白馬岩倉に超巨大ブランコがオープン 「北アルプスの少女ハイジ」気分に

2023年10月4日(水) 配信

白馬ジャイアントスウィングイメージ

 白馬岩倉マウンテンリゾート(長野県・白馬村)は10月6日(金)、同社調べでは日本初の国内最大級の巻き上げ式超大型ブランコ「白馬ジャイアントスウィング」をオープンする。標高1100メートル、地面から10メートルの高さに設置し、リアル「北アルプスの少女ハイジ」になれるとアピールする。

 巻き上げ式ブランコは大量に関係なくスタートから勢いよく飛び出せるのが特徴。白馬ジャイアントスウィングは鉄柱が地面から高さ10メートルあり、最大で前方約6メートルの振り幅が得られる。眼下には白馬村の田園風景が広がり、目前には北アルプスの山々の紅葉が迫る。浮遊感にスリルを感じながら、大自然への没入を楽しめるのが魅力。

 同リゾートは「世界水準のオールシーズンマウンテンリゾート」への進化を目指し、2017年に岩岳マウンテンバイクパークの造設、2018年の絶景テラス&カフェの開業、展望エリアの設置など、グリーンシーズンの魅力強化に努めてきた。このなかで、20年に開業した絶景ブランコ「ヤッホー!スウィング presented byにゃんこ大戦争」は最大5時間待ちを記録した人気アクティビティの1つという。今回はヤッホー!スウィングの約3倍の高さとなるため、よりスリルと絶景を味わえる。

 白馬ジャイアントスウィングは10月6日(金)~11月12日(日)までで冬季は休業予定。営業時間は初日は正午から、それ以外は午前9:30~午後4時まで。料金は1回1000円、利用条件は身長110センチ以上、100キロ以下。チケットは山頂ガイドセンターで販売する。

インバウンド向け相撲ショーホール 24年夏に開業予定(阪神コンテンツリンク)

2023年10月4日(水) 配信

「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」イメージ

 阪神コンテンツリンク(清水奨社長、大阪府大阪市)は2024年初夏、インバウンド向け相撲エンタテイメントショーホール「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA」を商業施設「なんばパークス」内に開業する。

 このショーホールでは、英語MCによる相撲解説を聞きながら相撲ショーを観賞できるほか、実際に土俵に上がって力士に挑戦する体験や、力士と記念撮影することができる。

 各日2公演で、ぶつかり稽古や体験ができるパフォーマンスが約60分。記念撮影やグッズ・お土産の買い物ができるフリータイムを約30分用意している。

 日本らしさを感じる和食弁当「食い倒れの街・大阪名物を集めたオリジナルの和食弁当」と1ドリンクを提供。オプションでハラール・ヴィーガン対応や、高級会席弁当も選ぶことができる。

 料金は、S席1万6000円、A席1万2500円(子供9000円)、B席9500円(子供7000円)。

「萃香園ホテル」(福岡県久留米市)経営事業者が特別清算開始命令受ける(帝国データバンク調べ)

2023年10月4日(水) 配信

 萃香園(代表清算人=川村芳子氏、福岡県久留米市)は9月15日(金)、福岡地裁久留米支部から特別清算開始命令を受けた。帝国データバンクによると、負債は約10億円。

 同社は1882(明治15)年創業、1937(昭和12)年11月に設立されたホテルの経営業者。「萃香園ホテル」の屋号で宿泊や結婚式の運営などを手掛け、過去には明治天皇が利用するなど、「皇室御用達のホテル」としても高い知名度を誇っていた。2000年12月期には、年間収入高約19億3300万円を計上していた。

 しかし、客室数が少なく宿泊客の利用は限定されていたほか、福岡市内の大手ホテルなどとの競合や、ブライダル様式の変化などによって、披露宴や宴会などの利用者数は年々減少。「20年12月期の年間収入高は約3億3000万円に落ち込み、当期純損失約1億8000万円を計上し、約1億9000万円の債務超過となっていた」(帝国データバンク)。

 こうしたなか、新型コロナの影響によって宴会や婚礼のキャンセルが相次ぎ、国からの助成金や銀行融資では十分な資金を賄えず、事業の継続が困難となっていた。21年4月に新設した萃香園へ事業を譲渡し、同社は21年9月30日に開いた株主総会の決議により、解散していた。

