プレスリリースアワード2025発表 岐阜県飛騨市や信州上田観光協会、おてつたびなど10部門、11件を表彰 PR TIMES

2025年10月28日(火)配信

表彰を受ける岐阜県飛騨市ふるさと応援課の堀辺洸介主査(右)

 プレスリリース配信サービスを運営するPR TIMES(山口拓己社長)は2025年10月28日(月)、東京都内で「プレスリリースアワード2025」の受賞プレスリリースを発表し、「『伝説のおっちゃん』ふるさと納税で“借りられる”時代へ。伝説の鮎釣り名人が鮎釣りを伝授!飛騨でしか味わえないふるさと納税を体験せよ!」(岐阜県飛騨市)など、11件を表彰した。

 事業はプレスリリースの可能性拡大に貢献した企業と担当者を讃えるもの。今回が5回目。PR TIMESの利用有無は問わず、1年間(24年8月1日~25年7月31日)に配信されたプレスリリースを募ったところ、過去最多となる4573件がエントリー。10人の審査委員会で⼀次審査を経てノミネートされたプレスリリース101件が「Best101」として最終審査に進み、最終審査会で10部門11件のプレスリリースを選んだ。

 飛騨市のプレスリリースは、「地域の外から新たな関係人口を創出するだけでなく、住民にとってもまちへの愛着を深め、つながりを確かめるきっかけになる」(審査委員会)ことから、発信と活用により地元の魅力を内外へ広げることに最も貢献した「ローカル賞」を受賞した。授賞式に臨んだ飛騨市ふるさと応援課の堀辺洸介主査は、「これからも現場の声や、そこから生まれる価値、そして飛騨市の魅力を多くの方に伝えられるよう取り組みます」と、受賞の喜びを伝えた。

 観光関連ではこのほか、「長野県上田市の“ディープなB面”を紹介するプロモーショ『ニュー・ウエダ』第4弾。上田のスナック旅をお得に楽しく「ナイトパスポート」 販売開始」(信州上田観光協会)と、「『おてつたび』シニア利用者増|50代・60代が地方の人手不足解消に貢献|動機は“新しい経験”や“日本各地への旅”」(おてつたび)が、ともに特別賞を受賞した。

【レジャー白書2025】24年の余暇関連市場規模は5・6%増の75兆2030億円 2010年以降最大に

2025年10月28日(火) 配信

日本生産性本部 余暇総研の長田亮上席研究員

 日本生産性本部は10月31日に「レジャー白書2025」を発行する。これに先立って、10月28日(火)に東京都内で概要説明会を開いた。

 これによると、24年の余暇関連市場規模は、前年比5・6%増の75兆2030億円と、2010年以降で最大規模となり、コロナ禍前の19年比でも4・0%増となった。インバウンド効果で好調を維持する「観光・行楽部門」の市場規模が同9・9%増の12兆4160億円と、全体を押し上げた。

 日本人の24年の余暇活動では、「国内観光旅行(避暑、避寒、温泉など)」が4680万人と、3年連続で首位となった。 前年の4740万人から60万人減少した要因について、同本部余暇総研上席研究員の長田亮氏は「物価高騰の影響や、コロナ禍後の外出への意欲が落ち着きをみせたため」と分析する。

 2位は「動画鑑賞(レンタル、配信を含む)」で3690万人。前年から90万人増加し、順位も3位から1つアップした。

 3位は「外食(日常的なものは除く)」(3450万人)、4位は「読書(仕事、勉強などを除く娯楽としての)」(3280万人)、5位は「ウォーキング」(3060万人)――の順。

 動画鑑賞や読書、音楽鑑賞など、場所を問わないコンテンツ系種目は、コロナ禍以降も引き続き高い順位を占めた。

 また、外食や映画、動物園、植物園、水族館、博物館など外出を伴う種目も上位にランクインした。一方で、「多くの種目で参加人口は前年同程度、もしくは減少の傾向にある」(長田上席研究員)と指摘した。

ミキ・ツーリスト、ディズニークルーズのECサイト改修 日本市場での商品展開強化で

2025年10月28日(火) 配信

ディズニー・アドベンチャー

 ミキ・ツーリスト(日根克巳社長、東京都港区)はこのほど、ディズニークルーズラインのECサイトをリニューアルオープンした。世界中で人気のディズニーの世界観を洋上で楽しむことができるディズニークルーズラインは、日本のファミリー層に支持を得ていることから、2026年3月にシンガポールでデビューする約20万トンの新造船「ディズニー・アドベンチャー」を中心に、日本市場での商品展開を強化する。

 ディズニー・アドベンチャーは総トン数20万8000㌧、乗客定員約6700人、乗務員数約2500人を擁する、アジアで過去最大の客船。シンガポールのマリーナベイクルーズセンターを母港とし、3泊または4泊のクルーズを通年で運航する。

