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㈱全旅、旅行会社にHP作成 ネット販売の展開支援

2021年6月11日
編集部:木下 裕斗

2021年6月11日(金) 配信

HPの保守管理のほか、メールや電話で質問を受ける

 ㈱全旅(中間幹夫社長)は5月19日、旅行会社に特化したホームページを開設するサービス「Tabito(タビト)」を始めた。アフターコロナを見据え、「専門知識がなくても、インターネット販売を展開する足掛かりにしてほしい」(同社)考えだ。

 同サービスは、HPの立ち上げに向けたアドレスの取得やレイアウト、ウェブサーバー契約などのほか、セキュリティ対策などの保守管理を行う。

 さらに、電話とメールで質問を受けるサポート体制も構築した。旅行会社(観光業界)に特化しているため、ツアー情報の掲載など他社にはない標準機能も備える。

 同様のサービスは売り切りが多く、メンテナンスや掲載内容を変更する際に、専門的な知識が必要だったが、同サービスでサイトの更新に必要な作業は、キーボードによる文字入力やマウスなどの基本操作のみ。パソコンが苦手な人にも利用してもらおうと、オプションで書き換えを代行するプランも用意した。このほか、SNSアカウントや企業ロゴの作成なども別料金で受ける。

 2022年には、Web上でツアーを販売できるシステムを加える予定だ。支払い方法の1つとして、同社が提供するクレジットカード決済サービス全旅ペイメントを利用できるようにする。

 料金は24カ月目までが初期費用を含め、月額2万3100円から、25カ月目以降は1万2100円から(いずれも税別)。制作料を高く設定する会社が多いなか、同社はデザインのテンプレート化と、導入費を分割払いにすることで価格を抑えた。

 HPの雛形は日本文化をイメージしたジャパンやSNS映えする画像を多く掲載することで旅心を掻き立てるスタイリッシュなど10種類を用意。旅行会社などの商品の魅力をより引き出せるようにした。

 同社は「コロナ禍で大きなダメージを受けている旅行会社に少しでも元気になってほしい。新しい生活様式が普及し、インターネット販売の普及がさらに加速したことを踏まえサービスを開始した」と述べた。

 タビトは同社の特設サイトで申し込むことができる。

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