NEXCO中日本「コミュニケーション・プラザ川崎」リニューアル

2018年4月17日(火) 配信

高速道路を楽しく学べる

NEXCO中日本は3月16日(金)、東名高速道路東京料金所に隣接する、高速道路を楽しく学べる施設「コミュニケーション・プラザ川崎」をリニューアルオープンした。

 子供たちにも見やすいように最新の技術を駆使し、利用しやすく工夫されたコーナーがそろい、人気を呼びそうだ。新設された「お絵描きシアター」では、タッチパネルに6種類の車が登場し、さまざまな色を塗るとオリジナルな色の車ができ上がり、さらにその車が隣の大型スクリーンに映し出されるという優れもの。

 「NEXCO中日本シアター」コーナーでは、高速道路で働く職員の仕事を通して、道路の建設、管理から地域貢献までの取り組みを約11分の映像で紹介している。長さ約10㍍の「高速道路体感ARジオラマ」コーナーは、ジオラマとAR(拡張現実)を融合させた模型展示だ。

 入館は無料。営業時間は午前10~午後5時。年末年始および施設メンテナンス日は休館。車でのアクセスは、東名川崎インター下車、大蔵1丁目経由約5分。

 【旅行ライター&エディター 三堀 裕雄

「ぷかりさん橋フェスタ」が4月21、22日に開催!

2018年4月17日(火) 配信 

ぷかりさん橋フェスタ

パシフィコ横浜は、ケーエムシーコーポレーションとヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルを共催として、2018年4月21日(土)~4月22日(日)の2日間、「ぷかりさん橋フェスタ」を開く。

 初開催となる本イベントは、年間約30万人に利用されている「ぷかりさん橋」がみなとみらい21地区初の「海の駅(名称:よこはま・みなとみらい海の駅)」に認定されることを記念して、横浜港を臨むさん橋の魅力を知りながら、海に親しんでいただくために開催する。スペシャルクルーズやペーパークラフトなどのアートコンテンツ、ミニステージ、TOYOTA MARINE クルーザーの展示など、家族そろって楽しめる企画だ。

 また、連携イベントとして、「臨港パークフリーマーケット」および「横浜ドッグウィーク MARINE DOG PARTY」が、同時開催されるので、本フェスタとともに楽しみたい。

よこはま・みなとみらい海の駅とは

 「よこはま・みなとみらい海の駅(ぷかりさん橋)」は、みなとみらい21地区の海の玄関口の海上旅客ターミナルとして、定期便である「シーバス」「マリーンルージュ」「羽田クルーズ」など毎日多くの船舶が就航している。

 観光船、プレジャーボートの係留利用などのマリンレジャーの拠点として、近隣のホテル・レストランでの食事・観光に便利な桟橋。2階に併設するヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル運営のレストラン「海鮮びすとろピア21」や1階デッキからは、ベイブリッジをはじめとする横浜港から、みなとみらいの高層ビル群までの眺望を有する絶好のロケーションとなっている。

ぷかりさん橋
海鮮びすとろピア21店内

ぷかりさん橋フェスタ 主なプログラム

◆スペシャルクルーズ(有料コンテンツ)

 ケーエムシーコーポレーションの豪華クルーザー「オセアンブルー」での「フローティングカフェ+クルーズ」と、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルの専用船「ル・グラン・ブルー」での「みなとみらいインナーハーバークルーズ(ミニクルーズ)」の2つのスペシャルクルーズを用意した。

フローティングカフェ+クルーズ【オセアンブルー】

オセアンブルー

みなとみらいインナーハーバークルーズ(ミニクルーズ)【ル・グラン・ブルー】

ル・グラン・ブルー

◆TOYOTA MARINE クルーザー展示会

 TOYOTA MARINE(トヨタ自動車マリン事業部)によるプレジャーボートを展示する。

TOYOTA MARINE プレジャーボート

◆紹介ブース

 海の駅ネットワークの取り組みや各施設のトピックスを紹介する。

・海の駅ネットワーク

横浜ベイサイドマリーナ
帆船日本丸・横浜みなと博物館

◆アートコンテンツ(有料コンテンツ)