 ミキ・ツーリストは今後、さまざまなプロモーション活動も展開していく。さらに、旅行代理店を通じた販売拡大をはかり、団体旅行の問い合わせや旅行代理店からの相談を受け、利便性の高いオンライン予約システムなども構築する。

日本旅行と将来宇宙輸送システム「宇宙旅行の商用化」へ提携 「宇宙経由で東京ーロサンゼルス60分1億円」想定

2025年10月28日(火) 配信

日本旅行・吉田圭吾社長(左)と将来宇宙輸送システム・畑田康二郎社長

 日本旅行(吉田圭吾社長、東京都中央区)と将来宇宙輸送システム(畑田康二郎社長、東京都中央区)は10月28日(火)、東京・日本橋で「宇宙旅行サービスの商用化フェーズ」に向けた業務提携契約を締結した。

 両社は2024年9月に「誰もが行ける宇宙旅行事業の実現を目指した業務提携」を結んでいる。

 宇宙旅行のビジョンは、3つのステップで発展する長期的ビジョンを描く。第1段階は「地上にいながら宇宙を感じる体験」として、幅広く参加できるように、宇宙食体験や教育プログラムなどを用意。

 第2段階は、32年ごろに地球上の2地点間を約1時間で結ぶ、「宇宙経由の地上移動」を目指す。一例として、東京―ロサンゼルスでは1億円程度を想定している。

 第3段階は、40年代に地球を離れ、宇宙空間に滞在する体験を提供する。日本旅行を総代理店とし、第2、3段階の宇宙旅行サービスの優先申込券の受け付けを、26年度中に開始する予定だ。

 日本旅行の吉田社長は「宇宙旅行は富裕層の特別な体験ではなく、教育や学びの要素も取り入れ、旅行会社として『できるだけ宇宙を身近に感じられる』ような、さまざまなプログラムを用意していく」考えを示した。

 将来宇宙輸送システムの畑田社長は「飛行機のように、高頻度宇宙輸送が実現できれば必然的に価格は抑えられる」とし、「安全性の課題もクリアしながら、スペースポートの整備なども並行して進めていきたい」と語った。

 日本旅行は20年に宇宙事業推進チームを設置。旅行業の枠を超え、宇宙を資源とした地域活性化事業や、教育事業、星空観光人材の育成など、「人と宙の架け橋」を目指してさまざまな取り組み行っている。

 一方、将来宇宙輸送システムは、「毎日、人や貨物が届けられる世界。そんな当たり前を、宇宙でも。」をスローガンに、完全再使用型の単段式宇宙往還機(SSTO)を用いた高頻度宇宙輸送を40年代に行うことを最終目標に、28年までに再使用型の人工衛星打ち上げ用ロケットの開発に取り組んでいる。

26年1月26日に前橋でONSENガストロノミーウォーキング 赤城山南麓の散策と食を楽しむ

2025年10月28日(火) 配信

赤城神社

 前橋ONSEN・ガストロノミーツーリズム実行委員会(事務局=群馬県・前橋観光コンベンション協会)は2026年1月24日(土)に「第6回ONSEN・ガストロノミーウォーキングin前橋・赤城スローシティ」を開催すると発表した。前橋の散策と地域の食が同時に楽しめるウォーキングイベントで、11月上旬から受付を開始する予定。

 今回は10月10日にリニューアルオープンした「Gunma Flower Park+」をスタート・ゴール地点とし、赤城山南麓エリアを歩く。約9キロのルート上で赤城神社と福豚の里 とんとん広場、阿久沢家住宅、Gunma Flower Park+を「ガストロノミーポイント」に設定し、各ポイントで食と地酒を味わう。ウォーキング後は温泉につかり、疲れを癒せる。

 ガストロノミーツーリズムはその土地を歩きながら食を楽しみ、歴史や文化を知る旅。日本ではこれに「温泉」を加えた新しい旅のカタチとして「ONSEN・ガストロノミー」が提唱され、各地でイベントが開かれている。

 今回の開催日時は2026年1月24日の午前11:15~午後5時まで。募集人数は200人、参加費は大人子供同額の5000円。募集は11月上旬にONSENガストロノミーツーリズムHPから受け付けを開始する。

持続可能な観光を解説、第3回観光経営力強化セミナー(12月12日)

2025年10月28日(火) 配信

会場開催とオンライン配信のハイブリット形式で行う

 東京都と東京観光財団は12月12日(金)、自由学園明日館(東京都豊島区)で「第3回観光経営力強化セミナー」を開く。今回は「世界が求めるサステナブル・ツーリズム」と題し、東京都内の観光事業者向けにセミナーと交流会を実施する。参加無料の要事前申し込み。会場開催とオンライン配信のハイブリット形式で行う。

