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【旅行新聞 創刊50周年メッセージ】 日本バス協会 会長 清水 一郎 氏

2025年10月16日
編集部

2025年10月16日(木) 配信

 本紙は今年、創刊50周年を迎えた。共に歩みを重ねてきた観光関係団体や提携紙のトップから、これまでの労いや今後への期待を込めたメッセージをお寄せいただいた。順不同で紹介する。

                    ◇

業界の課題的確に報道

日本バス協会 会長 清水 一郎 氏

 旅行新聞の創刊50周年、心よりお慶び申し上げます。半世紀にわたり日本の観光を見つめ、確かな情報を届けてこられたご尽力に深い敬意を表します。

 旅行新聞の歩みは、バス事業者が人々の生活と観光の発展を支えてきた歴史と重なります。団体旅行から個人旅行、そしてインバウンドの隆盛へと旅の形が変わるなか、バスは安全・安心を第一にお客様の思い出を運んで参りました。その間、旅行新聞は、業界の課題や取り組みを的確に報じていただき、改めて深く感謝申し上げます。

 しかし今、バス業界は深刻な運転士不足に直面し、観光地へのアクセスを含む輸送力の確保が喫緊の課題です。人材確保に努め、働き方改革を進めるとともに、自動運転の本格化、EVバスの導入促進、完全キャッシュレスバスの推進など、次世代バス輸送への転換を強力に推進します。あわせて安全・安心を徹底し、利用者や地域と共に新たな需要を創出により、旅行業界の皆様との価値共創に努めて参ります。

 結びに、旅行新聞のますますのご発展をお祈り申し上げます。

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