全旅連女性経営者の会(JKK) 新会長に山田佐知氏(ほてるISAGO神戸女将)
2025年4月17日(木) 配信

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会女性経営者の会(JKK、高橋美江会長、98会員)は4月17日(木)、東京都千代田区の全旅連本部で2025年度総会を開いた。任期満了に伴う役員改選では、新会長に山田佐知氏(ほてるISAGO神戸専務・女将)が就任した。
山田新会長は25~26年度のスローガンを「『観光を通して地域に光を!』~Strategy&Innovation」とした。
宿の持続可能性を重点テーマに、深刻な人手不足や利益体質への転換、世代交代への対応などの課題を共に考え、学び、共有し合いながら、「宿の地位向上と、業界の発展」を目指していく考えを示した。
さらに「JKKに参加して知識も広がり、仲間ができたことのありがたさを実感している。新しい役員とともに2年間、頑張っていきたい」と語った。
主な新役員は、会務系副会長に吉田絹江氏(三重県)、事業系副会長に佐藤祐子氏(滋賀県)が就任。
5つの委員会は、総務・財務委員長に有賀圭子氏(福島県)、広報IT委員長に室伏里美氏(神奈川県)、研修委員長に谷口真理氏(徳島県)、次世代観光推進委員長に野澤奈央氏(新潟県)、インバウンド委員長に中澤牧子氏(群馬県)が決まった。

高橋会長は2年間を振り返り、「皆様のお力添えをいただいて昨年、20周年記念式典を開催できた。『オールJKK』で取り組めたことは私の人生の中で心の残る活動だった」と感謝の意を述べた。

その後、山田新会長から高橋会長に記念品が贈られた。