赤ちゃんと行く沖縄の旅 ジャルパックがベビモと企画

2023年11月16日(木) 配信

赤ちゃん連れでも沖縄を楽しんで

 ジャルパックは11月15日(水)、主婦の友社が運営する育児情報サイト「Baby-mo(ベビモ)」とコラボレーションした「赤ちゃんと行く沖縄の旅 3日間」を売り出した。赤ちゃん連れでも気兼ねなく旅行に出掛けてほしいと両者で共同企画した。

 参加者すべて赤ちゃん連れのファミリーで、機内は後方に専用席を用意してフライト中のストレスや不安を軽減するほか、宿泊施設はウェルカムベビーのお宿(ミキハウス子育て総研認定)の「カヌチャリゾート」に設定。全室くつを脱いで上がれる客室で、赤ちゃんがハイハイしても安心だ。また、客室にはおむつやおしりふきも用意している。滞在中はブッフェの夕食が1回付いており、レストランのキッズコーナーでは瓶詰ベビーフード(5~7カ月向け用)が無料で食べられる。

 出発日は2024年2月25日(日)、羽田空港から。滞在中レンタカー付で3人1部屋利用、大人1人の旅行代金例は9万5800円。参加条件は0~2歳の幼児同行(滞在中に3歳にならないこと)。同ツアーは抽選販売となり、申込は12月10日(日)まで。受付はWebのみ。当選者には12月13日(水)~20日(水)までにメールで連絡があるという。

Airbnb Japanと墨田区、災害時に民泊提供 要配慮者や迅速復興への協定結ぶ

2023年11月15日(水) 配信

山本亨区長(左)とスティーブン・リュウアジア太平洋最高責任者

 Airbnb Japan(田邉泰之代表)と東京都墨田区(山本亨区長)は11月15日(水)、災害発生時に同区民の障害者や乳幼児など要配慮者の一時避難先として民泊施設を提供するための連携協定を締結した。同社が日本で災害協定を結ぶのは初めて。

 墨田区は、夜泣きする乳幼児などほかの被災者と同じスペースで避難生活を送ることが難しい要配慮者が在住していることを踏まえ、すべての区民が安心して避難できる環境を整える。また、同社は地域の迅速な復興に期待を寄せている。

 同協定では、Airbnb Japanが区からの要請に応じ、災害時に使用可能な民泊施設の情報を区に提供する。同日現在、400部屋以上を確保。民泊施設には要配慮者のほかに、家族と介助者が過ごすことができる。今後、区内のホストに協定について説明し、部屋数を増やしていく。

 災害発生時には、区が民泊施設の避難先を紹介し、予約する。宿泊費用は区が負担する。

 同日に開いた締結式で、Airbnb公共政策本部のスティーブン・リュウアジア太平洋地域最高責任者は「地域にポジティブな影響を与えることを望むホストが多い。墨田区に端を発して日本各地の自治体と協定を結びたい」と語った。

 山本区長は地震や気候変動による大きな水害が多発していることに触れ、「区民の災害への意識も高まった。民泊施設は自宅環境に似ているため、避難者の安心につながる。今後も要望に応えていきたい」と話した。

伊予鉄グループ、完全週休3日制へ 年内に運転士の休日増も

2023年11月15日(水)配信

伊予鉄グループは多様な働き方ができる仕組みづくりへ(イメージ)

 伊予鉄道や伊予鉄バスなどの持ち株会社である伊予鉄グループ(清水一郎社長、愛媛県松山市)は、10月から全従業員が土日に加え、毎週水曜も休日とする「完全週休3日制」に完全移行した。伊予鉄道、伊予鉄バスの運転士らは年内にも休日数を増やすほか、週休3日を選択可能なシフト勤務者枠の新設を決定し、募集開始は年明けからとなる見込み。

 完全週休3日制は9月に試験運用を経て導入し、年間休日は120日から170日超になる。伊予鉄グループは、3カ月単位で労働時間を管理するフレックスタイム制を導入しており、総労働時間や給与の変更はない。これにより、従業員の働き方改革、ワークライフバランスの実現や子育て支援などをはかる。

 今後、伊予鉄道や伊予鉄バスにおいても多様な働き方ができる仕組みをつくり、採用の強化につなげていきたい考えだ。

浅草で弘前ねぷたまつり、物産展も 11月17~19日に開催

2023年11月15日(水) 配信

弘前ねぷた浅草まつり

 青森県・弘前観光プロモーション実行委員会は、11月17日(金)から19日(日)まで、東京・浅草で「第11回 弘前ねぷた浅草まつり」を開く。弘前市の観光プロモーションとして魅了を広くアピールし、誘客をはかるため、弘前ねぷたの運行や展示、物産販売などを行う。

