大阪から香住ライナー運行 12月2日からのカニシーズンに (ビーウェーブ)

2023年10月30日(月) 配信

旅行客が雪道での運転に不安を抱えるなか、安心な旅行を提案する

 ビーウェーブ(笹井建次郎社長、大阪府大阪市)は12月2日(木)~2024年2月25日(日)まで、大阪の難波駅と新大阪駅の2カ所を出発し、兵庫県・香美町を結ぶバス「かにバス・香住ライナー」を運行する。旅行客がカニのシーズンとなる冬に香美町で、慣れない雪道での運転に不安を抱えるなか、安心・安全な旅行を提案する。

 同バスは香住・柴山・佐津など宿泊施設の集まる地区で乗降できる。国土交通省「交通・観光連携型事業」の認可事業として運行し、途中で立ち寄る道の駅でおはぎまたはぜんざいを配る特典のほか、化粧台やUSB電源、トイレなどを備えているバスでの運行を実現させた。

 料金は往復9800円。復路のみは6500円。最少催行人員は15人。予約は専用Webサイトまたは同社の電話予約センターで受け付けている。

沖縄で初の「アドベンチャーウイーク」、2024年11月初旬開催へ(JNTO)

2023年10月30日(月) 配信

今年9月に開催されたATWS2023に先立って実施したプレサミットアドベンチャー(沖縄県のコース)のようす

 日本政府観光局(JNTO)は、Adventure Travel Trade Association(ATTA、本部=米国・シアトル)と連携して、2024年11月上旬に、沖縄県で初の「Adventure Week」の開催を決定した。

 アドベンチャーウイークは、ATTAが定める基準を満たした特定の地域において、厳選した旅行会社、メディア関係者が開催地のアドベンチャートラベル(AT)商品の体験や、地域との商談会を通じて、商品のさらなる磨き上げを目的としたプログラム。

 沖縄開催では、欧米豪地域からの旅行会社・メディアなどから約15人を招き、5泊6日程度のファムトリップを実施。参加者と地元観光団体との商談会も予定する。

 JNTOは日本のアドベンチャートラベル(AT)の推進に取り組んでいる。23年9月に北海道札幌市で開催された「ATWS2023」において、各広域DMOと連携して北海道や東北、四国、九州、沖縄など22のコースでファムトリップを行い、日本のAT商品の魅力を発信した。

 「アドベンチャーウイークの開催を通じ、引き続き日本のAT商品の販路拡大に向けて取り組んでいく」(JNTO)とコメントしている。

冬の味覚「あんこう」メニューが登場 東京・銀座の茨城アンテナショップに

2023年10月30日(月) 配信

「あんこうと茨城野菜の小鍋とつくば鶏の香味焼き御膳」

 茨城県は10月24日(火)、東京・銀座の茨城県アンテナショップ「IBARAKI sense」内の「BARA dining」で、県産のあんこうを使用した「あんこうと茨城野菜の小鍋とつくば鶏の香味焼き御膳」のメディア向け試食会を開いた。同メニューは、茨城の冬の味覚を代表する「あんこう」を使った季節限定メニューとして、10月27日から来年4月ごろまで同店舗で提供を行う。

 “西のふぐ、東のあんこう”と並び称される「あんこう」は、毎年11月から3月があんこうのシーズンで、県北部を中心に県内各地であんこう料理を楽しむことができる。

 見た目はギョッとするルックスのあんこうだが、その味は淡白でコラーゲンたっぷり。身は脂肪が少なく低カロリーなため、女性にも人気が高い。あんこうは「食べられないところがない」と言われ、骨以外はすべて食べることができる。身、皮、胃、肝、卵巣、エラ、ヒレは「あんこうの七つ道具」と呼ばれ、あんこう鍋はこれら七つ道具をすべて一度に味わうことができる、それぞれの部位の食感の違いを楽しむことができる料理だ。

