大阪・関西万博で淡路島の魅力発信、淡路人形浄瑠璃や食文化PR
2025年5月30日(金) 配信

淡路県民局や洲本市、南あわじ市、淡路市などで組織する淡路島万博催事実行委員会は5月25日(日)、大阪府大阪市で開催中の大阪・関西万博の会場内で兵庫県・淡路島の伝統芸能や食、歴史、文化などの魅力を発信するイベント「はじまりの島、淡路」を開いた。
当日は会場内のポップアップステージ南で、500年以上の歴史を持つ伝統芸能「淡路人形浄瑠璃」や古事記に記された国生みを表現した創生神楽を披露したほか、淡路島の温泉や食文化、日本3大瓦の1つ「淡路瓦」など、島の持つ多彩な魅力を紹介した。
淡路人形浄瑠璃の上演では、代表的な演目「戎舞」を披露。太鼓のリズムで太夫が語るなか、3人遣いの人形が繊細な動きを表現した。
また、淡路人形座の座員である吉田史興さんが人形の仕組みや動かし方をステージ上でレクチャーし、観客はその巧妙さに見入っていた。