妻夫木聡さんが台湾観光のアンバサダーに就任 10月からテレビCM放映

2024年9月25日(水) 配信

周永暉長官(左)と妻夫木聡さん

 台湾観光庁(周永暉長官)はこのほど、台湾の日本市場向け観光アンバサダーに俳優の妻夫木聡さんを任命した。9月25日(水)には東京都内で就任式を開き、周長官が妻夫木さんに任命状と新アンバサダーの名刺を贈呈した。

 台湾に多くの友人を持ち、自らも台湾のファンという妻夫木さんは、「したいことぜんぶ! ビビビビ! 台湾」をキャッチコピーに①台北での台湾式朝食②南投日月潭での遊覧ボート③嘉義阿里山での製茶体験④宜蘭県でのエビ釣り――の4つのバージョンで10月からテレビCMを展開していく。

 周長官は「台湾には美しい風景や美味しい食べ物がたくさんあり、買い物やさまざまなアクティビティも楽しめる」とアピール。さらに、10~12月まで、台湾を訪れた旅行者を対象に抽選で5000台湾㌦(約2万4000円)が当たるキャンペーンも紹介。「1億円分用意しており、魅力いっぱいの台湾で楽しんでほしい」と述べた。

 妻夫木さんは「これまでは台湾で美味しいものを食べたり、友人と楽しい時間を過ごしたり、心を充たすことが多かったが、今回撮影で台湾を訪れたときは、どちらかというと癒しを感じ、放心させてくれる体験をたくさんした。多忙な日々を過ごされている多くの方も台湾で一度リセットして、日本でまた新たなことを始めるのもいいのではないでしょうか」と語り、「皆さん、ぜひ台湾に行ってください」と笑顔で呼び掛けた。

日本バス協会、再興10年ビジョン カスハラ基本方針も策定

2024年9月25日(水)配信

日本バス協会の清水一郎会長

 日本バス協会(会長=清水一郎・伊予鉄グループ社長)は9月20日(金)、「バス再興10年ビジョン」と「バス業界のカスタマーハラスメントに対する基本方針」を策定した。同日には東京都内で通常理事会を開き、清水会長は「バス業界の未来が明るくなるように、バスが夢のあるプライドある産業になることを目指す」と語った。

 「バス再興10年ビジョン」は、バス産業を取り巻く厳しい状況を打破すべく、今後の10年を見据えて業界の取り組み方針をまとめたもの。同協会は、バス産業が地域公共交通の要として変わらぬ役割を担いつつ、時代の変化に即した内部変革が不可欠と認識。バス産業における今後のビジョンを業界内外に示すため、2024年度事業の一環として取りまとめ、今回の策定に至った。

 項目としては、……

ジーリーメディアグループ、代々木駅西口にカフェオープン 多忙なビジネスマンへ栄養ある惣菜販売

2024年9月25日(水) 配信

店舗のロゴ

 台湾・香港向けの訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)! 日本」を展開するジーリーメディアグループ(吉田皓一社長、東京都渋谷区)は9月12日(木)、代々木駅西口(東京都渋谷区)に「Stand YOYOYO :) (スタンド ヨヨヨ)」をプレオープンした。店名の:と)は2文字合わせて、顔文字の笑顔を表現した。

 同店は「健康とソーシャルグッド」をテーマとしたテイクアウト業態のカフェ。代々木駅周辺は再開発でオフィスビルが増える一方で、健康に配慮した食事やおやつを販売する店が少ないことから、多忙なビジネスマンやワーキングママの栄養摂取のためにバランスのあるおやつや、惣菜を販売していく。

 具体的には、やぶさめファームの平飼い卵を使ったたまごサンドや魚沼産コシヒカリ玄米粉100%の米粉ベイクドドーナツ、自然栽培干し芋・焼き芋を使ったスムージー・アイスなどを発売している。

 今後は、訪日客に向けた日本の観光物産情報の発信や、日本人に向けた台湾情報の発信の場としても活用していく予定だ。

【福島県・南会津町】田島祇園祭を支えた藍染 体験通じて地域の歴史や文化を学ぶ

2024年9月24日(火)配信

藍甕をつくる石も南会津町産(奥会津博物館)

 福島県・南会津町では、地域の祭を支える産業として、かつては「藍染」が盛んに行われていた。ライフスタイルの変化や染料の発達で、商業ベースの生産は途絶えたが、体験や見学を通じて、今もその歴史や文化に触れることができる。

会津田島祇園祭の復元大屋台(会津田島祇園会館)