 物産展の開催場所はユニクロ浅草店前で、時間は午前11時から午後6時まで。弘前銘菓やリンゴの販売などを行う。

 また、ねぷたの運行はミニ巡行が午後1:30からスタートし、商店街巡行は午後5時に出発する。いずれも、まるごとにっぽん前広場から。

読売旅行、初日の出と富士山 新春フライトツアー発売

2023年11月15日(水) 配信

スプリング・ジャパンのチャーター便を利用する

 読売旅行(貞広貴志社長)はこのほど、スプリング・ジャパンのチャーター便を利用した成田空港発着の「2024年新春NEW YEAR初日の出フライトツアー」を売り出した。24年1月1日(月・祝日)に特別なコラボレーションフライトによる、上空からの初日の出と富士山を体験できるプレミアムな空の旅を実施する。

 成田空港から早朝5時30分ごろに出発し、銚子上空で観覧ポイント周回の間、初日の出を観賞。その後は冠雪の絶景を求めて富士山付近、焼津、伊豆半島、伊豆七島、三宅島の上空を通過して成田空港へ戻る約2時間のフライトを予定する。

 搭乗者には「搭乗証明証・飛行ルートカード」に加え、初日の出フライト限定の「スプリング・ジャパン+読売旅行」オリジナルグッズや、新春おせち風弁当の朝食を提供する。オリジナルグッズには、トートバッグ、真空ステンレススープポット、亀屋万年堂・紅白饅頭、24年読売旅行カレンダーが入る。

 旅行代金は1人2万5000円~6万5000円。

御堂筋沿いに新ホテル 26年度冬開業へ(西鉄グループ)

2023年11月15日(水) 配信

ホテルのイメージ図

 西日本鉄道グループ(福岡県福岡市)は、大阪府大阪市関西エリア2店舗る「SOLARIAブランドホテル「ソラリア西鉄ホテル大阪本町(仮称)」2026年度開業

 大成建設(東京都新宿区)開発る「本町四丁目プロジェクト(仮称)」中層ホテル部分賃借る。

 大阪市内南北メイン道路御堂筋立地で、大阪メトロ本町駅」直結る。13209客室ダブル・ツインか、トリプルミニキッチン・洗濯乾燥機客室ニーズ対応る。

 2宿泊朝食会場レストラン3フロントロビラウンジ、ジム

「地域の暮らしと観光まちづくり」テーマに 國學院大學 観光まちづくりフォーラム開く

2023年11月14日(火) 配信

各地域の取り組みを持続可能なものとするために必要なことを語り合った

 國學院大學(針本正行学長)は11月8日(水)、第4回観光まちづくりフォーラムを開いた。テーマは、「地域の暮らしと観光まちづくり」。冒頭、観光まちづくり学部観光まちづくり学科学部長の西村幸夫教授は学部開講からの1年半の講義のようすなどを紹介。そのうえで、「我われは、『地域を見つめ、地域を動かす』ということをモットーとしている。地域を見つめるには文系的な知が、それを具体的な行動に結びつけるには、理系の知恵が必要。両者を合わせ、地域の未来をカタチにする学部をつくる」と力を込めた。

 フォーラムでは、フットバス研究所(熊本県・美里町)井澤るり子代表、ツールドラック(滋賀県大津市)の川口洋美代表、千年鮭きっかわ(新潟県村上市)の吉川真嗣社長がそれぞれの地域での取り組みを説明した。

 その後3氏はアメリカ・ジョージタウン大学教授で國學院大學特別招聘教授のジョルダン・サンド氏をコメンテーターにパネルディスカッションを実施。コーディネーターは、西村学部長が務めた。パネルディスカッションでは、各地域の取り組みを持続可能なものとするために必要なこと、今後の展開などについて、それぞれの考えを語った。

真っ赤な世界が咲き誇る特別な夜を演出 八芳園で紅葉のライトアップイベント

2023年11月14日(水) 配信

昨年の庭園の風景

 八芳園で12月10日(日)まで、秋イベント「TOKYO RED GARDEN AUTUMN FESTIVAL 2023」が開催されている。

 約170本のもみじをはじめとする庭園の木々を赤一色に染め上げる紅葉のライトアップ。秋の訪れを告げる真っ赤な世界が咲き誇る特別な夜を演出している。

GARDEN BAR(昨年のようす)

