10月11日から「津山建築祭2025」 岡山県県北エリアで初開催
2025年10月10日(金) 配信

岡山県県北の美作国(みまさかのくに)エリアで10月11日(土)から、「津山建築祭2025」が開かれる。建築を人々の生活に欠かせない芸術の1つとしてとらえる建築の祭典として、「物語の街-津山から考える新しい建築」をテーマに初めて開催する。津山市の城東(城東伝統的建築物群保存地区)・津山洋学資料館・津山文化センターなど、歴史的建築物を中心に、12月7日(日)まで行う。
津山藩は徳川将軍家の一族である親藩(しんぱん)大名のなかでも、とくに格式の高い「御家門(ごかもん)」であり、御三家に次ぐ格式を誇った。意匠を統一した修景事業に積極的に取り組む美しい建築の街で、徳川家康の末裔である松平洋史子氏が「美都(びと)」と命名したという。
この美作国の中心だった津山の歴史的な空間から、奈義町、真庭市までを含めて、歴史や思想、哲学、デザインなどさまざまな角度から「新しい建築」を考える機会となることを目指す。
初日の10月11日に、津山洋学資料館で開催式典を開く。午後1:30から式典をはじめ、基調講演や特別講演なども予定する。参加は入場無料、申し込み不要。
また、津山市と連携し、同時期に開催されている「津山まち博₋津山まちじゅう体験博2025」(11月30日まで)の情報を津山建築祭の公式サイトで紹介している。






