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クルーズ人口100万人を目指す取り組み開始 JATAら3団体がロゴ作成で機運醸成

2025年12月25日
編集部:飯塚 小牧

2025年12月25日(木) 配信

ロゴマーク

 日本旅行業協会(JATA)と日本外航客船協会(JOPA)、日本国際クルーズ協議会(JICC)はこのほど、2030年までに日本人クルーズ人口100万人を目指す取り組みを協働で開始すると発表した。広くクルーズへの興味を持ってもらえるよう、機運醸成をはかることを目的に、船会社と旅行会社が連携。「Let’s CRUISE 1M(Million)~100万人で行こうよ!船旅へ~」のキャッチフレーズのもと、旗印となるロゴマークを作成した。

 国土交通省の「日本のクルーズ市場の持続的発展に向けた有識者検討会」は今年7月、日本人のクルーズ人口を100万人とする新たな目標を定めた。現況、日本のクルーズ人口は2024年が22万4000人と、ピーク時の19年35万6000人へ届かず、欧米と比較しても拡大の余地は大きいとみる。

 100万人の目標数値は高いが、JATAらは「新たな客船のデビューなど話題性もあり、シニア層だけでなく、若い世代にも拡大していくことで、100万人達成も可能であると考えられる」と期待。関係者が共通のロゴを広く活用するなどで、取り組みを広く一般消費者に認知してもらい、クルーズの楽しさを体験してもらうとともに、若年層を中心とした新たなマーケットを開拓することを目指す。

 今後は、新船就航などと連動し、どのような施策が効果的かを協議しながら、キャンペーンの実施など活動の範囲を広げていくとしている。取り組みの期間は2030年12月までの予定。

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