 なお、萃香園ホテルは現在も営業が行われている。

全旅連青年部、自民党国会議員に要望書 「宿泊観光業に支援継続を」

2023年10月4日(水) 配信

自民党衆参両院の国会議員に手渡した

 全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部(塚島英太部長)は9月22日(金)、自由民主党衆参両院の国会議員に宿泊観光産業に対する支援の継続を求める要望書を提出した。訪日外国人観光客数と国内旅行の需要がコロナ禍前まで回復する一方で、各地域ごとに濃淡があり、多くの宿泊施設が資金繰りに苦労していることから、提出に至った。

 要望書では、多くの宿泊観光事業者が人手不足に苦しんでいることから、宿泊業の従事者や、就職を考えている国内外の若者に宿泊業で働くことの矜持を与えるために、国から「観光が我が国にとって大事である」や「宿泊産業が我が国の基幹産業である」などのメッセージの発信を求めた。

 人手不足で稼働できない客室があり、利益を確保できていない施設も多いため、求職者と宿泊事業者とのマッチングイベントの開催や採用HP・パンフレットの作成支援など採用活動の支援を要求。さらに、人手不足の状況下でも高付加価値なサービスを提供できる体制を構築するため、清掃・配膳ロボットの導入費用のサポートも要請した。

 宿泊施設での就業を望む外国人は多い一方で、採用者数が少ないことから、宿泊業技能試験センターによる特定技能試験や技能実習試験の円滑な業務の推進を求めた。配偶者の扶養に入るパート従業員が、一定の年収額を超えると扶養を外れて社会保険料の負担が生じ、手取り収入が減る年収の壁によって、働ける時間を制限されているとして、年収の壁問題の解決も要求した。
 
 また、原油価格の高騰が続くなか、省エネ設備などの導入支援施策の継続を求めた。
 
 全国各地で災害発生時に、宿泊施設に逃げ込む被災者が増えていることを踏まえ、従事員への事前研修の実施で大きな防災・減災機能の役割を発揮していくため、研修制度の創設への協力を要請。災害対応に資する設備への改修による価格転嫁は、宿泊客の理解を得られないことから、客室改修費を補助する宿泊施設バリアフリー化促進事業の災害協定枠の維持を要求した。
 
 地域固有の伝統や文化に基づく魅力を生かした街づくりを行うため、高付加価値化事業の継続も要求。同事業のうち、廃屋の撤去へのサポートを強く要望。廃屋の撤去による宿泊費の値上げは消費者から理解されづらいことから、国による廃屋を生まない仕組みづくりの構築を求めた。

淡路島ナイトクルーズ10月22日実施 オリオン座流星群に合わせ

2023年10月4日(水) 配信

淡路島のナイトアクティビティとして人気

 兵庫県・淡路島で「うずしおクルーズ」を運営するジョイポート淡路島(鎌田勝義社長、同県南あわじ市)は10月22日(日)、オリオン座流星群を船上から楽しめるナイトクルーズを運航する。

 同社では今夏から流星群などの天体イベントに合わせたナイトクルーズを実施しており、今回は第4弾企画となる。オリオン座流星群は同日ごろが最も活動が活発すると予想され、明るい流星が肉眼で見られるという。

 船内では笑いを交えた星座解説で絶大な人気を集める星空案内人「星(ほし)兄(にい)」が解説を行う。

 料金は中学生以上5000円、小学生2500円。ウェルカムドリンクと玉ねぎスープ付き。幼児は大人1人に付き1人無料。

 船内の貴賓室で島の食材を生かした料理やアルコールなどが楽しめるVIP席も用意する。14人限定で中学生以上1人1万円。午後6時30分出航で所要90分。

 なお、11月18日(土)のしし座流星群、12月15日(金)のふたご座流星群に合わせたナイトクルーズもそれぞれ実施する。

東武トップツアーズ、東北農政局と共催 農村RMO推進フォーラム開く(10月11日)

2023年10月4日(水) 配信

10月11日に岩手県遠野市の旧土淵中学校で開催する

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は10月11日(水)、東北農政局との共催により、岩手県遠野市の旧土淵中学校で「農村RMO推進フォーラム」を開催する。農村型地域運営組織(農村RMO)の普及啓発とともに、関係者の知見の向上と、情報・意見交換をはかる。