 セミナーの講師には、カナダ観光局日本地区代表の半藤将代氏、日本ホテルアプレイザル、サクラクオリティマネジメント社長の北村剛史氏を招く。都市型観光と環境配慮の両立や、世界水準の環境品質への取り組みがサービス品質の向上にどのように寄与するかについて、実践的な事例を交えながら講演を行う。

 講演後は、東京観光産業ワンストップ支援センターによる事業説明会を開き、東京都と東京観光財団が提供する観光事業者支援メニューを紹介する。その後、会場ではサステナビリティへの取り組みを支援する企業や、東京の観光産業を盛り上げたいと考えている企業がブースを出展し、交流会も実施する。

 開催時間は午後2時~5時50分。定員は会場開催とオンライン配信でそれぞれ100人。締め切りは12月8日(月)まで。

 詳細や申し込みは、東京観光産業ワンストップ支援センターの公式サイトから。

約2800人大仮装パレード、ミャクミャクも登場 鳥取砂丘ハロウィンイベント

2025年10月28日(火) 配信

ミャクミャクを囲み記念撮影

 鳥取県鳥取市の鳥取砂丘で10月26日(日)、同県主催の「鳥取砂丘ハロウィンパーティー after EXPO2025」が開かれ、県内外から仮装した約2800人が集まり、広大な砂丘を舞台に大仮装パレードなどが行われた。

 都市部でハロウィン時期の規制が進むなか、広大な自然を舞台にした新しいハロウィンの楽しみを提供しようと、県は2024年度から「鳥取ハロウィン聖地化プロジェクト」を展開している。

 今回のテーマは「トリック オア トットリート ~万博ロスは鳥取で~」。大阪・関西万博閉幕後の“万博ロス”を癒やし、鳥取の魅力を発信しようと企画した。

 オープニングセレモニーでは、中東のベリーダンスの衣装に身を包んだ中原美由紀・鳥取県副知事が登壇し、「万博ロスの寂しさを、鳥取砂丘という大自然の中で癒してください。鳥取県には中国庭園燕趙園や水木しげるロードなど、ハロウィンを楽しめるスポットがたくさんあります」とアピールした。

 続いて、「鳥取ハロウィン楽しみ大使」のAKB48の徳永羚海さんと永野芹佳さんが登場。徳永さんはエジプト風の衣装、永野さんはスペイン風の衣装で現れ歓声が上がった。

 パレードのゴール地点では、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」が登場。登場を待ちわびていた参加者から「久しぶりに会えてうれしい」「万博に行けなかったからやっと会えた」と喜びの声が上がった。

 ミャクミャクには、万博における鳥取県ゾーンのPRや、「砂」に関連するパビリオン連携「サンド・アライアンス」の盛り上げに一役買ったことから、中原副知事から「感砂状(感謝状)」が贈られた。

「感砂状」を受け取るミャクミャク

サービス連合、弁護士による労働相談会開催へ 従業員や経営者などに健全な労使関係構築サポート

2025年10月28日(火) 配信

 サービス・ツーリズム産業労働組合連合会(サービス連合、櫻田あすか会長)は11月6日(木)と12月16日(火)、2026年2月16日(月)、3月6日(金)、6月16日(火)、宿泊・旅行・貨物利用運送事業・派遣・レジャー施設で働く従業員をはじめ、経営者、役員、人事労務責任者、人事担当者を対象として顧問弁護士による無料労働相談会を開く。

 法改正や働き方の多様化で、企業の労務管理が複雑化・高度化するなか、同組合は、健全な労使関係の構築と労務トラブルの未然防止をはかる。

 当日は同組合の顧問弁護士(東京共同法律事務所)が電話で相談に応える。働き方改革やハラスメント防止法など近年における法改正への実務対応のほか、就業規則の見直し、従業員のメンタルヘルス対策、労働時間管理に関するアドバイスなど、日々の労務管理における法的な疑問の解消や、今後のリスクマネジメント強化をサポートする。

 同組合は「相談内容は弁護士法に基づき厳守されるので、安心して相談してほしい」とコメントしている。

 開催時間は午後4~7時。1回40分程度を想定している。

「東京カレー万博」が初開催 12月2~14日まで大久保公園で

2025年10月28日(火) 配信

最強の布陣が集結

 東京都新宿区の大久保公園で12月2日(火)~14日(日)までの13日間、「東京カレー万博」が初めて開かれる。カレー百名店や食べログ3.5点超えの実力店が20軒以上出店する。また目玉は、カレー百名店とラーメン百名店がタッグを組んだ「限定コラボカレー」。ここでしか味わえない夢のコラボが実現するという。