 今回試食した「あんこうと茨城野菜の小鍋とつくば鶏の香味焼き御膳」は、小鍋と香味焼きのほか、奥久慈鶏卵の茶わん蒸し、大子産コシヒカリのごはん、香の物がセットになった御膳で、価格は1800円(税込)。

「いばらき冬の味覚 あんこう鍋コース」

 また同日から「いばらき冬の味覚 あんこう鍋コース」も提供を開始した。季節限定のご馳走コースで、メインのあんこう鍋は、あん肝と2種(白味噌と西京味噌)の味噌仕立ての濃厚な特製スープであん肝のコクと旨味、プリプリの身が楽しめる絶品鍋料理。このほか、奥久慈卵の茶わん蒸し、本日の小さな冷菜~茨城の恵み~、茨城県産水菜と薬味のサラダ(オリジナル和風胡麻ドレッシング)、茨城沖よりあんこうの唐揚げと根菜のフリット・レモン添え、つくば鶏の香味焼き・茨城野菜添え、大子産コシヒカリと常陸乃無添加梅干し、舟納豆、瑞穂農場奥久慈生産者限定・牛乳アイス、さしま茶が提供される。

 要予約で価格は1人6600円(税込)。常陸野ネストビール「ホワイトエール」や瓶ビール、茨城地酒、茨城本格焼酎など、飲み放題120分3千円(税込)も注文できる。

 BARA diningの営業時間はランチが午前11時~午後5時(LO午後2時)、ディナーが午後5時~11時(LO10時)、日曜・祝日は午後9時(LO8時)まで。年中無休。問い合わせ=☎03(6263)2002。

全室オーシャンビューのよりラグジュアリーなホテルに深化 葉山ホテル音羽ノ森 11月10日リニューアルオープン

2023年10月30日(月) 配信

 「葉山ホテル音羽ノ森」(神奈川県横須賀市)が11月10日(金)、リニューアルオープンする。全室オーシャンビューの客室は、20室から15室に減らすことで、44平方㍍以上の広さを確保。メゾネットタイプやジャグジー付きなど、さまざまなタイプを用意。

 新たに愛犬との宿泊が可能なドックフレンドリースイートや、相模湾の魚介類や鎌倉野菜、三浦野菜、葉山牛などを楽しめる鉄板焼きレストランも新設した。

 市場ニーズに合わせ、よりラグジュアリーなホテルに深化させるために実施された今回のリニューアル。メインターゲットを40~60代の夫婦に設定し、館内でゆったりとくつろげる空間づくりにこだわった。白を基調にモダンなデザインを採用した各客室のバスルームは、すべて相模湾が望める場所に設置しており、窓も大きくしたことで雄大な海の景観を心行くまで楽しめるようになった。

 そのほか館内サービスとしてフリーフローを採用し、夜のバータイムには、「葉山ビーチ」などのノンアルコールオリジナルカクテルも提供。朝食はレストランか部屋、好きな方で楽しむことができるほか、1日2組限定で夕食も出来立ての料理を順次部屋に配膳するサービスも実施する。

 今後同ホテルでは、エステや朝ヨガなど館内でリフレッシュできるメニューの提供や、夏に向けクルージングなど葉山を全身で感じることができるようなコンテンツも用意していく考えだ。

九州産交バスなど、退職金代わりに手当支給 選べる賃金規程導入

2023年10月30日(月) 配信

年齢応じて毎月1万5千~2万5千円支給する

 エイチ・アイ・エス(HIS)グループの九州産交バス(岩﨑司晃社長、熊本県熊本市)と産交バス(小栁亮社長、熊本県熊本市)は10月24日(火)、退職金の代わりに毎月の給与に手当を支給する制度または従来の退職金制度から選べる賃金規程を導入した。

