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八丈島サスティナブル・アイランド実現へ 八丈町、みずほ銀行が包括連携

2022年8月31日
営業部:後藤 文昭

2022年8月31日(水) 配信

(右から)梅宮副頭取、山下町長、牛窪みずほリサーチ&テクノロジーズ副社長

 八丈島サスティナブル・アイランド実現へ――。みずほフィナンシャルグループ子会社のみずほ銀行とみずほリサーチ&テクノロジーズは8月30日(火)、東京都・八丈町と包括連携協定を結んだ。

 DXの促進を通じ産業振興と定住促進・島外からの移住受入推進、安心・安全な地域社会インフラ整備、島民の生活利便性の向上の4項目で連携。八丈島ならではの魅力を生かした持続可能な地域社会の創出することが狙い。

 まずは、八丈町が取り組む東京都の「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」の事業遂行にあたっての伴走支援を行う。

 八丈町は東京都が2022年度に新設した「東京宝島 サステナブル・アイランド創造事業」を活用し、観光、水産業、防災・減災、行政のDXとデータ連携基盤の導入に取り組んでいる。観光DXでは、八丈島の自然環境や固有資産とデジタル技術を掛け合わせ、AIを活用しザトウクジラの来遊状況予想精度を現状の2倍に高めたり、魅力を発信する観光アプリを開発したりすることで観光業の活性化を目指す考え。

 同事業に関しみずほは、戦略パートナーとして、事業計画や個別政策の企画立案、連携する企業や大学、研究機関との調整、協働など事務局機能を担う。

 同日、みずほ銀行丸の内本部ビルで調印式が行われた。

 執行役員の梅宮真福頭取は、「東京都の事業の最終年度となる2024年度は、八丈島の町政70周年でありみずほ銀行の特別出張所の開設60周年でもある。両者にとって節目の年となるこの最終年度に向け、八丈島スマートアイランド、サスティナブル・アイランドとして新しい社会生活の仕組みを構築したい」と持論を展開。そのうえで「みずほが目指すのは、自治体と連携した社会課題解決の取り組みの強化」と語り、「八丈島での取り組みを通じ、みずほグループとしてDXやサステナビリティの知見・ノウハウを実践を通じ高度化するとともに、他の地域の先進事例となる事業の創造を通じ、今後、全国の自治体が抱える社会課題の解決に資するサービス展開を強化する」と力を込めた。

 一方の山下奉也八丈町長は「町の取り組みが今後全国の離島地域のモデルとなるような先進的な取り組みになることを期待している」と思いを語った。

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