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ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構、初の海外展開を「台湾」に決定

2019年11月7日
編集部:入江千恵子

2019年11月7日(木) 配信

会見には(左から)小川正人理事長や鄭 憶萍所長らが出席

 ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構(小川正人理事長)と事務局を担うANA総合研究所は「ツーリズムEXPOジャパン大阪・関西」開催初日の10月24日(木)、初の海外展開を「台湾」に決定したと発表した。第1弾のツアーは、ランタンフェスティバル期間中の2020年2月に台中市を訪れる。

 ツアーでは、台中市内を街歩きしながら地元グルメを楽しむ「ONSEN・ガストロノミーウォーキング」を実施する。夜はランタンフェスティバルを鑑賞するほか、天燈上げイベントにも参加する。

ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構の小川正人理事長

 同日に「ツーリズムEXPOジャパン大阪・関西」の会場内で開いた会見で同機構の小川正人理事長は、「台湾の皆さんにガストロノミーウォーキングを開催してもらい、日本からの観光客が参加するスタイルとなっている。今後、台湾各地で開催したい」とエリアを拡大していく考えを示した。

台湾観光協会東京事務所の鄭 憶萍(ティ・イーピン)所長

 台湾観光協会東京事務所の鄭 憶萍(ティ・イーピン)所長は「台湾は、美食と温泉がたくさんある。そして、台湾の人は人情味があり、旅行者にも協力的。言葉が通じなくても安心して来てほしい」とPRした。

 なお、ツアーはANAセールスとクラブツーリズムから売り出される。

 ガストロノミーツーリズムは、地域の食や自然、歴史などに触れるのを目的とし、欧米を中心に実施されている。温泉体験を加え、三位一体となった新しい旅のスタイルを「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」と呼んでいる。

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