋久島にある「samana hotel Yakushima(旧・ホテル屋久島)」の宿泊券が抽選で当たるプレゼントキャンペーンを始めた。

samana hotel Yakushima(旧・ホテル屋久島)イメージ

 同キャンペーンは、一休の公式SNSアカウント(@ikyu_com)をフォローし、指定のキャンペーン投稿を媒体ごとに「リポスト」または「いいね!」をすることで応募できる。抽選で1組2人に、世界自然遺産・屋久島の豊かな自然に抱かれた「samana hotel Yakushima」のスタンダードツイン(1泊2食付き)をプレゼントする。応募期間は11月6日(木)の正午まで。

 宿泊可能期間は11月1日(土)~2026年3月31日(火)まで。なお、11月10~11日、12月28日~1月3日、1月13日~2月5日のほか、満室日と休館日は除く。

 結果発表は、当選者に応募締め切り日から1週間以内を目処に、一休公式アカウントからダイレクトメッセージで連絡する。

JTBなど、「ジチタイメタバース」 地域課題に新たな解決策

2025年10月23日(木)配信

バーチャル空間イメージ

 JTBとジェーシービーの合弁会社であるJ&J事業創造(野元功一社長、東京都千代田区)は10月23日(木)、クラスター(加藤直人CEO、東京都品川区)と新たなサービス「ジチタイメタバース(商標出願中)」を開始した。全国の自治体が直面する人口減少や交流人口の拡大などの課題に対し、新たな解決策として、JTBが各自治体の営業推進を支援する。

 ジチタイメタバースは、J&Jが持つ「バーチャルDX」の戦略設計とJTBの地域に根差したネットワーク、クラスターの持つ技術基盤を融合した包括的なサービス。バーチャル空間上にAIアバターを配置し、住民からの問い合わせや基本的な手続き案内といった日常的な業務を対応することで、職員の負担軽減と住民の満足度向上が期待できる。

サービス概要

 メタバース関連事業に取り組んでいない自治体向けに、多額の初期費用を必要としない基本空間を活用したトライアルプランを用意する。匿名性や時間、場所を選ばないメリットを生かし、地域住民の交流促進や不登校支援、既存のイベントや各種相談会をバーチャル空間で実施できる。

 同サービスは単なる空間提供と異なり、JTBの自治体とのネットワークを生かし、バーチャルとリアルを掛け合わせた新たな交流のカタチを提案。課題を解決するトータルなソリューションサービスを提供していく。

サービス体制図

 10月30日(木)に、初回となるイベント「地域おこし協力隊募集説明会inメタバース~つながる、見つかる、新しいふるさと~」を開く。匿名性や場所を選ばないバーチャル空間のメリットを生かし、地方自治体の移住・定住政策の鍵となる「地域おこし協力隊」の募集情報を、全国のインターネットに慣れ親しんだ世代へ発信する。

星野リゾート、予約システム「FleBOL(フレボル)」独自開発 客室や食事”自由な組み合わせ”直販で

2025年10月23日(木) 配信

星野佳路代表

 星野リゾート(星野佳路代表、長野県・軽井沢町)は10月23日(木)、利用者が客室や食事、アクティビティを自由に組み合わせて予約し、変更もできるシステム「FleBOL(フレボル)」を開発し、導入した。

 星野代表は10月22日(水)に開いた定例会見で、直販での予約は全体の7割を占めることを説明し、「食事付きの連泊プランを直販で予約した宿泊客は毎日、同じ場所で食事を食べることになり、不便な点があった。滞在中の一部の食事について、ホテル周辺にある飲食店の利用を望む声もあるため、柔軟に要望へ応え、宿泊客の利便性を高める」と説明した。

 さらに、「1泊2日が多く、連泊が増えないのはシステムが硬直化しており、自由な行程を提供できなかったことが原因。宿泊客が旅の行程をアレンジできるようにすることで、連泊需要が増える。予約のしやすさは競争力も高める」と語った。

 今回は第1弾として、予約完了後に人数と部屋タイプ、宿泊プラン、日程のアレンジが可能になる機能を界ブランドの全施設とLUCY尾瀬鳩待(群馬県・片品村)に導入した。「参加する友人が増えた」や「より広い部屋に変えたい」など旅の計画で発生する要望に応える。変更は到着日の午前9時まで受け付ける。

 同社は2027年までに全施設での展開をはかり、将来的に旅マエから旅アトにおいて消費者がスマートフォンでスムーズに旅を自由にアレンジできる姿を目指す。

 星野代表は構想に16年、投資金額18億円を掛けたことを説明し、「システムに私のキャリアを懸ける覚悟がある」と意気込みを示した。さらに、「今後フレボルの他社への販売も検討したい」と話した。

 また予約の利便性を高めるため、宿泊日の21日前から10%、3日前から100%を課していたキャンセル料を40日前から10%、7日前から30%へ変更した。

広島と山形に初進出 界ブランドで26年に

 同社は26年夏、「界 宮島」(広島県廿日市市)を、同年秋に「界 蔵王」(山形県山形市)をオープンする。両県への星野リゾートの進出は初めて。

 このうち、「界 宮島」は厳島神社の大鳥居を望む宮島の対岸に位置する。すべての客室が宮島を望むオーシャンビューとなっている。

 瀬戸内で古くから親しまれてきた「石風呂」を再現。現存する石風呂の調査や過去の文献を参考にしていく。

 「界 蔵王」は蔵王の観光名所「御釜」から着想を得た、360度パノラマのルーフトップテラスを設ける。テラスの中心にはジャグジーバスを備え、景色を眺めながら湯浴みを楽しめる。大浴場では、強酸性の硫黄泉の恵みを最大限に享受できるよう、温泉濃度が異なる3つの湯船を備える。

ルーフトップテラス