宇宙への旅を身近に 「JAL STAR PASSPORT」を販売
2025年2月27日(木) 配信

日本航空(鳥取三津子社長、東京都品川区)とJALUX(高濱悟社長、東京都港区)は2月27日(木)から、日本各地の宇宙関連施設を巡り、「宇宙証印」が集められるオリジナル商品「JAL STAR PASSPORT」を売り出した。宇宙への旅を身近に感じてもらうのが狙い。
JALは「航空と同じ世界を、宇宙に」というビジョンのもと、航空輸送の経験を宇宙輸送にも展開し、宇宙への定期的な人流・物流を創り出そうと挑戦している。今回はその第一歩として、宇宙へのパスポートをイメージした商品を開発した。
同商品は「宇宙証印」を保管して持ち歩けるブックタイプのアルバム。ポケットスリーブは20枚で、証印は40枚収納できる。サイズは縦17センチ、横12センチ、厚さ2センチ。シリアルナンバー入りで、価格は3800円(税込)。

宇宙証印は各施設をモチーフにデザインしており、左上には施設番号と星座のイラストが描かれている。販売価格は800円(税込)。
スタート時に証印を販売している拠点は、BCC宇宙の店(東京・浜松町)と筑波宇宙センター内プラネットキューブ(茨城・つくば)、Space Travelium TeNQ(東京・水道橋)、コスモプラネタリウム渋谷(東京・渋谷)、大分空港 空の駅 旅人(大分・国東)の5カ所。今後、順次追加していくという。
第1弾購入特典として、応募した人のなかから抽選で300人の名前が記載されたページを国際宇宙ステーションに実際に送り、ステーションでスタンプを押して地球に帰還後、プレゼントする。100人にはページを専用ケースに入れて贈るほか、200人には名前とスタンプのページを画像データで渡す。いずれのページも複数の当選者と一緒に名前が記載される予定。