 バス運転手の年間労働時間上限が原則3300時間に引き下げることなどが求められる2024年問題を受けて、これまで以上に運転手の在籍数が必要となることから、運転手自身が人生設計に応じて選択できるようにすることで、新たな人材の獲得と離職率の低下を目指す。

 今年10月1日(日)以降に採用された運転手が対象。手当の金額は年齢に応じて、毎月1万5千~2万5千円となる。従業員は入社時に制度を選ぶ。また、同社は従来10万円だった入社支度金を25万円に増額。入社時に30万円を支払う大型運転経験者優遇制度も新設した。

「一の宿倶楽部」が創立20周年 11月29日(水)、東京都内で記念式典開く

2023年10月30日(月) 配信

 一の宿倶楽部(蛭田憲市会長)は11月29日(水)、東京都千代田区の海運クラブで創立20周年記念式典を開く。

 同倶楽部は「宿主が安心して常連客に紹介できる宿」として、加盟する23軒がお互いに認め、信頼し合い、“感動日本一の宿づくり”を目指している。立地条件や特徴が異なる宿を、個性溢れる経営者が率いているのが特徴だ。

 創立から20年間、毎月加盟宿の経営者が集まり、経営ノウハウを明かしながら、宿の質とサービス向上のために熱い議論を交わしている。近年は日本文化や、旅館業の講義を学生向けに行うなど、人材育成にも注目し、各種企業とのコラボレーション企画や、趣向を凝らした会員向けキャンペーンの実施にも力を注いでいる。

 さらに、サービススタッフや板前が参加する研修に加え、加盟宿間での従業員の相互出向も行っている。

 加盟宿は次の通り。

【湯田川温泉 久兵衛旅館】(山形県)

【湯田川温泉 珠玉や】(山形県)

【大切な人とこもる宿 守田屋】(福島県)

【花鳥華やか風月の宿 籐龍館】(福島県)

【紀伊乃国屋】(千葉県)

【お宿ひるた】(千葉県)

【amane】(千葉県)

【那須高原の宿 山水閣】(栃木県)

【奥日光 ゆの森】(栃木県)

【名栗温泉 大松閣】(埼玉県)

【鹿覗きの湯 つるや】(群馬県)

【時わすれの宿 佳元】(群馬県)

【梨木温泉 はせを亭】(群馬県)

【蛍雪の宿 尚文】(群馬県)

【四季を味わう宿 山の茶屋】(神奈川県)

【観音様となりの宿 かしわや本店】(長野県)

【壺中の天 宿○文】(静岡県)

【花の小宿 重兵衛】(三重県)

【京料理とお庭の宿 八千代】(京都府)

【潮彩きらら 赤穂温泉 祥吉】(兵庫県)

【湯郷温泉 季譜の里】(岡山県)

【直島旅館 ろ霞】(香川県)

【数寄の宿 野鶴亭】(鹿児島県)

ライブコマース「JALPAK LIVE」を開始 JALとジャルパックが11月2日から

2023年10月30日(月) 配信

JALPAK LIVE接続イメージ

 日本航空(JAL、赤坂祐二社長、東京都品川区)とジャルパック(平井登社長、東京都品川区)は11月2日(木)から、BIPROGY(平岡昭良社長、東京都江東区)と共に、ライブコマース「JALPAK LIVE」を開始する。

 

 ライブコマースは、ライブ配信とオンラインショッピングを組み合わせた、新しい販売手法。配信者と視聴者がリアルタイムで双方向のコミュニケーションを取りながら商品販売できることが特徴。1回目配信は、同日午後8時00分より「スカイスパYOKOHAMA」から、「JALサ旅ダイナミックパッケージ」を紹介し、販売する。

 

 近年、オンライン予約の普及や店舗の統廃合で旅行会社の店舗数が減少し、対面による接客が減少している。こうした状況に対応するため、オンラインを通じて直接、顧客とやり取りしながらニーズに合った商品を提案する手法としてライブコマースを導入するという。

 