 家族そろって楽しめるペーパークラフトや本イベント限定の似顔絵・フェイスペイントがある。

・ペーパークラフト

・似顔絵

・フェイスペイント

・ぬりえ

◆ミニステージ

 ベイブリッジを望むミニステージでは、地域のダンス教室によるフラダンスやヒップホップダンスが楽しめる。

開催概要

名称:ぷかりさん橋フェスタ

日時:2018年4月21日(土)・22日(日)10:00~16:00 ※雨天中止

会場:ぷかりさん橋とその周辺エリア

 (横浜市西区みなとみらい1-1-1 みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩7分)

料金:入場無料(一部のプログラムは有料)

主催:パシフィコ横浜(株式会社横浜国際平和会議場)

共催:株式会社ケーエムシーコーポレーション、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル

後援:横浜市港湾局(予定)

問い合わせ:パシフィコ横浜総合案内 TEL:045-221-2155(9:00~18:00)

イベントURL:

ぷかりさん橋フェスタ
http://www.pacifico.co.jp/visitor/calendar/tabid/231/pdid/68755/Default.aspx
海に親しむファミリーイベントをぷかりさん橋および周辺エリアで開催。船の乗船会やアートイベントのほか、同時開催のフリーマーケット、横浜ドッグウィークなど、ご家族で楽しめるイベントです。

【同時開催】

 臨港パークフリーマーケット(会場:臨港パーク南口広場~水際線)

 横浜ドッグウィーク MARINE DOG PARTY(会場:臨港パーク 芝生広場)

台湾の旗艦店一新、日台交流さらに拡大へ(JTB) 

2018年4月16日(月)  配信

立地を生かし、台湾の情報発信拠点に

JTBアジア・パシフィック(黒澤信也社長、シンガポール)は、4月11日(水)に台湾の旗艦店舗をリニューアルオープンした。訪台日本人観光客、訪日台湾人観光客は2017年、ともに過去最高数を記録(台湾内政部移民署)。日台間の相互交流のさらなる拡大を目指す。

 店舗は、台北の古くからの商業地で、訪台日本人客に人気のホテルが集中する中山北路二段に構える。

 訪台日本人観光客に対しては、台湾の魅力発信に積極的に取り組み、オプショナルツアーや土産物の販売、台湾産フルーツの産地直送サービスなどに力を入れる。

 訪日台湾人観光客には、ホテルや旅館、ジャパンレイルパス、テーマパーク入場券などの個人旅行者向け訪日商品を販売。また、訪日リピーターには、日本各地のJTB支店と連携して地域の魅力を深く掘り下げた、オリジナルパッケージツアー商品や「JTBスポーツステーション」と連携したマラソン大会参加商品などを提供する。コンセプトを「『ならではの価値』の提供」とし、JTBグループのネットワークを活用して取り扱いの拡大をはかる。

 さらに、抜き通りに面した店舗壁面を活用し、訪日誘客プロモーション事業を強化する方針。壁面広告とWebプロモーションに、店舗での商品販売を連携させた新たなプロモーション事業を促進する。

インバウンド向けルート案内を、独自に作成できるサービス (ファン・タップ×表示灯)

目的地に至るまで、道順を丁寧に解説することができる「ここからGO!」。矢印を加えるなど、視覚的な情報を写真に加えることも可能だ

2018年4月16日(月) 配信

訪日外国人旅行者(インバウンド)に対し、目的地までのルート案内をより丁寧にできないか――。

 IT技術の発達が進むなか、経路案内分野にホスピタリティの概念を導入し、飲食店やホテル・旅館の差別化をサポートする技術「ここからGO!」が出てきた。分かりやすい経路説明はノーショウ対策にもなる。飲食店やホテル・旅館などを海外で現地で予約し、決済を済ませたうえで来日する例も多く、需要は高まりそうだ。

 「検索大手のグーグルをはじめ、マップ機能は大変充実している。一方、それだけでは迷ってしまう方が多いのも事実。出発地と目的地をよりわかりやすくする伝える方法はないかと考えた結果、同サービス(ここからGO!)は誕生した」と開発したファン・タップの荒木大輔代表は取材に答えてくれた。交通・屋外広告大手の表示灯(上田正剛社長)と提携し、すでに数社から発注を受けている。

 同サービスの特徴は、指定した出発地から目的地(店舗・宿泊施設)まで、施設オリジナルのルート案内をつくれること。飲食店やホテル旅館らは、作成に必要なシステムツール(アプリ)を利用し、自ら案内を作成することができるのだ。地図だけでなく、写真や音声データを用いることが可能。多言語(英語・韓国語・中国語〈簡・繁〉)翻訳にも対応した。

