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「なんば広場」11月23日オープン 大阪の新たなシンボル空間に

2023年11月10日
関西支社:土橋 孝秀

2023年11月10日(金) 配信

広場のイメージ図

 大阪市(横山英幸市長)は11月23日(木・祝)、同市中央区の南海電鉄・南海なんば駅周辺で進めている空間再編事業で、駅前約6000平方㍍のエリアの工事を終え、「なんば広場」(仮称)として先行オープンする。

 大部分をタクシープールが占め、一般車両も行き交っていた駅前を、歩行者天国の空間とし、ベンチの設置やサクラ・ケヤキの植樹などで憩いの空間づくりを行う。舗装は御堂筋と連続性を持った擬石平板とするほか、夜間は照明で広場を彩るなど、ミナミの玄関口としてブランド価値向上をはかる。

 同日からは戎橋筋商店街振興組合となんさん通り商店会、南海電鉄、髙島屋、丸井で構成する「なんば広場マネジメント法人設立準備委員会」が、市と連携しながらイベント開催などの社会実験を始める。

 11月25日(土)、26日(日)に開く「道頓堀リバーフェスティバル」(大阪活性化事業実行委員会主催)を皮切りに、12月には光のイベントを開催。広場の利活用法や、清掃・警備の管理面の課題などを抽出・検討する。

 広場とつながる駅東側の「なんさん通り」の工事は続き、大阪・関西万博開幕前の2025年3月に整備完了予定だ。無電柱化と歩道拡幅により歩行環境の改善をはかる一方、時間帯や区間に応じて貨物車両の通行は可能とする。

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