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JTB、エコ・ファースト企業に 旅行業で初の認定

2024年4月12日
編集部:長谷川 貴人

2024年4月12日(金) 配信

左から西松千鶴子JTB執行役員サステナビリティ担当(CSuO)、八木哲也環境副大臣

 JTBグループは4月10日(水)、環境省の「エコ・ファースト企業」に認定された。同省が推進するエコ・ファースト制度において、同グループの事業ドメインである「交流創造事業」の環境保全に関する取り組み目標が認められた。旅行業の認定は今回が初めて。

  エコ・ファースト制度は、企業が環境保全に関する取り組みを約束し、環境の分野で「先進的、独自的でかつ業界をリードする事業活動」を行っていると環境大臣が認定する制度。企業の各業界における環境先進企業としての取り組みを促進することを目的とする。

 JTBグループは、事業活動における環境負荷を段階的に削減し、2030年度までにCO2排出量実質ゼロ、50年度までに事業活動全体でカーボンニュートラルを目指す。環境教育を通して、持続可能な社会の創り手の育成に貢献。観光地のデジタル化を支援し、観光地の環境保護や事業者の課題解決に取り組む。また、国際基準に対応したサステナブル・ツーリズムの理解と普及をはかると計画している。

 今後これら取り組みの進捗状況は定期的に確認し、結果について環境省に報告するとともに、JTBコーポレートサイトなどを通して公表する。

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