 視聴者は、会員登録なしにJALWebから配信サイトに接続してライブ配信を視聴でき、気になった商品はその場で購入できる。

 

 今後両社は、日本全国各地の観光スポットや文化、地元の宿泊施設、観光施設をライブコマースで配信し、旅行商品を提供していく。


北陸新幹線の早期全線開業を 大阪でシンポジウム開催

2023年10月30日(月)配信

早期全線開業に向け機運を高めた

 関西経済連合会と関西広域連合、京都府、大阪府は10月27日(金)、北陸新幹線の敦賀駅(福井県敦賀市)―新大阪駅(大阪府大阪市)の早期開業に向け、関西圏の機運醸成をはかるため、大阪市内で「北陸新幹線整備促進シンポジウムin関西2023」を開いた。

 北陸新幹線は東京都と大阪市を北陸経由で結ぶルート。2024年3月16日(土)に金沢(石川県金沢市)―敦賀間が延伸開業するが、その先の敦賀―新大阪間の着工時期は未定となっている。

 シンポジウムで大阪府の吉村洋文知事は「北陸新幹線を大阪へつなげようという思いが一つになることが最も大切」と述べた。

 福井県の杉本達治知事は「大阪まで開業すれば関西の交流圏が大きく広がる。北陸新幹線は災害に強く大規模災害時には東海道新幹線の代替として機能する」と話した。

上諏訪街道、5年ぶりの呑みあるき 初の歩行者天国で実施

2023年10月29日(日) 配信

5年ぶりの呑みあるきは、多くの参加者で賑わった

 長野県諏訪市の酒蔵5軒を巡って日本酒を味わうイベント「上諏訪街道まちあるき呑みあるき」が9月30日に開かれた。2018年10月以来、5年ぶりに行われた。

 諏訪五蔵が立ち並ぶ国道20号を初めて歩行者天国にして実施された。これまで国道の両側を呑みあるきの酔客が千鳥足で移動していたため、安全面が問題視されていた。今回は国道を歩行者天国にする新たな安全策が講じられて長年の課題がようやく解決したといえる。待ちわびた日本酒ファン約3000人が参加し、各蔵自慢の地酒やまちあるきを大勢の人が愉しむことができた。

 国道20号沿いの酒蔵「舞姫・麗人・本金・横笛・真澄」の諏訪五蔵が一斉に蔵開きをして各蔵で試飲が楽しめるイベント。1998年から通算38回開催されたが、参加者の増加で交通安全対策が課題となり、2018年に一旦中止を決めた。20年3月に再開する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。

国道20号が初めて歩行者天国になって開催

 39回目の今回は、上諏訪街道21、諏訪五蔵会、諏訪観光協会、諏訪湖温泉旅館組合、諏訪商工会議所、諏訪市で実行委員会を組織。国土交通省長野国道事務所などの協力を得て、諏訪2丁目交差点から元町交差点近くまでの約500㍍を歩行者天国にして行われた。

 参加者はJR上諏訪駅前のアーク諏訪で参加証のリストバンドを受け取り、寺院や神社、旧家が残る上諏訪地区を歩きながら会場へ向かった。イベントは木遣りを合図に始まり、5つのプラカップが収まる紙箱を片手に行列をつくり、秋の日本酒「ひやおろし」や大吟醸、限定酒など各蔵自慢の地酒を味わった。

諏訪五蔵の呑み比べセット

 国道沿いの駐車場スペースには地元住民による屋台や地元飲食店が販売する「おつまみ屋台」が出店して、会場を盛り上げた。

 開会式では、実行委員長の金子ゆかり諏訪市長が「大いに飲み、歩きながら諏訪を楽しんでほしい」とあいさつした。上諏訪街道21の北澤光彦会長は「課題だった安全の確保は大きく前進した。これからは諏訪の魅力を発信していく方法を皆で考えていきたい」とアピールした。

