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訪日スキー客向けのインフル対策サービス 長野県白馬で提供

2019年1月11日
編集部:長谷川 貴人

2019年1月11日(金) 配信 

白馬 山のホテル

長野県白馬村の「白馬 山のホテル」と小谷村の「ホテルグリーンプラザ白馬」は、訪日外国人スキー客を対象に2019年2月28日(木)までの期間限定で、インフルエンザ対策の新サービス「“OMOTENASHI”スペシャルプログラム」を提供する。

ホテルグリーンプラザ白馬

 新サービス「“OMOTENASHI”スペシャルプログラム」は、日本人なら常識ともいえるインフルエンザ・風邪予防のためのアイテムや、日本ならではの予防法を提供するサービス。外国人に馴染みのない「UGAI(うがい)」や日本伝統の健康法の1つ「KAMPU MASATSU(乾布摩擦)」、マスクやカイロ、ウイルス感染を防御する乳酸菌などを提供する内容になっている。

なぜインフルエンザ対策のサービスを始めたのか

 長野県白馬山麓エリアは近年、白馬山麓10カ所のスキー場で構成するスキーリゾート「HAKUBA VALLEY(白馬バレー)」を展開。長期滞在訪日スキー客向けの白馬バレー共通ICチケットや、空港からの交通アクセスの良さなどから、世界中からウィンタースポーツを楽しむ人が訪れる人気エリアとなっている。

 しかし、暖かい南半球からのスキー客はインフルエンザに対して無防備なことが多く、インフルエンザに罹って楽しめずに過ごした訪日外国人観光客も少なくないという。各スキー場や宿泊施設間で常に情報交換を活発にするなかで、今回「白馬 山のホテル」と「ホテルグリーンプラザ白馬」が模索し、今シーズンに新たなサービスをスタートするに至った。

 昨シーズンの訪日外国人観光客は、過去最多の約33万人を記録。白馬村や小谷村、大町市など、白馬山麗エリア全体で盛り上がりを見せている。自治体や各観光施設は、さらに白馬が活性化するような面白いアイデアを日々模索し続けている。

サービス概要

期間:2019年1月10日(木)~2月28日(木)の2カ月間限定

対象:訪日外国人宿泊客

実施概要:

①「白馬 山のホテル」

・全部屋に“OMOTENASHI”スペシャルプログラム キットを設置

 (インフルエンザ予防対策の案内、手ぬぐい、緑茶、マスク、カイロ)

・朝食ビュッフェでのプラズマ乳酸菌(=免疫細胞を活性化しインフルエンザウイルス防御に効果がある乳酸菌)を提供

②「ホテルグリーンプラザ白馬」

・フロント外国人対応デスクで“OMOTENASHI”スペシャルプログラム キット配布

 (インフルエンザ予防対策の案内、プラズマ乳酸菌、手ぬぐい、緑茶、マスク、カイロ)

・ホテル内大浴場ドライサウナ室で乾布摩擦の紹介

 ※「グリーンプラザホテル白馬」は修学旅行生も対象に、希望する学校に対して、インフルエンザ対策キットを提供する予定。

「“OMOTENASHI”スペシャルプログラム」詳細:

①緑茶うがい

 「うがい」は日本では当たり前の文化。殺菌効果があるカテキンを含み、日本らしさの象徴でもある「緑茶」を使い、インフルエンザ予防を実践してもらう。

②マスク、貼るカイロの提供

 日本人は日常的に着用しているマスクと、日本発の人気製品であるカイロも提供。カイロは背中の「風門」に貼ると、寒い冬に低下しがちな免疫機能を回復し、血行を促進する効果が期待できる。

③乾布摩擦体験

 乾いた手ぬぐいやタオルで肌をこすって刺激する、日本で昔から伝わる健康法の1つ。血流が良くなり、代謝や免疫力がアップし、インフルエンザや風邪予防につながるといわれている。海外ではタオルではなくブラシを使う“Dry brushing”というスタイルも。

④プラズマ乳酸菌の摂取

 飲料メーカーのキリンが発見した乳酸菌。プラズマ乳酸菌を摂取することで、複数の免疫指標が向上することや、冬季の風邪・インフルエンザ様症状の発症リスクが低減することが確認されており、今回プログラムに導入した。

ホテル概要

白馬 山のホテル

住所:長野県北安曇郡白馬村北城3477

アクセス:白馬駅から車で7分/八方尾根スキー場徒歩5分

部屋数:21部屋

公式サイト:

ホテルグリーンプラザ白馬

住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙12860-1

アクセス:南小谷駅から車で10分/コルチナスキー場徒歩0分

部屋数:260室

公式サイト:

問い合わせ先

白馬“OMOTENASHI”スペシャルプログラム事務局

TEL:03-4580-9103

FAX:03-4580-9132

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