 日本3大祇園祭に数えられる「会津田島祇園祭(あいづたじまぎおんさい)」は、毎年7月22~24日に行われる。大屋台で上演される子供歌舞伎や、町中をまわる神輿渡御(みこしとぎょ)、神社の神楽殿で奉納される太々御神楽(だいだいおかぐら)など、見どころは多彩だ。裃(かみしも)姿の男性と30人ほどの花嫁姿の女性が列をなし、神への供え物を運ぶ七行器(ななほかい)行列(23日)は、そのようすを一目見ようと全国から多くの人が訪れる。町の玄関口、会津田島駅から徒歩8分の「会津田島祇園会館」()では、祭りの見どころや「お党屋(とうや)制度」と言われる運営方法など、祭り概要を常設で紹介している。

※ 会津田島祇園会館は24年12月22日(日)から冬季休館となり、25年3月末をもって閉館します。(2024年12月24日追記)

世界で1つだけの作品を(奥会津博物館での藍染体験)

 南会津町の藍染は、会津田島祇園祭や同町伊南(いな)地区の「古町のまつり」などにおける裃や幡(はた)、作業着の麻などを染める需要が多かったことから、伝統産業として根付いた。町内には過去16軒程度の染屋があったと記録されている。「奥会津博物館」(会津山村道場駅から徒歩10分)では、移築・復元された茅葺屋根の染屋で藍染を楽しめる。染屋の土間には藍を醗酵させる大きな甕(かめ)があり、かつての藍染を垣間見ることができる。気軽に体験できるのはハンカチなどの「絞染め」。出来上がる模様を想像しながら生地の数カ所を輪ゴムで縛り、藍甕に浸して染めていく。作業時間は1時間程度だ。民具を収蔵する展示館では、藍染の工程や染色技法も紹介している。

島根県・奥出雲町で「砂の器記念祭」、福澤監督らトークや映画上映など

2024年9月24日(火) 配信

奥出雲町に建つ砂の器記念碑(本イベントとは直接関係ありません)

 松本清張原作「砂の器」の映画公開50周年と、TBSドラマ放送20周年を記念した「砂の器記念祭」(映画『砂の器』公開50周年記念事業実行委員会主催)が10月19日(土)、原作の舞台となった島根県・奥出雲町の亀嵩(かめだけ)小学校体育館で開かれる。

 ドラマ「砂の器」の監督で、最近では同町が舞台の1つとなったドラマ「VIVANT」の監督としても知られる福澤克雄氏によるゲストスピーチ、映画「砂の器」に出演した春田和秀氏らによるトークショーが行われる。

 地元オーケストラの亀嵩記念シンフォニエッタによる映画挿入歌の演奏や映画の上映会もある。

 午後1時30分開演。入場料は前売り大人1000円、高校生以下500円。当日大人1200円、高校生以下600円。

Loco Partnersとイーオン、宿泊施設の従業員向け語学研修始める 訪日客の満足度向上へ

2024年9月24日(火) 配信

研修のイメージ

 ホテル・旅館の宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」の運営会社Loco Partners(鷲野宏治社長、東京都港区)と語学教育事業を展開するイーオン(重野卓社長、東京都新宿区)はこのほど、リラックスに掲載されている宿泊施設の従業員に向けたオンライン語学研修の提供を始めた。

 KDDIグループ会社として、新たな価値共創を実現し、シナジーを強化する。さらに、訪日客数が増加するなか、外国語での接客に不安を感じる宿泊施設の従業員に自信を持たせ、宿泊客に滞在をより満足してもらおうと同研修を実施することとした。

 同研修はイーオンのテキスト「職業別英会話」を用い、ホテル・旅館のチェックインや館内の案内、宿泊客の要望への対応など日々の業務ですぐに使える表現をレクチャー。3カ月後には業務のさまざまな場面で、簡単な一言を話せるようになることを目指す。1回当たり60分のレッスンを計12回実施。時間や曜日などの日程は企業の要望に合わせて設定する。定員は5~10人。料金は19万8000円(税込)。

 また、中国語を話す利用者の多い宿泊施設の従業員や、中国語の習得で接客の幅を広げたいという人に向けて、中国語のコースも開講する。

宇部市で10月4日から「まちじゅうエヴァンゲリオン第4弾」 グルメフェアのメニューは77商品

2024年9月24日(火) 配信

使徒宇部に侵!!初号機風瓦そば

 山口県宇部市(篠崎圭二市長)は10月4日(金)から開く「まちじゅうエヴァンゲリオン第4弾」の一環で、市内48店舗で「まちじゅうエヴァンゲリオングルメフェア第4弾」を開く。山口名物の「瓦そば」がエヴァバージョンになった「使徒宇部に侵略!!初号機風瓦そば」など、77商品を提供予定。フェアは2025年1月19日(日)まで。

