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初の700万人超え、外国人観光客が好調(14年沖縄観光客数)

2015年2月11日
編集部

 沖縄県が発表した2014年(1―12月)の観光客数は705万6200人で、前年比10・0%(64万2500人)増加し、過去最高を記録した。2年連続で過去最高を更新し、初の700万人台に突入した。

 県では好調の要因を(1)円安による国内および訪日旅行需要の増加(2)海外航空路線の拡充(3)クルーズ船の寄港回数の増加――などを挙げ、官民あげての国内外プロモーションも功を奏したと分析する。

 外国人観光客数は前年比62・2%増の89万3500人で過去最高を更新。国別では台湾が最も多く、初の30万人台となる34万4100人の入込み。韓国15万5100人、香港12万3千人、中国11万3400人と続く。中国は前年比137・2%増と大幅に伸び、尖閣諸島問題の影響から回復したとみる。

 国内客は前年比5・1%増の616万2700人。LCCの新規就航に加え、伊丹―那覇路線の増便、羽田―石垣路線の好調などが全体を押し上げた。

 内訳では、八重山の14年観光客数も過去最高となる112万1622人を記録。目標105万人を約7万人上回る好調ぶり。

 15年の見通しについて県は、2月21日からの香港―那覇の新規就航(ピーチアビエーション)やクルーズ船の寄港予定回数が昨年を上回っていること、県内最大級の複合型ショッピングモール「イオンモール沖縄ライカム」(北中城村)の4月開業などがあり、国内客・外国客とも好調に推移するとみる。

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