瀬戸内・松山ツーリズム推進会議 松山や瀬戸内紹介 大阪で旅行会社に説明会開く
2022年11月15日(火) 配信
愛媛県松山市や広島県広島市、JR四国などで組織する「瀬戸内・松山ツーリズム推進会議」は10月17日、大阪市内のホテルで旅行会社や報道機関を集め、観光商品説明会を開いた。
松山をはじめ、広島、呉、廿日市の各市などが観光プレゼンテーションを行った。
松山市のプレゼンテーションでは、野志克仁市長が登壇し、2024年12月末まで保存修理工事が続く道後温泉本館や、別館飛鳥乃湯泉で現在行われているアートプロジェクトを紹介した。
また、松山市を訪れる修学旅行が昨年度177校となり過去最高を記録したと報告した。修学旅行で人気となっているのが、ゲーム感覚で俳句を楽しめる「句会ライブ」。初心者でも「取り合わせ」という技で簡単に一句作ることができ、楽しみながらコミュニケーションをはかれるという。リモートでも対応可能。講師は松山市在住でテレビ番組でも活躍する俳人・夏井いつき氏らが担当する。
広島市は来年以降に相次ぐ大型整備計画を紹介した。旧広島市民球場跡には来年3月、イベント広場や飲食・物販施設などをそろえる市民公園が開業する。そのすぐ近くには24年2月、サッカーJリーグのサンフレッチェ広島が本拠地とするサッカー専用スタジアム(収容3万人)もオープンする。
廿日市市は、保存修理工事が行われている嚴島神社の大鳥居について、12月中には工事足場が外れる予定と説明した。
呉市は「大和ミュージアム」や戦艦「大和」の大砲を試射した亀ヶ首発射場跡をめぐるチャータークルージング&ガイドツアーなどを紹介した。