目標は中国から100万人 JR九州×アリババ集団
2018年7月24日(火) 配信

九州旅客鉄道(JR九州)はこのほど、中国EC最大手のアリババグループとの提携を発表した。アリババ傘下のOTA(フリギー)が運営する予約サイトで、鉄道やエリアに関連した商品を売り出す。2023年度に、中国から100万人の送客を目指す。
フリギーは、事業者自ら出店できるプラットフォーム型の予約サイト。スマートフォン端末用アプリの使い勝手もよく、中国本土ではとくに若年層から支持を集める。JR九州では、JTBら既存出店企業と連携し、モデルルートに沿ったパッケージプランや、チケットを販売する。
アリババが誇るモバイル決済・アリペイ(Alipay、支付宝)については、JR九州グループ企業などでの導入を促し、中国人観光客の旅ナカでの利便性増進をはかる。
