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「八ッ場湖の駅丸岩」がリニューアル 群馬・長野原の観光振興と活性化を

2025年5月1日
編集部:飯塚 小牧

2025年5月1日(木) 配信

八ッ場湖の駅丸岩と水陸両用バス

 群馬県・長野原町の「八ッ場湖(みず)の駅丸岩」が4月26日(土)、地元のベンチャー企業、Dts creation(冨澤裕二社長、群馬県・長野原町)の指定管理のもと、リニューアルオープンした。湖の駅は、同社が運行する水陸両用バスの発着所にもなっており、今後は地元農産物を活用した新メニューの提供や、交通インフラとの連携強化を通じて、地域の観光振興と活性化を目指す。

 同施設は2020年に開業。建物は1929年に建てられた旧長野原町役場庁舎をモチーフにデザインされており、一部には旧庁舎の木材が再利用されている。別事業者が指定管理者として運営していたが、撤退により今年3月末で営業を終了していた。

 他方、Dts creationは首都圏から草津温泉への高速バスや八ッ場ダムでの水陸両用バスの運行などを行っており、同施設を高速バスの休憩所や水陸両用バスの発着場所として利用。こうしたことから、町の発展と雇用創出に寄与しようと、今回の指定管理者に名乗りを上げた。

 新たな価値提供として、同社の子会社で農業を営むトミーファーム(冨澤裕二社長)が生産した、新鮮な野菜を使用した新メニュー「いもんぶらん」などを開発。ここでしか味わえない食の魅力を発信していく。

 今後は7月1日に、敷地内に新たなカフェをオープンする予定。地元食材を生かしたカフェメニューの提供や、観光客の憩いの場としての機能強化をはかる。同社は「地域や観光客に愛される施設づくりを進め、長野原町の観光振興と地域経済の発展に貢献していく」とコメントしている。

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