 例えば、迷いやすい曲がり角に写真・音声(多言語)を付与すれば、ユーザーによる問い合わせ減が期待でき、スタッフの手間軽減にもつながる。写真に矢印といった表示を加えることもできる。ウェブブラウザから利用できるため、ユーザーは特別なアプリをダウンロードする必要がない。スマートフォン端末の機種を問わないことも魅力だ。

 グーグルマップをはじめ大手企業のものは、あらゆる店舗・宿泊施設が同一のマップ上に表示されるため、繁華街や経路が複雑な場所など、GPS機能を利用しても現在地の特定が困難な場合もあった。「ここからGO!」なら、施設自ら出発地を定めたうえで、目的地までの経路案内を作成できるため、分かりづらく迷いやすい道に絞った対策が可能だ。

 予約済みの訪日外国人旅行者から道を訪ねる電話を受けても、外国語で対応しなければならず、現在地を特定するだけでもひと手間かかってしまう。駅出入り口やバス停留所など、来訪者の到着場所は定まっている場合が多いため、写真や音声データを利用して予め先手を打っておけば、逐次の対応は不要となる。

 予約完了メールなどにルート案内のURLを添付するだけで、煩わしい道案内対応からスタッフを開放できる。詳細なルート案内の事前配布は、ユーザーにとっても好印象。片言の母国語による対応で時間をムダにすることがないからだ。距離が遠ければ遠いほど、旅先での時間は貴重となるため、リピーター獲得につながる差別化も期待できる。

 表示灯社が提供するデジタルサイネージとも連動する。サイネージに表示される2次元(QR)コードをカメラアプリでスキャンすれば、案内情報をスマートフォン端末から確認できるようになる。ビーコンなど、より高度なインフラ技術の利用も視野に入れる。オリジナルのルート案内作成については、出発地の選択から写真撮影まで、表示灯社サイドが一手に引き受けることもでき、各店・施設の要望に沿った対応が可能だ。

 「お寺巡りに、スマホを活用したスタンプラリーイベントを実施するなど、地域全体に及ぶ活用も可能です。飲食店やホテル・旅館といった施設事業者だけでなく、地域行政・観光協会からの要望にも応えることができるはずです」(荒木代表)。

空港カウンターに並ばずに直接バス乗り場へ ウィラーらが新サービス

2018年4月16日(月) 配信 

ウィラーと、成田シャトルを共同運行する京成バス(齋藤隆社長)、千葉交通(芹澤弘之社長)の3社でサービスを開始(画像はイメージ)

 

 ウィラーエクスプレスジャパン(平山幸司社長)らは 4月16日(月)、空港発のバス便を事前に予約・決済できる「便指定予約サービス」を始めた。東京都内と成田空港を結ぶ路線の空港発便として初の試みとなる。これまで便指定は空港カウンターのみだったが、客からの要望に応え事前に予約できるようにした。航空機遅延などで予約便に遅れた場合は、全額返金するなど手厚いサービスで利用客増を目指す。

 路線は成田空港・東京都区内西側間を結ぶ成田シャトル。成田シャトルは2016年から運行を開始した。片道1千円からと手ごろな料金設定が売り。直近1年の定時運行率は94%で、定刻通りの運行にも努めている。1年間で20万人が利用するまでに成長した。

 今回の対象便は成田シャトル全便・全バス停となる。便指定料金と取り消し料金は無料。出発20分までにインターネットで事前予約・決済すれば、カウンターに並ばずに直接バス乗り場から乗車できる。航空機遅延などで遅れた場合は自動で取り消しとなり、支払った金額は手数料はかからず全額戻る。

 一方で、「運行便数を増やしてほしい」との声に応え、3月31日にダイヤ改正した。利用が多い時間帯は30分に1本運行する。このほか、操作性向上のため予約サイトのリニューアルも行うなど、成田シャトルの利便性向上に力を入れる。

 なお、今回は同社と成田シャトルを共同運行する京成バス(齋藤隆社長)と、千葉交通(芹澤弘之社長)の3社でサービスを始めた。

休暇村吾妻山ロッジが今年の営業を開始

2018年4月16日(月) 配信

標高1千メートルに広がる、かつて牧場だった大草原

毎年、春から秋にかけて期間限定でオープンする「休暇村吾妻山ロッジ」(広島県庄原市比和町、中島真治支配人)が4月10日(火)、今年の営業を開始した。山の上にある同ホテルの目の前にはかつて牧場だったという草原が広がり、中国山地を一望できる。このロケーションを存分に満喫できる朝と夜の「おさんぽ」を実施。宿泊客限定で、スタッフと一緒に絶景スポットや花めぐりができる。

