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欧米市場へ「KYUSHU」発信、4者連携の共同プロジェクト展開

2026年6月30日
関西支社:土橋 孝秀

2026年6月30日(火)配信

九州観光の多彩な魅力を発信

 日本航空(JAL)九州支社、九州旅客鉄道(JR九州)、熊本国際空港、九州観光機構はこのほど、欧米市場を中心としたインバウンド誘致の共同プロジェクトを開始した。航空、鉄道、空港、広域DMOの4者が一丸となり、九州全域への周遊促進と滞在型観光の拡大を目指す。

 プロジェクトの第1弾として、九州観光の魅力を多言語で発信する特設ウェブサイト「Choose KYUSHU Project」を6月25日(木)に公開した。日本語、英語、フランス語に対応し、九州ならではのモデルコースや観光体験、JR九州のD&S列車、阿蘇くまもと空港からのアクセス情報などを掲載。JALグループ便とJR九州の鉄道を組み合わせた快適な移動を提案するほか、航空券や鉄道乗車券のプロモーションコードによる割引も行う。

 九州は阿蘇をはじめとする雄大な自然や食文化、歴史資源など豊富な観光コンテンツを有する一方、欧米市場では認知度向上が課題となっていた。4者はそれぞれが持つ航空ネットワーク、鉄道網、空港機能、観光マーケティング力を結集し、「KYUSHU」ブランドの発信力強化をはかる。

 プロジェクト立ち上げに先立ち、福岡在住のフランス人インフルエンサーによるSNS発信が欧州で大きな反響を呼び、欧米市場における九州への旅行需要の高まりを確認できたという。これまで誘客が進んでいた東南アジア市場に加え、欧米市場への本格的な販促を進める。

 今後は欧米各地で開催される主要な旅行博への共同出展や、現地旅行会社・メディア向けプロモーションイベントを実施する計画。さらに4者による定期的な会議を通じて自治体や観光事業者との連携を深め、九州全域を対象とした持続可能な観光地域づくりを推進していく。

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