JDS、「国内旅行で感染者を増加させる」が約7割に 8~9月実施の首都圏在住者の意識調査 

2020年10月15日(木) 配信

感染が収まらない状況で国内旅行に行く事について

 新型コロナウイルスの感染が収まらないなか、8月18日(火)~9月3日(木)までに実施した国内旅行の意識調査で「国内旅行は他県の感染者を増やすことになると思う」が68・1%と約7割を占め、感染防止や他者へ配慮する意識の強さが表れた。

 調査はジェーディーエス(JDS、鈴木正光社長、東京都新宿区)が首都圏に在住者を対象に郵送で行い、934人の回答を得た。

 「旅行に行くきっかけ」では、家族や友人などの身近な人たちからの勧めが76・4%でトップ(複数回答)。このうち「家族やパートナーのすすめ」は45・5%と圧倒的に多い結果となった。

旅行を思い立つきっかけの結果。インターネットよりもテレビをきっかけにする結果となった

 「これまで訪れたことがある観光地」では、箱根や伊豆、日光など首都圏近郊と、京都を挙げる人が多かった。一方、「今後行きたい」場所は沖縄、札幌・小樽・函館の回答が多く、これら地域は、「首都圏在住者にとって非常に魅力ある観光地である」(JDS)と分析している。

訪れたことがある観光地は行ってみたい場所としても選ばれた

日本初電気ボンネットバスで巡る小江戸川越と川越藩ゆかりの川島町 イーグルバスがツアー販売

2020年10月15日(木)配信

遠山邸「中棟・東棟」外観

 イーグルバスのグループ会社イーグルトラベル(埼玉県川越市)はこのほど、バスツアー「日本初電気ボンネットバスで巡る小江戸川越と川越藩ゆかりの川島町」を売り出した。

 イーグルバスが今年6月に導入した日本初の電気ボンネットバスに乗り、市内「氷川神社」での疫病退散祈願や「金笛しょうゆパーク」での工場見学、川島町の「遠山記念館見学」などを楽しむツアーで、昼食は川越の有名料亭「いも膳」で会席を味わえる。

電気ボンネットバス

 イーグルバスは7月、川島町と「まちづくり、地域活性化の支援に関すること」や、「観光、交流の活性化に関すること」など4項目で協業する「包括連携に関する協定」を締結。

 同ツアーは提携第1弾として企画したもので、Go Toトラベルキャンペーンに対応している。また、川越からの観光客を誘致できる観光まちづくりを計画している川島町と、蔵街に集中する観光客を分散させる広域観光の開発をもつ川越市、両者の計画の実現に向けた実証も兼ねる。

「日本初電気ボンネットバスで巡る小江戸川越と川越藩ゆかりの川島町」 概要

価格:1万2350 円(税込)

※旅行代金1万9000円から、GoToキャンペーンの旅行代金の給付額6650円を引いた金額。協賛店で使える地域共通クーポン3千円分付き

催行日:

10 月17 日(土)、25 日(日)、11 月3 日(火・祝)、14 日(土)、22 日(日)

ツアー行程:

川越駅西口 午前9:20発=本川越駅 午前9:30発=遠山記念館(館内見学)=金笛しょうゆパーク(醤油蔵見学・買物)=川島農産物直売所(買物)=和食器美術館 呼友館(見学)・・・いも膳(昼食)=川越氷川神社(新型コロナ感染予防祈願)=蔵の街・時鐘・菓子屋横丁(自由散策・休憩所あり・買物)=本川越駅 午後5:20 着=川越駅西口 5:30着

催行人数:12人(最少催行人数10人)

富士河口湖町で11月7日から「第22回 富士河口湖紅葉まつり」始まる

2020年10月15日(木) 配信

紅葉に浮かぶ富士

 富士河口湖町観光連盟(山梨県・富士河口湖町)は11月7日(土)~29日(日)まで、「第22回 富士河口湖紅葉まつり」を行う。

 メイン会場「もみじ回廊」は、日没(午後4時30ごろ)から午後10時までライトアップを実施し、ライトに照らされた色鮮やかな紅葉の中に浮かび上がる幻想的な富士山の姿が楽しめる。また、会場周辺には飲食、特産品、農産物やクラフト市などの出店が並び賑わいをつくる。

 同イベントは、新型コロナウイルス感染症の影響により落ち込んだ富士北麓地域全体の観光業を支援するために実施する。

 ウィズコロナの時代における「新しい生活様式」に基づく旅のあり方を推進しており、会場では新型コロナウイルス接触確認アプリのダウンロードと提示や、入場時の検温と会場でのマスク着用などを来場者に要請する。

エンターテインメント×ワーク 「よみうりランド」で 「アミューズメントワーケーション」スタート

2020年10月15日(木) 配信

観覧車でテレワーク(提供:よみうりランド)

