三浦半島をまるごと楽しむ 「mitabi」の情報発信をSNSなどで開始
2025年3月4日(火) 配信

神奈川県はこのほど、三浦半島の各地域の魅力を楽しむ旅「mitabi(みたび)」の情報発信を始めた。三浦半島の1つのまちで宿泊と食事、体験をする滞在型宿泊プランの提供が順次提供されることから、公式インスタグラム「mitabi 三浦半島のあの街で こころを満たす小さな旅」を開設し、SNSなどで発信していく。
同県は2024年度から、“このまちならでは”の魅力をまるごと体験できる新しい旅のスタイル「地域まるごとホテル@三浦半島」事業を展開している。宿泊や食事、買い物、体験などさまざまな事業者が地域一体でストーリー性のあるパッケージツアープランを提供する。現在は「三崎港エリア」と「横須賀市秋谷・芦名・佐島エリア」の2エリアを「地域まるごとホテル@三浦半島」として採択しており、今後もエリアを増やしていく予定。今回の情報発信開始に伴い、この新しい旅のスタイルを「mitabi」と名付けた。
「三崎港エリア」は三崎宿や海南神社、水中観光船にじいろさかな号などが参加施設で、コンセプトは「港町全体がひとつのホテル。ふるさとのように受け入れてくれる地域をつくる。~まるで移住初日!古民家で住まうように滞在する三崎のローカル旅行~」。普段入ることができない海南神社の本殿の見学や、飲食店の仕入れに同行した目利きツアーなどを設定する。三崎宿フロントで当日体験可能なコンテンツ情報を案内するカタチで、4月から本格実施を予定する。
「横須賀市秋谷・芦名・佐島エリア」は浄楽寺やクックバル葉山、佐島鶴丸などが参加する。「明日の命がわからない武士が常に己と向き合ったように自分を見つめ直す。より広い視野、視点をもって『内観』を得る、リフレッシュを得られる」がコンセプト。まるごとホテルプランは夏ごろの開始予定で、写経体験や宿坊での調理体験などを用意する。