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阪急交通社24年度入社式 酒井社長が新入社員80人へエール送る

2024年4月3日
編集部:馬場遥

2024年4月3日(水) 配信 

阪急交通社は24年度入社式を開き、新入社員80人を迎えた

 阪急交通社(酒井淳社長)は4月1日(月)、大阪市のヒルトンプラザウエスト・オフィスタワーで2024年度入社式を行った。酒井社長は、新入社員80人に向けてエールを送った。

 あいさつ全文は次の通り。

酒井社長のメッセージ

 皆さん、入社おめでとうございます。

 今年は80名という大きな人数規模で新入社員の皆さんをお迎えすることができ、また明るい顔を拝見することができて大変うれしく思います。

 2020年ごろから就職活動を意識されたことと思いますが、その当時、年末に向けて徐々に景気回復の兆しはあったものの、まだ旅行業界においては先行きが不透明な状況でもありました。そうした中で当社を選択いただいたことを本当にありがたく思います。

 さて、ここにいるほとんどの皆さんが、コロナ禍の様々な行動制限によって、思うに任せない学生生活を余儀なく送られたのではないかと思います。当社においても、コロナ禍の影響で20、21年度は非常に厳しい事業環境にさらされましたが、22年度には先輩社員たちの頑張りで、会社の業績を大きく回復させることができました。そして昨年の23年度は創業75周年でしたが、節目の年を好業績で終えることができました。

 振り返りますと、コロナ禍で失ったものもありますが、得たものもたくさんあります。具体的には、当社の場合は同業他社とは異なり、全国各地の支店が商品の造成拠点となって数々の新商品が誕生しました。また、これまで培ってきた信頼をもとに、コロナ禍は国や自治体のコロナ関連事業に協力することができましたが、アフターコロナも、官公庁のコールセンター事業や、能登半島地震においては被災者向けの事業運営に携わっています。逆境における当社の強さを感じることができました。当社の社員はまじめで我慢強く、スピード感があり、そして強固なチームワークを備えています。このことがお客様の信頼につながり、さらには次の仕事につながっています。コロナ禍からの立ち上がりの際は、このスピード感を活かして、国内・海外旅行共にいち早く各種キャンペーンの取り組みを進めることができ、特に海外旅行では、台湾における昨年度の募集型企画旅行の集客は、業界で一番であったと思います。このように、当社は2700名の社員と400万人にのぼるお客様に支えられており、豊かな経営資源に恵まれています。

 皆さんは明日から約2か月の研修期間に入りますが、当社の掲げる基本方針「常に変化を求め、お客様の声に応える『旅』の創出で、社会に必要とされる企業を目指す」をよく見ておいてください。常に変化に素早く柔軟に対応し、お客様や取引先の声にしっかり耳を傾けてください。そして、社会に必要とされる企業を目指しましょう。

 今日から皆さんは、2700名の阪急交通社の一員となりますが、阪急阪神ホールディングスグループの一員でもあります。こうしたことを忘れずに、健康第一で一緒に頑張っていきましょう。

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