 よみうりランド(溝口烈社長、東京都稲城市)は10月15日(木)、遊園地「よみうりランド」(東京都稲城市、川崎市多摩区)で 新プラン「アミューズメントワーケーション」をスタートした。

 遊園地の開放的な空間を生かし、“エンターテインメント×ワーク”をテーマに新感覚の仕事スタイルが体感できるプラン。電源やWi-Fiを完備したプールサイドの特設スペースに、テーブルやデッキチェアを設け、非日常空間でお仕事することができる。

 また、同プラン限定のポケットWi-Fiが付いた観覧車の1時間乗車券(4周分)で、ゴンドラを1台貸し切り仕事をすることも可能だ。

 アミューズメントワーケーションで仕事を終わらせた後は、家族と合流して遊園地を楽しんだり、温浴施設「丘の湯」やゴルフ練習場「よみうりゴルフガーデン」で汗を流したりと、よみうりランドならではの充実したアフター5も満喫できる。

 料金は1人1日1900円(土・日・祝日、2000円)で、1ブースにつき2人まで利用できる。利用時間は、午前9時から午後4時まで。料金には、遊園地入園 とブース使用料(テーブル×1、イス×2、デッキチェア×2)、・電源とWi―Fiの利用料、観覧車1時間乗車券(最大4周まで) 、園外施設「丘の湯」タオル無料券が含まれている。

「バリアフリー旅行サポート体制強化」実証事業 5団体を選定 観光庁

2020年10月15日(木) 配信 

観光庁

 観光庁はこのほど、「バリアフリー旅行サポート体制の強化に係る実証事業」の対象として長瀞町観光協会など5団体を選定した。同事業は、誰もが気兼ねなく参加できる旅行(ユニバーサルツーリズム)の普及・促進を目指す。

 旅行会社や介護従事者と連携して、観光地や移動時などにおける高齢者や肢体不自由者など、さまざまな障害を持つ人へのサポート体制を強化する。

 事業内容は、①観光地におけるサポート体制の現状調査②海外事例調査③サポート体制のあり方検討④実証事業の実施⑤事業結果の普及・啓発――など。

 選定した団体へは、1件あたり50~100万円(合計500万円が上限)を、準備費用の一部として観光庁が負担する。

  ◇

 選定団体は次の通り。

・長瀞町観光協会(埼玉県・長瀞町)

・しずくいし観光協会(岩手県・雫石町)

・伊勢志摩バリアフリーツアーセンター(三重県鳥羽市)

・長崎ユニバーサルツーリズム産業共同提案体(長崎県)

・小野川温泉観光知実行委員会(山形県・小野川町)

「キハ66・67形復活国鉄色」をチャーター 日帰りミステリーツアー 阪急交通社

2020年10月15日(木) 配信

キハ66・67形 復活国鉄色

 阪急交通社(酒井淳社長)は11月22日(日)、運行ルートや行き先非公開の「ミステリーツアー」を行う。残り8編成となった、旧国鉄時代のカラーが特徴である「キハ66・67形」2両編成を貸し切り、8時間の列車旅を催行する。

 同商品は1日限りの日帰りミステリーツアー。博多駅から出発し、同系列車が通常は運行しない路線を走行して、途中8カ所の駅でスイッチバック運転をする。

 「駅弁の立ち売り」実演や、ネット入りミカンのプレゼントなどで、昔懐かしい鉄道の旅を演出する。

 そのほか、「とある駅」に隣接する鉄道施設の見学や、景品付きクイズ大会などが体験できる。

 「ジグザグミステリートレイン2020号 日帰り」は、11月22日(日)出発。募集人数は80人。

 旅行代金は大人1人2万2000円。Go Toトラベル適用後は1万5000円になり、3000円分の地域共通クーポンが付く。

ひがしおおさか体感まち博2020を開催 地域資源や企業の技などを披露

2020年10月15日(木) 配信

イベントのポスター。全31プログラムを実施する
 東大阪ツーリズム振興機構(高橋一夫理事長)は11月1(日)~23日(月)に、東大阪市内全域を博覧会会場に見立てた体験型観光プログラムイベント「ひがしおおさか体感まち博 2020」を開催する。
 
 同イベントは、地域の住民が東大阪の歴史や文化と自然、スポーツ、産業など地域資源や、東大阪市内企業のプロの技、団体や市民の知識と経験など街の魅力を発信する観光イベント。
 
 今年はウィズコロナ時代のイベントとして、参画事業者とプログラム参加者に感染防止対策をお願いしながら、心身のリフレッシュをはかるプログラムや、スポーツ体験、東大阪市花園ラグビー場バックヤードツアーなどの新しいプログラムを中心に全31プログラムを実施する。
 
 11月29日には特別イベントとして、東大阪市内に撮影所を構えた「帝国キネマ」設立100周年を記念し、「東洋のハリウッド」と称された長瀬撮影所で制作され、1930(昭和5)年に公開された映画「何が彼女をそうさせたか」を無音映画を解説する活動写真弁士とピアニストを加えてライブ上映する。
 
