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「JTBデータコネクトHUB」開発 宿泊管理を連携可能に

2022年12月2日
編集部

2022年12月2日(金)配信

概念図

 JTB(山北栄二郎社長)は、宿泊施設の管理システムと宿泊施設向けのさまざまなシステムを連携させる「JTBデータコネクトHUB(ハブ)」を開発し、11月30日(水)から提供を始めた。

 同ハブを導入することで、宿泊予約や販売価格などの業務管理システム(PMS)と、自動チェックインや自動精算などのデジタルソリューションの連携を可能とする。これによって、より有効なデータ活用ができ、宿泊事業者の生産性向上につながるとしている。

 データをつなぐAPI(システム同士が相互連携するための技術仕様)を共通化することで、デジタルソリューション導入の障壁であるコスト負担を低減し、宿泊事業者がデジタルソリューションを導入しやすくした。

 今年2、3月には、同ハブを用いて、非接触型多言語コミュニケーションツール「Kotozna In-room」をチェックアウト業務に使用した実証実験を実施。PMSのデータを連携し、宿泊客に未精算額をリアルタイムでの提示が可能となった。この結果、チェックアウトでオンライン決済が選ばれるようになり、チェックアウト業務の時間を従来から84%削減することが実証され、業務の効率化につながる可能性を示した。

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