九州産交バス、26年3月に大型EVバスを導入 脱炭素と地域防災に貢献へ
2025年12月12日(金) 配信

九州産交バス(岩﨑司晃社長、熊本県熊本市)はこのほど、熊本日野自動車(小林雷太社長、熊本県熊本市)と連携し、大型路線EVバス「日野ブルーリボン Z EV」2台の導入を決定した。2026年3月、阿蘇くまもと空港と熊本市内を結ぶ空港リムジンバスでの運行開始を予定している。熊本県内で初の大型路線EVバスの導入事例となり、日野自動車はEVバスを国内で初めて納車する。
環境に配慮した移動手段を提供し、熊本県における持続可能な交通インフラの構築と、災害対応を見据えた次世代交通システムのモデルケースとして地域への貢献を目指す。
同バスは乗車定員が65人で、このうち座席は23席を用意している。災害発生時や停電時には、緊急電力供給源として避難所や地域施設へ電力を供給することができる。





