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九州離島を巡る企画が観光庁長官賞に JTB、ジャパン・ツーリズム・アワード受賞

2020年9月28日
編集部:入江千恵子

2020年9月28日(月) 配信

九州離島を専用機で巡る

 JTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)はこのほど、「第6回ジャパン・ツーリズム・アワード」(主催:日本観光振興協会、日本旅行業協会、日本政府観光局)で、九州の離島観光の新たな素材創出を目指した事業が観光庁長官賞を受賞した。

 同事業は、地域航空会社のオリエンタルエアブリッジ(ORC、日野昭社長、長崎県大村市)と連携し、九州の五島列島、対馬、屋久島、奄美大島を専用機で巡る企画「JTB 九州&離島アイランドホッピングプロジェクト」を開発し、路線維持に貢献していくもの。

 旅行期間中は、クルーの機長と副機長、客室乗務員も専属で、屋久島到着日は機長主催のディナーパーティーを開催するなど、独自性の高いコンテンツも盛り込んだ。

クルーも専属でサポート(イメージ)

 離島が多い九州では、2016年に「福岡市九州離島広域連携協議会」の設立に合わせ、福岡県と長崎県、鹿児島県の離島6市町が共同で「Re島プロジェクト」を開始。広域連携で地域活性化を進めている。2017年には「特定有人国境離島新法」が施行され、これらをきっかけに同事業を進めてきた。

 ツアー担当者でJTB福岡支店の三嶋孝氏は、今回の受賞に際し、「取り組みを広く知ってもらう機会をいただき感謝している。今後もさらに商品に磨きを掛け、離島のディステネーションバリュー向上に貢献していきたい」とコメントした。

 ジャパン・ツーリズム・アワードは、ツーリズムの発展・拡大に貢献し、「ツーリズムEXPOジャパン」とのシナジー効果に寄与、または国内・海外の団体・組織・企業の持続可能で優れた取り組みを表彰するもの。

 なお、表彰式は2021年1月に開催の「ツーリズムEXPOジャパン東京商談会」で行う予定。

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