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「ばけばけ」放送開始、ゆかりの地などPR、島根県

2025年10月21日
関西支社:土橋 孝秀

2025年10月21日(火)配信

「小泉八雲旧居」

 明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻、小泉セツをモデルにしたNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」が9月29日から始まり、夫婦ゆかりの地である島根県や松江市などはPRを強化している。

 ドラマ放送に合わせ客足が急速に伸びているのが、松江市内にある「小泉八雲記念館」と「小泉八雲旧居」だ。記念館は八雲の直筆原稿や初版本をはじめ、愛用の机やイスなどを展示。八雲とセツの足跡をたどることができる。

 記念館に隣接する「小泉八雲旧居」は、1891(明治24)年6月から11月までの約5カ月間、八雲とセツが実際に暮らした家。旧松江藩士の武家屋敷で、八雲が好んで眺めた庭などが当時のまま保存されているのが特徴だ。

 同じく松江市にある八重山神社の縁占いもドラマロケ地となり、改めて脚光を浴びている。神社内にある「鏡の池」に和紙に硬貨を乗せて浮かべ、それが沈むまでの時間と距離で縁を占うというもの。若い女性を中心にパワースポットとして近年注目を集めていた。

 県は放送開始に先駆け今年4月、特設サイト「小泉八雲とセツが愛した島根ゆかりの地をめぐる」を開設。八雲・セツの生い立ちや出会いのエピソードをはじめ、旅を重ねた県内各地の思い出の場所、共同作業で創作した怪奇文学作品集「怪談」ゆかりの地などを紹介している。

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