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佐世保観光コンベンション協会がアートコネクトフェス 針尾送信所で写真展など

2022年10月27日
編集部

2022年10月27日(木) 配信

みかん畑と無線塔(撮影:岩永明男氏)

 佐世保観光コンベンション協会(長崎県佐世保市)は、佐世保市政120周年及び針尾送信所建設100年を記念し、11月20日から12月18日まで、針尾送信所やJR佐世保駅構内にアート写真を展示するイベント「サセボアートコネクトフェスティバル」を実施する。

 「人」「まち」「世代」をアートで“つなぐ”をコンセプトに、期間中は写真展示のほか、デジタルスタンプラリーや針尾無線塔のライトアップなど、さまざまな催しを行う。

 針尾送信所は、日露戦争を機に無線連絡体制の強化が必要となった日本海軍が、1918年から4年の歳月と155万円(現在の価値で250億円相当)の巨額の費用を投じて完成させた長波送信施設。現在は、正三角形に配置された高さ約136㍍の巨大な3本の無線塔と、その中心にある電信室と呼ばれた送信施設などが残る。

 2013年に国重要文化財(建造物)に指定。16年には日本遺産「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴~日本近代化の躍動を体感できるまち~」の構成文化財の1つになっている。

 フェス期間中は、針尾送信所を会場に、「airy(エアリー)」をコンセプトに空間を意識した作品を撮る写真家・山本まりこ氏の屋外写真展を実施。針尾送信所の空間に新たな世界観を表現する。

 JR佐世保駅構内では、2分の1スケールの針尾無線塔の一部(底部)を展示するほか、写真家・岩永明男氏による、1億5100万画素センサーを搭載したカメラシステムで高精細に撮影した日本遺産「佐世保鎮守府」の写真展を行う。

 期間中の週末には、針尾無線塔のライトアップを実施。特産品などを販売するナイトマルシェや、イベントに合わせた特別なバス・クルーズツアーも行う。開催日は、11月18、19、20、25、26、27日、12月2、3、9、10、16、17日の計12日間。時間は日没から午後8時までを予定する。

 このほか、「港まち佐世保の景色」「佐世保に住む人々」をテーマにしたフォトコンテストを実施。期間中は、針尾送信所施設内で入選作品を展示する。日本遺産「佐世保鎮守府」の関連資産と港まちグルメ店舗(海軍さんのビーフシチューまたはレモンステーキ)を周遊すると、スタンプ数に応じてアマゾンギフト券や図書カードなどが当たるデジタルスタンプラリーも同時開催する。

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