 農村RMOとは、複数の集落の機能を補完し、農用地保全活動や農業を核とした経済活動と併せて、生活支援など地域コミュニティの維持に資する取り組みを行う組織。農村地域、とくに中山間地域で高齢化や人口減少の進行が顕著で、共同活動などの集落機能の低下が危惧されている。このため、国では農業経営体をはじめとする多様な者や人が一体となり、農用地の保全や生活支援などを担う農村RMOを形成し、地域コミュニティの維持に資する取り組みを推進している。

 今回は第1部に、大石地区農村RMO推進協議会「チームさすけネットりょうぜん」(福島県伊達市)、土淵町農村活性化協議会(岩手県遠野市)が取組事例を発表する。第2部では、旧土淵中学校校舎内や土淵集落内の現地視察を行う。

 参加対象は、既存の農村RMO関係者、農村RMOに興味のある者、地方公共団体、農林水産業関係団体、福祉関係団体など。開催時間は午後1:45~4:50。開催方式は、第1部が会場参加(定員40人)およびオンライン参加(定員200人)のハイブリット方式、第2部が会場参加のみ。申し込みは、農村RMO推進フォーラム専用サイトから。

 なお、農林水産省の「農山漁村振興交付金(農村RMO形成伴走支援事業)」を活用し、今後も地方農政局ごとに、全国7カ所での開催を予定している。

10月5日にプロジェクションマッピング開始 FirstLove 初恋ロケ地の「天狗山」とレストラン「小樽バイン」で(北海道中央バス)

2023年10月4日(水) 配信

小樽バインではテーブルにプロジェクションマッピングを投影

 北海道中央バス(二階堂恭仁社長)は10月5日(木)から、プロジェクションマッピングイベントを展開する。

 会場は小樽市内にある同社運営のレストラン「小樽バイン」と、小樽のシンボル「小樽天狗山」。「小樽バイン」は明治時代の銀行をリノベーションしたレストランで、道産ワインと地元産食材を使った料理が楽しめる。

 期間中は、小樽で紡がれた歴史と食をプロジェクションマッピングと一緒に楽しめる「アートディッシュコース」を用意。テーブルには、天狗(猿田彦)の目線で小樽の自然や街並みを作り上げる過程が映し出される。

 料金はランチタイムが5500円、カフェタイム(アフタヌーンティー)5000円、ディナータイムが8000円・1万2000円。事前予約制で、1日5組限定の提供。加えて、店内壁面(ワイン樽装飾)にも約30分間隔で映像を投影する。こちらはレストラン利用者は無料で鑑賞できる。

白地の掛け軸に天狗たちが登場

 一方天狗山では、全国各地から天狗に関する品が集められた資料館「天狗の館」に設置する白紙の掛け軸に、天狗山由来のキャラクターらが登場するプロジェクションマッピングを投影する。

 天狗山は山頂から北海道三大夜景と称される美しい夜景をを楽しめる場所で、Netflix『FirstLove 初恋』のロケ地として最近さらに注目を集めている。

 同社は両会場を周遊する企画として、小樽バインと天狗山2カ所(山頂・山麓)を巡るAR(拡張現実)を活用したスタンプラリー企画も実施する。達成者には、特製ポストカードをプレゼント。

 プロジェクションマッピング、スタンプラリー企画は、11月5日(日)まで。

小豆島「光の祭典」11月7日から エンジェルロードなど島内4カ所で

2023年10月4日(水) 配信

エンジェルロードの演出イメージ

 香川県・小豆島町の小豆島観光協会(会長=堀川満弘・小豆島フェリー社長)とJTB(山北栄二郎社長、東京都品川区)は11月7日(火)から12月3日(日)まで、島の観光スポットをプロジェクションマッピングで彩る夜間特別イベント「Shodoshima Protopia―進化する島―」を開催する。

 干潮時に現れる海の中の道「エンジェルロード」と、景勝地「寒霞渓」、「道の駅オリーブ公園」、「二十四の瞳映画村」の4カ所で演出を行い、ナイトタイムエコノミーの創出をはかる。