 12月1⽇(⾦)、2⽇(⼟)、8⽇(⾦)、9⽇(⼟)、10⽇(⽇)には、グラスの中でも紅葉を楽しめる趣向を凝らした大人のバー「GARDEN BAR」も庭園内に設置。ここでしか味わうことのできない見た目も華やかな “赤い”オリジナルカクテルをはじめとするドリンクを、ライトアップとともに楽しめるようになる。

 またレストラン「Thrush Café」では、同イベント期間中の金・土・日・祝日限定で「RED GARDENアペリティフナイト」を開催している。⻑野県「信州ゆめクジラ農園」から届く秋の味覚6品の前菜や、メイン料理「リンゴのキャラメリゼと鴨のロースト」が味わえる企画。

 同レストランでは、真っ赤なベリーを使用したスイーツや、赤い農園野菜を味わうセイボリーなどで庭園の鮮やかな”赤”表現する「RED GARDEN アフタヌーンティー」が楽しめる企画も展開。紅茶やハーブティーなど10種類以上のドリンクとともに、秋が深まるごとに鮮やかさを増す庭園を眺めながらティータイムを過ごすことができる。

近江トラベル、彦根城ミニクルーズ運航 ガイド案内で琵琶湖の無人島も眺める

2023年11月14日(水) 配信

ミニクルーズをする赤備え船直政

 近江鉄道グループの旅行会社近江トラベル(伊藤孝樹社長、滋賀県彦根市)はこのほど、琵琶湖で運営するオーミマリンにおいて「彦根城を眺めるミニクルーズ」の運航を始めた。

 同クルーズは彦根港を出発後、湖上から世界遺産登録を目指している彦根城や、湖の無人島多景島などを眺めることができる。ボランティアガイドによる案内も行う。乗船時間は40分ほど。利用客には彦根市キャラクター「ひこにゃん」のステッカーをプレゼントする。

 運行日は毎週土・日曜日、祝日。出発時間は午後1時。料金は大人1人1200円、子供は600円。同社のホームページでは、事前予約を受け付ける。より多くの人に乗船してもらおうと、彦根駅から彦根港を往復で結ぶ無料シャトルバスも運行している。

WeChat内「旅日」で乗車券が購入可能に 東京メトロ・都営交通・京成電鉄が中国アプリと連携

2023年11月14日(火) 配信 

左から孔成龍氏、松本直範氏、CeCe Wang氏(Tencent Japan)、川上幸一氏(東京メトロ)、神永貴志氏(東京都交通局)

 東京地下鉄(東京メトロ、山村明義社長、東京都台東区)と東京都交通局(久我英男局長、東京新宿区)はこのほど、訪日中国人旅行者向けに、アプリ経由で東京メトロ・都営地下鉄・京成スカイライナーなどで使える乗車券「Tokyo Subway Ticket」が購入できるサービスを始めた。

 中国国内で広く利用され約13億人のユーザーを持つメッセンジャーアプリ「WeChat」の、ミニプログラム「旅日」内で売り出し、中国からの訪日旅行者の利便性向上を目指す。

 これに伴い、WeChat、リンクティビティ、京成電鉄、東京メトロの4者は11月14日(火)、共同で会見を開いた。

 訪日旅行客向けの旅行事業DX推進のソリューションを提供するリンクティビティから孔成龍代表が登壇し、「普段使い慣れているサービスからシームレスにチケットを購入することで、満足度を向上させ、訪日リピーターを生み出す。慣れない券売機の操作による混雑の緩和にもつながる。今後は地方路線や全国の観光地においても、サービスを展開したい」と話した。

 京成電鉄鉄道本部計画管理部長の松本直範氏は、「今回の連携により、WeChat利用者であれば、簡単な入力で乗車券の購入・決済・発券まで、3ステップで可能となる。中国からのスカイライナー利用者が増加することを期待している」と強調した。

 同乗車券は、使用開始から24時間(800円)、48時間(1200円)、72時間(1500円)限定で、東京メトロや都営地下鉄全線が乗り降り自由となる。

 購入方法は、駅のポスターからQRコードを読み取ってミニプログラム「旅日」へアクセスするか、WeChatアプリからミニプログラム「旅日」を検索してアクセスする。

 「旅日」内で乗車券を購入し、WeChat Payで決済を完了させると、QRコードが送付される。これを、東京メトロ・都営地下鉄の主要104駅に設置されている旅行者向け券売機のQRコードリーダーにかざすことで、「Tokyo Subway Ticket」が発券される。

駅のポスターからQRを読み取り、乗車券を購入できる