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テレコムスクエア、成田空港にARナビゲーションアプリ導入 接触機会低減し、感染防止につなげる

2021年7月26日
編集部:木下 裕斗

2021年7月26日(月) 配信

ARナビ画面のイメージ。スマートフォンのカメラで映した風景にルートを表示する
 テレコムスクエア(吉竹雄次社長、東京都千代田区)は7月21日(水)、成田国際空港にAR(拡張現実)ナビゲーションアプリPinnAR(ピナー)を提供した。屋内施設を案内する従業員の接触機会を低減し、感染防止につなげる。
 
 同アプリは、スマートフォンやタブレット端末などのカメラで映す風景に、ルートを表示する「ARナビ画面」と、地図アプリ上に経路を表示する「マップナビ画面」の両方を切り替えて、利用することができる。これまで累計130万ダウンロードされている。
 
 スマートフォンの地図を利用する人が多くなるなか、「GPS信号が建物に遮られる屋内の現在地を測位するアプリは、ほとんど提供されていない」(同社)という。同アプリは独自の測位技術などで、屋内でも現在地を測定し、ナビゲーションすることができる。ルートから外れた場合も自動的に新たな道のりを再検索する。
 
 さらに、ARナビ画面はレストランやコンビニ、両替所など複数ある施設から最寄りの場所を示す「施設内スポット」を搭載した。デジタルクーポンの表示ほか、27言語を訳すこともできる。PinnARは同空港のほか、新宿駅と二子玉川にある玉川髙島屋S・Cでも採用されている。

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