 場所により開催日時が異なり、エンジェルロードは11月7日(火)から30日(木)まで。午後6時から10時まで、砂の道をプロジェクションマッピングで“光の道”に変化させ、来場者が歩くと波紋が広がったりなどの仕掛けを施す。

 寒霞渓は18日(土)までの演出。ロープウェイで展望台に上り、そこからプロジェクションマッピング花火を観賞する。

 オリーブ公園では同園の象徴であるギリシャ風車を光の演出で幻想的に彩る。11月19日(日)から30日(木)の午後6時30分から同8時30分まで。

 二十四の瞳映画村は12月1日(金)から3日(日)の3日間、中村耕一さん(元JAYWALK)や日浦孝則さん(元class)らアーティストによるライブとプロジェクションマッピングのコラボ企画を行う。

 エンジェルロード、寒霞渓、オリーブ公園の来場は2カ所通しチケットが必要で、前売り2000円、当日2500円。小学生未満無料。二十四の瞳映画村は単独で前売り2000円、当日2500円。小学生未満無料。

 なお、イベント期間中、島内の宿泊施設から会場までの送迎バスを運行する。

ぬいぐるみが紅葉シーズンの白河をめぐる おもちトラベル、10月末にツアー実施

2023年10月4日(水) 配信

コアラ添乗員「タピ」が白河を案内する

 ぬいぐるみ専門旅行を企画する、おもちトラベル(合同会社うきうきわくわく運営)は10月29~31日に福島県白河市の紅葉シーズンに合わせて「ぬいぐるみ白河ツアー」を実施する。ぬいぐるみだけが参加できるツアーで、申し込みは10月10日(火)から、先着8組限定。

 日本玩具協会によると、2022年度のぬいぐるみ売上(希望小売価格ベース)は前年度比13・1%増加し、市場規模が拡大している。おもちトラベルによると、推しのぬいぐるみを連れて出掛ける愛好者が急増し、景色などとぬいぐるみを一緒に撮影する「ぬい撮り」を楽しむ人が増加。インスタグラムで「#ぬい撮り」(英語では「#plushiesofinstagram」)を検索すると合計600万件以上も投稿がある一大ジャンルだという。

 こうしたなか、おもちトラベルでは持ち主の手を離れて、まるで生きているかのように旅行やアクティビティを楽しむことをコンセプトにツアーを企画。本場ドイツのテディベアの手法で作られた、オリジナルのコアラのぬいぐるみ「タピ」が添乗員を務める。

 現在まで19ツアーを開催しており、延べ130体のぬいぐるみが参加した。ツアー中は各種SNSでリアルタイムに発信を行い、ツアー実施後のアンケートでは「(自身の)ぬいぐるみの新しい魅力が見られた」「見たことのない景色を見られて楽しかった」など5段階中4.5以上の高評価を獲得。リピート率も90%を超えるという。

 今回は白河観光物産協会の協力のもと、おすすめの紅葉スポット散策やご当地キャラクターとのグリーティングなどを行う予定。参加費は1万1000円(税込)を予定する。

 集合時と解散時の配送はすべて郵送で、返送時に白河のお土産とツアー写真などを同封する。

人気声優の梶裕貴氏と石川由依氏が出演 農泊の魅力発信するアニメ動画を制作(楽天グループ)

2023年10月4日(水) 配信 

楽天はこのほど、農泊の魅力を伝えるオリジナルアニメ動画を制作した

 楽天グループはこのほど、農林水産省が推進している「農泊」の魅力を発信する取り組みの一環として、農水省の農山漁村振興交付金を活用して、楽天トラベル上の特設ページ「のんびり農泊」や公式ユーチューブチャンネルにおいて、オリジナルアニメ動画を公開した。

 同社は、2020年から「農泊」のプロモーションに取り組んでおり、これまで楽天トラベル上で旅行先の提案や、グループの各サービスにおける消費行動分析データをもとにしたプロモーションを通じて、農泊の魅力発信に取り組んできた。

 このほど、おもに若年層への認知向上や利用促進を目的とし、若者に人気の高いアニメキャラクターの声などを担当してきた声優の梶裕貴氏と石川由依氏を起用した、73秒のオリジナル動画を制作した。