「防災道の駅」新たに40駅を追加選定(国交省) 計79駅に
2025年5月18日(日) 配信
国土交通省はこのほど、「防災道の駅」として新たに40駅を追加選定した。これにより、全国で計79駅となった。
同省は、都道府県の地域防災計画などで、広域的な防災拠点に位置づけられている「道の駅」を、「防災道の駅」として2021年に39カ所を選定。ハード・ソフト両面からの重点的な支援を行っている。
24年1月1日に発生した能登半島地震においても、「防災道の駅」が広域防災拠点として大きな役割を果たしたことなどを踏まえ、新たに40駅を追加選定した。
選定に求められる要件として、①建物の耐震化、無停電化、通信や水の確保などにより、災害時においても業務実施可能な施設②災害時の支援活動に必要なスペースとして、2500平方㍍以上の駐車場を備えている③「道の駅」設置者である市町村と道路管理者の役割分担などが定まったBCP(業務継続計画)が策定されている――などがある。
今回「防災道の駅」に追加認定された40駅は次の通り。
「忠類」(北海道・幕別町)▽「ハウスヤルビ奈井江」(北海道・奈井江町)▽「遠軽森のオホーツク」(北海道・遠軽町)▽「よこはま」(青森県・横浜町)▽「くずまき高原」(岩手県・葛巻町)▽「三本木」(宮城県大崎市)▽「十文字」(秋田県横手市)▽「やまがた蔵王」(山形県山形市)▽「ひらた」(福島県・平田村)▽「かさま」(茨城県笠間市)▽「しもつけ」(栃木県下野市)▽「しもにた」(群馬県・下仁田町)▽「べに花の郷おけがわ」(埼玉県桶川市)▽「とみうら」(千葉県南房総市)▽「富士吉田」(山梨県富士吉田市)▽「上田 道と川の駅」(長野県上田市)▽「パティオにいがた」(新潟県見附市)▽「万葉の里高岡」(富山県高岡市)▽「織姫の里なかのと」(石川県・中能登町)▽「ななもり清見」(岐阜県高山市)▽「伊豆月ケ瀬」(静岡県伊豆市)▽「筆柿の里・幸田」(愛知県・幸田町)▽「津かわげ」(三重県津市)▽「シーサイド高浜」(福井県・高浜町)▽「妹子の郷」(滋賀県大津市)▽「京丹波味夢の里」(京都府・京丹波町)▽「きなりの郷下北山(仮称)」(奈良県・下北山村)▽「海南サクアス」(和歌山県海南市)▽「ほうじょう」(鳥取県・北栄町)▽「掛合の里」(島根県雲南市)▽「貞光ゆうゆう館」(徳島県・つるぎ町)▽「源平の里むれ」(香川県高松市)▽「みま」(愛媛県宇和島市)▽「南国風良里」(高知県南国市)▽「みやま」(福岡県みやま市)▽「うれしのまるく」(佐賀県嬉野市)▽「錦」(熊本県・錦町)▽「あさじ」(大分県豊後大野市)▽「北川はゆま」(宮崎県延岡市)▽「出水(仮称)」(鹿児島県出水市