 草原には、たたら製鉄の名残を残す池や湿地帯が点在する。4月のミズバショウから、年間300種類を超える山野草が咲く様は、天然の花畑さながらだ。草原を囲む森の中にはキャンプ場や散策路が整備され、その先の山頂からは360度遮るものがない眺望が広がる。

〈朝のおさんぽ会〉

 春、夏、秋とテーマごとの散歩コースをスタッフが案内。その時期ならではの見どころスポットを歩くことができる。春先や秋には雲海が見えることも。

実施日:毎日 午前9時~9時半

参加費:無料

山頂まで40分ほどの登山も楽しめる

〈夜のおさんぽ会(ナイトハイク)〉

 スリル満点の森の闇のなか、満天の星空を眺め散歩。山の上で星を見ながら、希望者は吾妻山の天然水で淹れたコーヒーを味わえる。

満天の星空の下を散歩

 

実施日:毎日 午後8時~8時30分

参加費:無料

※参加者はコーヒー1杯200円

休暇村吾妻山ロッジ 施設情報

日程: 2018年4月10日(火)午前10時 オープン

所在地: 広島県庄原市比和町森脇423-1

tel: 0824-85-2331

宿泊料金: 1泊2食 8200円から

「自然にときめくリゾート 休暇村」

 日本の景色を代表する国立公園・国定公園など優れた自然環境の中にあるリゾートホテル。37カ所ある休暇村は、「自然にときめくリゾート」のコンセプトのもと、地元の食材を生かした料理や、地域の自然、文化、歴史とのふれあいプログラムなど、その土地ならではの魅力にふれる場を提供し、すべて利用客に心が自然にときめくひとときを届ける。

GWは親子300人の大合戦 ネスタリゾート神戸でチャンバラ合戦イベント

2018年4月16日(月)配信

歴史的な戦いをもとにした合戦を楽しもう

NESTA RESORTは4月28日(土)~30日(月)、5月3日(木)~6日(日)の期間、ネスタリゾート神戸(兵庫県三木市)でGWイベント「チャンバラ合戦-戦 IKUSA- ネスタ戦記」を行う。「桶狭間の戦い」と「関ヶ原の戦い」の2つの歴史的な戦いを元にした合戦が楽しめる。

 「チャンバラ合戦-戦 IKUSA-」とは当たっても痛くないスポンジ製の刀で、腕につけたボール状の「命」を落としあう体験型エンターテインメント。年齢・性別を問わず、自然なコミュニケーションを生み出し、知性・チームワーク、運が試される、誰もが笑顔で楽しめる“遊び”だ。

「チャンバラ合戦-戦 IKUSA-」

日程:4月28日(土)~30日(月)、5月3日(木)~6日(日)

時間:受付開始、午前10:00~

 第1部 午前11:00~午後12:00・第2部 午後2:00~午後3:00・第3部 午後4:00~午後5:00

※開始10分前までに受付を済ませる。

場所:ネスタリゾート神戸 ステージ前広場(雨天時:屋内会場での開催)

お申込み方法:事前Web申込み(当日受付も可。空いている時間帯から案内)

定員:各回300人

対象年齢:4歳以上の子供とその家族

参加費用: 大人、1500円。子供、1千円(小学生以下)

内容:

桶狭間の戦い

開催日:4月28日(土)・29日(日)・30日(月)

 少数の織田軍が、多勢だが戦いの準備をしていない今川軍を急襲で討ち取った歴史的に有名な戦い。ルールはこれを元に、はじめ「今川軍」は刀を持っていない状態で待機し、そこに「織田軍」が攻め込んでくる。「今川軍」はフィールドに散らばっている刀を拾って応戦し、相手軍が全滅するまで戦う全滅戦の合戦方式。戦国時代の幕開けとなった戦を体験せよ。

関ヶ原の戦い

開催日:5月3日(木)・4日(金)・5日(土)・6日(日)