 同日には、ロケ地周辺まち歩きプログラムも開く。各プログラムの申し込みは10月15日から開始した。

KNT九州、ワーケーションの休暇時間にパーソナルモビリティを 実証実験始める

2020年10月15日(木) 配信

COMSイメージ

 近畿日本ツーリスト九州(KNT九州、野崎佳政社長、福岡県福岡市)は10月16日(金)から、ワーケーションの休暇時間において、1人乗り移動機器「パーソナルモビリティ」を活用した検証ツアーを実施する。ツーリズム(休暇、旅行的要素)の提供及びそのニーズと事業性ついて精査する。

 実証実験は「海も山も糸島の自然を大満喫! パーソナルモビリティ周遊ツアー」と題し、スマートデザインアソシエーション(須賀大介社長、福岡県福岡市)と共同で実施する。

 「TOYOTAi-ROAD」(トヨタ)または「COMS」(トヨタ車体製)を貸し出し、福岡市西部のJR今宿駅を起点に、交通手段が限られる玄海国定公園や糸島半島地区など周辺エリアの移動に役立ててもらう。

 利用者は仕事以外の行動範囲が広がることで、新たな魅力の発見や地元の人との触れ合いにもつながり、地域活性化も期待できる。

 料金は「TOYOTAi-ROAD」が1.5時間2900円~、「COMS」が1.5時間1700円~で、ワーケーションで滞在している人のほか観光客や地元の人も利用できる。

 同実証実験は、10月5日に交通運輸事業社などで発足した「よかみちみらいプロジェクト」と連携している。また、環境省の公募事業「令和2年度 国立・国定公園への誘客の推進と収束までの間の地域の雇用の維持・確保事業費等補助金及び国立・国定公園、温泉地でのワーケーションの推進事業費等補助金」にも採択されている。

街歩き・ヨガ体験追加 Vツアーに新コース NTAアジア

2020年10月15日(木) 配信

オーストラリアイメージ

 日本旅行グループ会社のNTAアジア(馬場直樹社長、シンガポール)は10月9日(金)、Zoomを使ったバーチャルツアーに、街歩きができる「オーストラリア」と、ヨガ体験ができる「インドネシア」の2コースを加えた。

 8月から販売しているシンガポール・マレーシアのコースは、定員を50人から100人に拡大する。

 追加となったオーストラリアコースでは、ロックス、シドニー、サーキュラー・キーエリアを案内する。動画を通じて、実際にシドニーの街並みを歩いているかのようなプチ街歩き体験を楽しむことができる。

 所要時間は各回45分。10月24日(土)は正午から、11月14日(土)は午後12時30分から、12月12日(土)は午後12時30分からとなる。料金は無料。

 インドネシアコースでは、日本人インストラクターが教えるヨガクラスを用意する。「新型コロナウイルス禍で心と体が不安定になっている人に参加していただきたい」(同社)。

 所要時間は、無料コース30分、有料コースは90分。

 無料コースは10月24日(土)午前10時30分から。有料コースは10月31日(土)午前10時30分、11月28日(土)午後5時からとなる。

 料金はS㌦20(1540円 ※1S㌦=77円の場合)。支払いはPayPalを利用する。

WILLER、短期滞在プラン発売 高速バスでワーケーション

2020年10月15日(木)配信

使用するWILLER EXPRESSの高速バス

 WILLER(ウィラー、村瀨茂高社長)はこのほど、高速バスの新たな利用方法の提案として、短期型ワーケーションプラン「在旅勤務」を売り出した。夜行バスによる混雑を避けた移動と、非日常的なリゾート地や地方などでの働きながらの休暇を実現する。

 同社は、働き方改革や新たな生活様式の中で注目を集めている、リモートワークやワーケーションなどの新しい働き方に着目。ワーケーションが初めての人にも利用しやすいように、1~2泊の短期型ワーケーションプランを用意した。

 「在旅勤務」では、出発を早めに設定することで混雑と費用を抑えて利用でき、旅先での非日常をたっぷりと味わえる。そのうえ、現地までの移動は“WILLER EXPRESS”を利用。座席指定と混雑状況の見える化や、飛沫防止を施すリニューアルしたシートなどの新型コロナウイルス対策を行っている。

(プラン一例)オリエンタルホテル京都六条のレストラン・ラウンジ

 プラン第1弾では、これから紅葉シーズンを迎える「京都」でのプランを売り出している。今年はコロナ前の例年と比べて落ち着きが見込まれ、なかなか味わうことのできない、ゆったりとした紅葉シーズンの京都を堪能できるとされている。

 そのほか、今後は別のエリア・ホテルでの展開や、コワーキングスペースとのパッケージプランなどを設定予定。