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斉藤鉄夫国土交通大臣が新任会見 「Go Toトラベルは必要不可欠。再開のタイミングを検討」

2021年10月5日
編集部:増田 剛

2021年10月5日(火) 配信

斉藤鉄夫大臣(10月5日、国土交通省で新任会見)

 岸田文雄内閣が10月4日(月)に発足し、新たな国土交通大臣に斉藤鉄夫氏(公明党、衆議院議員)が就任した。5日(火)に開いた新任会見で、斉藤大臣は観光への継続的な支援と観光需要の回復を重点課題とし、Go Toトラベル事業については「必要不可欠な事業であり、再開のタイミングや内容を検討していく」と力を込めた。

 岸田首相の指示も踏まえ、とくに注力していく柱に、①国民の安全・安心の確保②コロナ禍からの社会経済活動の確実な回復と、経済の好循環の実現③活力ある地方創りと、分散型の国づくり――の3つを挙げた。

 安全・安心の確保では、自然災害の頻発・激甚化のなかで「防災・減災、国土強靭化のための5カ年加速化対策」を着実に進め、流域治水プロジェクトも推進していく。

 コロナ禍からの回復に向けては、「感染症対策をしっかりと講じることを前提に、ダメージを受けた観光業を支援する」と明言。「危機を乗り越えるために、まずは雇用の維持と事業継続の支援に注力する」と語った。 

 また、9月9日に新型コロナウイルス感染症対策本部で決定した「ワクチン接種が進むなかにおける日常生活回復に向けた考え方」として、感染の状況を十分に踏まえつつ、ワクチン・検査パッケージを活用して観光振興策の実施を検討することが盛り込まれており、斉藤大臣は「国交省としても内閣官房と連携して、検討を進めていきたい」と述べた。併せて「旅行業、宿泊業と連携しながら、ツアーや宿泊施設における運用の技術実証を実施する」予定だ。

 さらに、「2030年に訪日外国人旅行者数6000万人、訪日外国人消費額15兆円の目標を堅持していく」と述べ、長期的な計画に変更はないことを示した。

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