 天下を分けた日本史上最大の戦い。一部の西軍が東軍へ寝返ったことで東軍が勝利し、江戸時代の幕開けとなった戦。これを特殊ルールとして合戦前に小判トスにより表なら裏切らない、裏なら裏切って合戦がスタートする。時間内に侍が多く残っていた方の勝ち。決戦を動かした小早川軍の謀反が、現代の戦いで再現される。

ネスタリゾート神戸 アクセス

車:

山陽自動車道 三木東インターチェンジから約2分。中国自動車道 吉川インターチェンジから約30分

有料直通バス:

JR大阪駅桜橋口ガード下から約60分。JR三ノ宮駅神姫バスターミナルから約40分

GWはチャンバラ合戦しよう!! | イベント|NESTA RESORT KOBE
http://nesta.co.jp/event/223
ネスタリゾート神戸へようこそ! ここは兵庫県三木市の旧グリーンピア三木に、2016年7月オープンしたNESTA RESORT KOBEの公式ウェブサイト。広大な自然の中に、ホテル(ホテル・ザ・パヴォーネ)、WATER FORT(プール)、グランプBBQパーク、などの家族でもカップル...

AI活用し、来訪を促すSNS (Deaps)

2018年4月16日(月) 配信

スマートフォン端末の普及と並行して、SNS(交流サイト)の利用率も増加傾向にある。 2016年の調査では、LINEやフェイスブック、ツイッターなど主要6種のうち、いずれかを利用している割合は全体で7割超。12年には4割程度だったが4年間で急増した(総務省情報通信政策研究所)。

 口コミ効果が高いとされるSNS。「インスタ映え」が流行語となるなど、とくに注目が集まっているのが写真共有にフォーカスしたInstagram(インスタグラム)だ。20、30代女性の利用率がとくに高く(40~50%)、濃溝の滝(千葉県君津市)やナイトプールなど、インスタグラムへの投稿がブームのキッカケとなった事例も多い。

 SNSの利点は発信・拡散だけではない。不特定多数のユーザーが利用するため、アナリティクスを駆使すれば、性別や年齢、趣味嗜好など、来訪する個人旅行者をより深く理解でき、ユーザーの需要把握にも役立てられる。団体旅行が減少するなか、ローカル地域にとって個人旅行者の取り込みは必須事項。交流人口の増加による消費額増を目指すためにも、ぜひ、SNSを軸としたデジタルマーケティングに注力したい。

 普及が進むSNSに、AI(人工知能)技術を掛け合わせることで、新たな旅行需要の創出に寄与する企業も出てきた。富士通グループのスタートアップ企業Deaps Technologie(ディープス テクノロジーズ)が提供するiOS用アプリ「Deaps(ディープス)」は、投稿された情報をAIエンジンが集約・分析、必要とする個々のユーザーの趣味嗜好・ライフスタイルにベストマッチする配信を実現する。

iOS用アプリ「Deaps(ディープス)」は、投稿された情報をAIエンジンが集約・分析、ベストマッチングを実現する機能を備えたSNSだ(同社報道資料より)

 同アプリは16年の提供開始以降、口コミを中心に1万5千以上のダウンロード実績を持つ。4月からは新たに、ユーザーの活動時間や場所を分析対象に加え、より精度の高い情報発信を可能にした。

 注目すべきは場所にフォーカスした「ハッシュタグマップ」機能だ。インスタグラムをはじめ、SNSの強みは対象の認知拡大にある。どこに何があり、その魅力は何かを知ってもらうためには格好のツールといえる。一方、いかに対象スポット・エリアにリーチさせるかが課題でもあった。スマートフォン画面で見て、話のネタとして消費されてしまうだけでは、交流人口・消費増という目的を達成することはできない。ローカル地域にとっては、ユーザーがいいねボタンを押して拡散して終わらせるのではなく、実際に来訪を促す仕組みづくりが必要だった。

 アプリ「Deaps」の「ハッシュタグマップ」では、ハッシュタグと地図をリンクさせることで課題解決を狙う。例えば、「#聖地巡礼」や「#マンホール蓋」といった任意のハッシュタグを付けて写真を投稿すれば、それらハッシュタグに関連した地図ページが自動で生成され、それ以降同一のハッシュタグが付与された投稿はすべて紐付けられる。旅情報を収集するユーザーは、趣味嗜好に合う観光スポット(場所)について、写真・位置情報双方を同時に知ることができ、周遊に向けた旅程作成に活用することができる仕組みとなっている。インスタグラムでも、投稿に地図情報を付与できるものの、使い勝手は「Deaps」には及ばない(4月16日現在)。