 JR上諏訪駅近くには5軒の造り酒屋が並び、地元では「諏訪五蔵」と呼ばれ、街の歴史や文化を大切にしながら地域の食文化を守り続けている。甲州街道沿いに軒を連ねる各蔵元を歩いて巡り、丹精込めた美酒を楽しむ名物イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

「観光人文学への遡航(40)」 のんのように生きる

2023年10月28日(土) 配信

 NHK―BSプレミアムでは平日毎朝7時15分からかつての朝ドラが再放送されている。この9月までは能年玲奈主演、宮藤官九郎脚本、訓覇圭制作統括で2013年に放映され、大きな話題となった「あまちゃん」が放映されていた。

 

 そのころの私は被災地の復興支援には観光が大いなる役割を果たすとの想いが確信へと変わり、何度も何度も被災地を訪問し、学生や知り合いを連れて行っていた時期である。三陸鉄道の皆さん、久慈の皆さんとも仲良くなり、共に手を携えて観光振興による復興支援に尽力していた。なので、「あまちゃん」を見るたびに現地の風景、現地の人々のことを思い出し、さらに気合いを入れて頑張っていたなと、当時を振り返りながらその再放送を視聴した。

 

 今回は1回も見逃すまいと思って、すべて録画してついに全回コンプリートした。すべて視聴することで、改めて宮藤官九郎の脚本の面白さ、小ネタのぶっこみ方に感嘆した。その宮藤官九郎の小劇場の演劇のごとく縦横無尽にぶっこまれている小ネタを訓覇圭はバレーボールのリベロのごとくすくい上げる。最近は「伏線回収」という言葉が流行っているが、話題になることを狙った伏線回収は最初からしらける。伏線とは、人物造形をドラマが始まる前に丁寧にやっておくプロセスの中から派生的に出るものであって、話題になることばかりを狙った伏線は最初から頭隠して尻隠さずだ。伏線とはそもそも物語に深みを持たせるはずのものが、それを狙うことで余計に物語全体が浅くなっている。宮藤官九郎の伏線は表には出ない人の温かみや相手を想う気持ちに溢れている。変な人もみんな温かい。本放送から10年が経過して、いま再放送がこれだけ話題になるのも、コロナ禍という未曽有の危機を乗り切った今との共通点を多く見出しているからではなかろうか。

 

 放送終了後、能年玲奈は旧所属事務所からの圧力で在京キー局からは締め出され、全国ネットでの露出はなくなってしまったが、それでも岩手に行くたびに地元企業のCMで顔を見ることができて、よかったよかったといつも思っていた。

 

 今回の再放送に寄せた本人のインタビュー記事を見つけた。のんってローマ字で書いたら、nonってニコニコした顔に見えるではないですか、そして、世の中の不条理にはきちんとnonを叩きつけることができる人になりたいということが書かれていた。

 

 正面から戦うばかりの私は、彼女のようにしなやかに生きねばいけないなと大いに反省した。いつもニコニコしながらも、不条理な権力者の軍門には絶対に下らない。権力者からの恫喝と権力者への忖度に溢れた絶望的なこの国で、ニコニコしながらも決して希望を忘れない。

 

 私も残りの人生は、のんのように生きよう。

 

島川 崇 氏

神奈川大学国際日本学部・教授 島川 崇 氏

1970年愛媛県松山市生まれ。国際基督教大学卒。日本航空株式会社、財団法人松下政経塾、ロンドンメトロポリタン大学院MBA(Tourism & Hospitality)修了。韓国観光公社ソウル本社日本部客員研究員、株式会社日本総合研究所、東北福祉大学総合マネジメント学部、東洋大学国際観光学部国際観光学科長・教授を経て、神奈川大学国際日本学部教授。教員の傍ら、PHP総合研究所リサーチフェロー、藤沢市観光アドバイザー等を歴任。東京工業大学大学院情報理工学研究科博士後期課程満期退学。