 今回公開された一部メニューは、瓦そばのほか、作中のセカンドインパクトによって赤くなった海をイメージした「赤い海のシーフードカレー」。主にビーツを使用して、ライスからルーまで迫力ある赤色に仕上げた。

 また、封印柱をイメージした試験管が突き刺さったカクテルや「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」で主人公・碇シンジがアスカやレイたちに渡した弁当を完全再現した「シンジくんのお弁当」などを展開。

 このほか、伝統銘菓の万寿屋の外郎や虎月堂の宇部サブレなど土産品も限定パッケージを売り出すという。

 グルメフェアのコラボメニューを頼むと1商品につき1枚オリジナルステッカーをプレゼントする。ステッカーは全10種類で枚数には限りがあるため、なくなり次第終了となる。

H.I.S.ホテルホールディングス、変なホテル 関西空港で開港30周年記念ルーム 駐機する飛行機写真を客室に装飾

2024年9月24日(火) 配信

関西空港30周年コラボルーム

 H.I.S.ホテルホールディングス(澤田秀雄社長、東京都港区)はこのほど、関西国際空港の開港30周年を記念して、「変なホテル 関西空港」(大阪府泉佐野市)で、「関西空港30周年コラボルーム」の予約受付を始めた。

 同客室は、関西国際空港に駐機する飛行機などの写真やイラストを装飾。空港の知識が分かるようになっている。窓からは大阪湾のほか、関西空港を一望できる。 また、ホテル館内や関西国際空港で使用可能な3000円のクーポンのほか、ホテル駐車場3日間無料利用券、記念特別ステッカー付が付く。利用客は、併設する「アクアイグニス 関西空港 泉州温泉」を無料で利用することができる。

 1室1泊当たりの価格は朝食付きが1万8000円から、素泊まりは1万5000円から。いずれも税とサービス料込み。最大で大人2人まで宿泊できる。

ジャルパック、奄美群島周遊キャンペーン開始 旅行代金割引と地域クーポン配布 

2024年9月24日(火) 配信

奄美群島の美しさを再発見

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は9月20日(金)から、JALダイナミックパッケージで、「奄美群島周遊キャンペーン【奄美群島しまめぐり割】」を開始した。奄美群島を周遊する指定の商品購入で、旅行代金割引と地域クーポン配布を実施する。

 同キャンペーンは、奄美群島広域事務組合が実施する奄美群島誘客・周遊促進事業を活用するもの。奄美大島と徳之島の世界自然遺産登録によって観光客の増加が見込まれるなか、その効果を奄美群島全体に波及させるため、奄美群島国立公園のブランドイメージを創出し、各島の魅力を積極的にPRするのが狙い。

 対象となるのは奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島、喜界島のなかから往路・復路で異なる空港を利用し、奄美群島内に1泊以上宿泊するJALダイナミックパッケージ商品を専用webサイトから予約したもの。割引前の旅行代金が4万5000円以上あることが必要。期間は10月1日(火)~2025年2月28日(金)出発分まで。

八戸市「更上閣ガーデンレストラン 更上閣においしいがやってくる! 2024~秋~」 10月2日(水)~5日(土)開催

2024年9月23日(月) 配信

更上閣と庭園内のようす(昨年度)

 青森県八戸市(熊谷雄一市長)は10月2日(水)~5日(土)まで、国有形文化財「更上閣(こうじょうかく)」を会場に、ランチイベント「更上閣ガーデンレストラン 更上閣においしいがやってくる! 2024~秋~」を開く。

 期間中は、更上閣の敷地内にあるにぎわい広場や、情緒ある日本庭園の中庭に、キッチンカーや中心街の飲食店が集結する。

 椅子とテーブルが用意され、秋空の下、優雅なランチを楽しむことができるイベントだ。時間は午前11時~午後2時まで。売り切れの際は、早めに終了する場合もある。

 更上閣は、明治30年ごろから大正時代にかけて建築・改築された近代和風建築の邸宅。内外を彩る彫刻や意匠は見応え充分。2003(平成15)年には、国の有形文化財に登録された。

 更上閣ガーデンレストランは、八戸市民の認知度や施設利用率の向上、さらに中心街の回遊性を高めるため、22年度にトライアル事業としてスタートし、24年度から本格稼働した。

 同市は「屋外での飲食に適する夏(6月)と秋(10月)の年2回、ランチタイムにキッチンカーや中心街のお店が出展し、『ガーデンレストラン』を開催することで、食のイベントを通して賑わいの創出をはかっている」という。

 開催場所=八戸市更上閣(八戸市大字本徒士町5-4)、駐車場は11台(無料)と限りがあるため、市は公共交通機関での来場を呼び掛けている。