マイナビグローバル、特定技能人材を運送業者に紹介 日本の免許持つ求職者中心の新サービス開始
2025年8月1日(金) 配信

マイナビグローバル(杠元樹社長、東京都千代田区)はこのほど、自動車運送業者を対象として、国内に在留し、日本の自動車運転免許を取得済みの東南アジア出身の特定技能人材を紹介するサービスを始めた。
自動車運送業界でドライバーの人手不足が深刻化するなか、2024年にバスやタクシー、トラックなどの自動車運送業が特定技能制度の対象分野に追加され、同年12月から特定技能1号の試験も開始された。このため、今後は自動車運送業分野における特定技能外国人が増えていくことが見込まれる。
一方、外国で取得した運転免許証を日本の免許証に切り替える外国免許切替制度の運用の在り方や外国人の交通事故の増加で、外国人ドライバーの運転技術に対する懸念の声も挙がっているという。さらに、外国人労働者を雇用するプロセスの複雑さやコミュニケーションの壁、事故対応への懸念などによって一部企業は外国人ドライバーの採用を躊躇していることから、サービスの開始を決めた。
同社は外国人の採用や入社前の手続き、入社後のサポートまで外国人材の活用を包括的にサポートする。