ハッシュタグマップの仕組み(同社報道資料より)

 アカウントの作成は個人・法人問わず可能。フェイスブックなどと同様、無償で作成・投稿ができる。同社は、地方行政や観光協会らとの連携にも前向き。「企画内容に合わせて利用データを収集し、誘客増に結びつく施策などに役立ててもらえる」と広報担当者は本紙の取材に対し回答した。特集や、集客につながるイベントページの作成にも対応しており、継続したサポートを提供する。

 2月には大紀町地域活性化協議会(三重県)とコラボ企画を実施した。残念ながら大紀町同協議会の担当者は不在のため話を聞くことができなかった。後日機会を見て取り上げたい。

「ぐでたまスマイルトレイン」運行中 西武鉄道

2018年4月16日(月) 配信

ぐでたまスマイルトレイン

西武鉄道は今年の12月下旬まで、運行開始から10周年を迎える西武鉄道の30000系の“スマイルトレイン”とTBSの朝の情報番組「あさチャン」で放送開始から5周年を迎える人気のサンリオキャラクター「ぐでたま」をコラボさせた「スマイルトレイン10th×ぐでたま5th記念キャンペーン ~レールの上にも10年、白身の上にも5年~」号を西武池袋線で運行している。

 30000系は、「生みたてのたまごのようにやさしく、やわらかなふくらみ」をイメージした車両。一方「ぐでたま」は、ツイッターのフォロワー数が100万人を突破した人気のキャラクターだ。「ぐでたまスマイルトレイン」は、30000系を黄色でラッピングし、すべての車両を「ぐでたま」でデザインしている。

旅行ライター&エディター 三堀 裕雄

NAA、大人も子供も楽しめる「空市」開催

2018年4月16日(月) 配信

昨年の空市、ゆるキャラ大集合のようす

成田国際空港(NAA)は4月21日(土)と22日(日)、今回で5回目となる「空市」を開く。今年は、 成田国際空港開港40周年イベント。 会場には、ご当地グルメの試食・販売・体験コーナーやステージイベントなど、大人も子供も楽しめるイベントが目白押しとなる。

 21日は、千葉県商工会青年部連合会・女性部連合会組織化50周年記念事業として、 千葉県内40市町村の物産展を中心とし た交流イベントを実施。 22日は、千葉県と茨城県の空港周辺市町村が、 それぞれの地元の魅力をPRする。 ステージ上では、航空会社によるバンド演奏やチアパフォーマンスのほか、ゆるキャ ラグランプリ2017優勝の成田市「うなりく ん」を始め、各市町村のゆるキャラたちも 大集合し、会場を盛りあげる。また、 航空会社による制服体験やポケモンコー ナー、無料ゲームコーナー「子供横丁」などの子供向けイベントも充実させた。

イベントスケジュール

21日(土)ステージプログラム

午前

10:00 オープニング

10:05 一宮町オリンピックサーフィン会場PR

10:15 創作銭太鼓 鼓蝶会

10:35 香取市黙認ポンコツご当地ヒーロー“ふるさと戦隊カトレンジャーZ”ぐずぐずヒーローショー

10:55 ぼんじりと純米大吟醸Live Tour2018

11:15 やんざ節、おらが丼音頭

11:35 放課後アイドル「手賀沼サンセット」ライブ

11:55 よさこいソーラン 月海美麗

午後

12:15 カトリジェンヌ 歌とダンス

12:35 日本一ヘタなダンスユニット“オミザイル”お遊戯会

12:55 ご当地ゆるキャラ大集合・拓大紅陵高等学校吹奏楽部による演奏

13:55 お楽しみ抽選会

14:55 エンディング

22日(日)ステージプログラム

午前

10:00 オープニング

10:05 Spring Japan「スプリンググリーンバンド」

10:40 ご当地ゆるキャラ大集合!

10:55 ANA「SUPER FLYERS」チアパフォーマンス

11:15 空港周辺市町ご当地PR(千葉県)

11:50 コズミック☆倶楽部(ヴォーカルユニット)

午後

12:20 空港周辺市町ご当地PR(千葉県)

12:55 千葉ロッテマリーンズ・ダンスアカデミー

1:20 空港周辺市町ご当地PR(茨城県)

1:55 JAL「JAL JETS」チアパフォーマンス

2:15 お楽しみ抽選会

3:00 エンディング