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モバイルチケット導入、花めぐりパスで周遊促進(山陰花めぐり協議会)

2025年5月1日
関西支社:土橋 孝秀

2025年5月1日(木) 配信

 

 島根、鳥取両県にある花をテーマとした6施設で組織する「山陰花めぐり協議会」は4月から、各施設に入園できる共通チケット「山陰花めぐりPASS(パス)」に電子モバイルチケットを導入した。

 これまでは施設ごとにもぎる紙チケットのみだったが、モバイルチケットの追加で利便性を大幅に向上させ、周遊観光をさらに促す狙い。モバイルチケットは日本語のほか、英語、中国語(繁体・簡体)、韓国語、ベトナム語、タイ語の計6言語に対応し、インバウンド向けにPRする。

従来の紙チケット(ポケットサイズの冊子タイプ)も引き続き販売する。

 6施設は、鳥取側が、とっとり花回廊▽中国庭園燕趙園▽湖山池ナチュラルガーデン。島根側が、日本庭園由志園▽松江フォーゲルパーク▽しまね花の郷。

 パス料金も同日から改訂し、1冊3500円(税込、子供料金設定はなし)。元々入園無料の湖山池ナチュラルガーデンを除く、5施設にそれぞれ1回入園できる。5施設すべてに入園した場合の通常料金は4550円のため(シーズンによって異なる)、1050円お得だ。一畑トラベルサービスの本社営業所、出雲、隠岐、境港の各営業所のほか、出雲大社に隣接する古代出雲歴史博物館内のツアーデスクなどで取り扱う。

 購入日から1年間有効のため、季節ごとにめぐるなど自分のペースでゆっくりと利用できる。

 5施設ではパス利用者への特典も用意する。花回廊は「花の種」、燕趙園は隣接する道の駅燕趙園の梨ソフトクリーム50円引き、松江フォーゲルパークは花のポストカードセット、由志園は高麗人参茶試飲券、しまね花の郷はオリジナル花カレンダーポスターをそれぞれプレゼントする。

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