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東北地方の被害状況、バス100両超の損害

2011年4月1日
編集部

 日本バス協会は3月11日に発生した東日本大震災による、東北地方のバス事業者の被害状況をまとめた。それによると、3月22日現在、会員会社の役職員の死亡者の報告はないが、被害は岩手、宮城、福島県の3県に集中し、社屋の全壊(水没・焼失)や、100両を超えるバス車両の損害(水没・流失)が確認されている。

 22日までに各県のバス協会と連絡が取れない事業者数は、岩手県が会員会社49社中9社(貸切専業6社、乗貸兼業3社)、宮城県が60社中11社(貸切専業10社、乗貸兼業1社)、福島県が26社中2社(貸切専業2社)となっている。

 また、甚大な被害が集中した岩手、宮城、福島県の3県で報告のあった事業者113社をみると、社屋などの全壊が11棟、一部損壊が22棟あった。バス車両については、大破(水没含む)が22両、行方不明が79両にものぼった。

 一方、青森、秋田、山形県の3県で報告のあった事業者をみると、社屋などの全壊はなく、一部損壊が4棟あった。バス車両は大破が3両、行方不明はなかった。

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