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観光戦略に幅広い視点を、アドバイザー会議キックオフ

2010年11月11日
編集部
あいさつをする中田英寿氏
あいさつをする中田英寿氏

 観光庁は11月1日、観光立国の実現へ向けて幅広い分野の関係者の助言や提言を得るため、各界各層の現場で活躍する人を「観光庁アドバイザー」として委嘱し、キックオフ会議を開いた。

 国土交通省の小泉俊明政務官は冒頭あいさつで「観光を中心に日本を元気にするため、皆さんのさまざまな経験による智恵と力を貸してほしい」と語りかけた。

 元サッカー日本代表の中田英寿氏は「建築や伝統工芸など、日本には素晴らしい魅力がたくさんあるが、情報を集めるのが難しい。地元の人でも地元の情報を知らないことがあり、もったいない。海外も含め情報発信に力を入れていく必要があるのでは」と全国の伝統工芸や文化に触れる旅を通して感じたことを話した。

 立命館大学副総長のモンテ・カセム氏は「留学生は、帰国後に日本を伝える重要な発信源。留学生という資源をもっと大事に有効活用しては」と意見を述べた。

 「観光庁アドバイザー」のメンバーは作詞家の秋元康氏、吉本興業社長の大崎洋氏、東映社長の岡田裕介氏、女優の菊川怜氏、建築家の隈研吾氏、放送作家・脚本家の小山薫堂氏、TAKE ACTION FOUNDATION代表理事の中田英寿氏、ローソン社長の新浪剛史氏、資生堂社長の前田新造氏、楽天会長兼社長の三木谷浩史氏、立命館大学副総長のモンテ・カセム氏、ぴあ社長の矢内廣氏、ワタミ会長の渡邉美樹氏。

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