KNT-CTHD連結第3四半期、堅調回復で増収増益 売上高8.8%増の2333億円
2026年2月12日(木)配信

KNT-CTホールディングス(小山佳延社長、東京都新宿区)が2月10日(火)に発表した2026年3月期第3四半期(25年4~12月)の連結決算によると、国内、海外、訪日旅行が堅調に推移し、増収増益だった。
売上高は前年同期比8.8%増の2333億5900万円と増加した。営業利益は同19.0%増の63億7500万円、経常利益は同23.7%増の72億4000万円、当期純利益は同11.3%増の61億7400万円となった。
費用面では、主に人件費やシステム経費、減価償却費が増えたが、増収による売上総利益の増加や費用支出の最適化をはかり、増益を計上した。
同期の国内旅行は、宿泊費を含む旅行代金の上昇や生活コスト増加による消費者の節約志向が続くなか、需要の伸び悩みが見られた。個人商品では、クラブツーリズムの添乗員同行ツアーで各地の紅葉鑑賞商品や、日並びの良い年末年始の休暇を利用した商品の販売に注力した。一方、団体旅行では、近畿日本ツーリストが大型の企業コンベンションや、学生団体の需要獲得に努めた。
海外旅行は、円安基調や渡航先の物価上昇、原油価格の高止まりなどで旅行代金の高騰が続くなか、コロナ禍以前への回復が徐々に進んでいる。個人旅行では、クラブツーリズムの添乗員同行ツアーで各方面が好調に推移し、とくにヨーロッパ方面のツアーに加え、エジプトのツアーが人気を集めた。一方、団体旅行では、近畿日本ツーリストが企業の招待旅行や海外見本市をはじめとした視察旅行などの受注拡大に取り組んだ。
訪日旅行では、円安基調の継続や航空座席供給の拡大を背景に、大きな伸びを見せた。個人旅行者向けオンラインサイトの販売が堅調に推移したほか、クラブツーリズムの多言語対応のグローバルWEBサイトで、季節商品の添乗員同行ツアーが人気を博した。
□通期連結業績予想、公表数値を据え置く
通期連結業績予想は、25年5月に公表した予想数値を据え置く。売上高が同8.6%増の2980億円、営業利益が同7.6%増の65億円、経常利益が同7.7%増の73億円、当期純利益が同11.5%減の68億円を見込む。



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