 集結する店舗はカレーマニアがうなる伝説級の名店ばかりで、主催者のブルースモービルは今回の出店者を「最強の布陣」と表現。東京都内の行列店から遠方では大阪からの参加もあり、会場にはこれらの店舗による出汁カレーから、インド、スリランカ、ミャンマーなどさまざまな種類のカレーが並ぶ。

 イベントでは、食べ比べしやすいように「カレールー(ハーフ)600円」「ライス400円」のルールを設けて、参加者は自分だけの「あいがけカレー」が作れるようにした。普段は実現できない名店同士のマリアージュが楽しめる。

 コラボカレーはカレー百名店「wacca」(食べログ3.77点)と人気ラーメン店によるメニューで、ラーメン店は「うずとかみなり(3.91点)」「亀戸煮干中華蕎麦つきひ(3.77点)」「博多ラーメン でぶちゃん(3.71点)」の3軒。主催者は「ラーメン界の巨匠たちがカレーとどう向き合うのか。想像を超える一杯が生まれる瞬間は、一見の価値あり」とアピールする。

 開催時間は全日とも午前11時~午後9時まで。

【第50回旅館100選】三重県・鳥羽温泉郷 「しんわ千季 戸田家」

2025年10月28日(火) 配信

「しんわ千季戸田家」外観。鳥羽駅徒歩3分。鳥羽湾を一望する絶好のロケーション。左に高層階の「嬉春亭」、右に「南館」が並ぶ

鳥羽湾を一望の客室と多彩な温泉。自慢の美食も選べる3スタイルから

 近鉄・JR鳥羽駅より徒歩3分。伊勢路旅にも便利な立地と、鳥羽湾の眺望が素晴らしい「戸田家」。創業195周年。前身が割烹料亭だけに料理が自慢の宿だ。

嬉春亭「わたつみの章」の「天空露天風呂付和洋スイート」からの景色

 夕食は3つの料理スタイルから選ぶことができる。しんわダイニング「天・地・海」にはライブキッチンを備え、毎晩、地魚解体ショーが行われるほか、新鮮なお造り寿司をはじめ、石窯ピザや牛肉鉄板焼きなどの出来立て料理が食べ放題で楽しめる。

10mのカウンターキッチンで繰り広げられる、迫力満点のバイキング!しんわダイニング「天・地・海」

 回転展望レストランでは、ゆっくりと景色を眺めながら、和食・洋食の職人が目の前で調理する創作新懐石料理を味わえる。また「嬉春亭」宿泊者は部屋食も可能。

伊勢志摩ならではの新鮮な海の幸や四季折々の味覚が楽しめる、東海地区唯一の回転展望レストラン「東風と海」

 客室は、海面40mからの眺望を堪能できる「嬉春亭」上層階「わたつみの章」をはじめ、「南館」はバリアフリー対応の洋室トリプルや露天風呂付客室など多彩。旅スタイルに合わせ、大小20種類の客室タイプから好みの部屋を選べるのも嬉しい。

2024年リニューアル。戸田家温泉村や大浴場の移動も便利。嬉春亭「あまの章」和室(一例)

お風呂タイムが充実「戸田家 温泉村」

 野天風呂や館内大浴場、貸切風呂(無料5、有料2)など、男女あわせ13のお風呂があり、岩盤浴や屋外の足湯も楽しめる。また、女性大浴場は、ReFaのマイクロバブルシャワーヘッドが導入され、希望者にはReFaのヘアアイロンの貸し出し(有料)も行っている。充実した湯の憩いとサービスが自慢の「温泉村」だ。

交通:《車》伊勢自動車道 伊勢ICから伊勢二見鳥羽ラインを経由し
      国道42号を12km、P150台(無料)
   《電車》近鉄鳥羽線・JR鳥羽駅から徒歩3分
チェックin15:00 out10:00
食事:《夕食》①しんわダイニング「天・地・海」でのバイキング
       ②回転展望レストラン「東風と海」での創作新懐石料理
       ③部屋食(嬉春亭のみ)、宴会場(団体)
   《 朝食》レストランでのバイキング(個人)、宴会場(団体)
部屋:全168室
風呂:風流野天風呂棟「湯亭」 露天2、大浴場4、無料貸切風呂5、家族風呂2
泉質:アルカリ性単純泉
料金:1万7,600円~16万5,000円(貴賓室)

〒517-0011 三重県鳥羽市鳥羽1-24-26
☎0599(25)2500 FAX0599(26)2552
https://www.todaya.co.jp/
Wi-Fi:使用可 外国語対応:英・韓・中・台・他(タイ語)

 

 

 ※この記事は、旅行新聞新社主催「第50回プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」に選出された施設で、書籍「2026年度版 プロが選んだ日本のホテル・旅館100選&日本の小宿(BEST100 HOTELS&RYOKANS IN JAPAN)」(自由国民社)に収録されている内容を紹介しています。