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旅行消費額9千億円弱、人あたり17万7428円支出(15年4―6月 訪日消費動向)

 観光庁がこのほど発表した訪日外国人消費動向調査(4―6月)によると、「訪日外国人1人あたりの旅行支出」は17万7428円で、前年同期の14万3903円から23・3%増加した。1人あたりの旅行支出と訪日客数を掛け合わせた「旅行消費額」は同82・5%増の8887億円にのぼり、6期(6四半期)連続で最高値を更新した。

 1人あたり旅行支出が増加した主因は、他の国籍・地域に比べて1人あたり旅行支出の高い中国(28万5306円)からの訪日外国人数が同137・1%増の125万5231人と大幅に増加し、結果的に全体数値が上昇したことが挙げられる。中国の1人あたり旅行支出も同34・7%増と大きく増加している。中国は訪日外客数と旅行支出が前年同期に比べ大幅に伸びたことから、旅行消費額は前年同期比で3倍以上拡大した。

 地域別の旅行消費額は中国が3581億円(構成比40・3%)、台湾1470億円(同16・5%)、韓国645億円(同7・3%)、香港606億円(同6・8%)、アメリカ526億円(同5・9%)の順。上位5カ国で全体の76・8%を占める。

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