クルーズデスクを開設 オンライン接客でクルーズ旅行の提案(日本旅行リテイリング)

2021年4月21日(水) 配信

日本旅行リテイリングは4月21日(水)、オンライン接客に特化したクルーズデスクを開設した

 日本旅行リテイリング(大槻厚社長、東京都中央区)は4月21日(水)、東日本いい旅予約センター内に、オンライン接客に特化した「クルーズデスク」を開設した。本格的なクルーズ旅行のコンサルティング専用デスクで、来店の必要がなく、非接触でクルーズ旅行の提案ができる。

 同センターには、「クルーズ・コンサルタント」の資格認定を保有するスタッフが6人在籍している。客室のタイプから、船内での過ごし方、予算の見積もりなど、クルーズに関する質問に対応する。

 また、5月には複数人同時にクルーズ旅行の相談ができる「マルチオンライン相談会」を実施する予定。

じゃらん、「一緒に春キャンプしたい芸能人」ランキング発表 1位は「ヒロシ」が獲得、2位に「大野智」が続く

2021年4月21日(火)配信

「一緒に春キャンプしたい芸能人」ランキング(じゃらん発表)

 リクルート(北村吉弘社長、東京都千代田区)が企画・編集する旅行情報誌「じゃらん」はこのほど、「一緒に春キャンプしたい芸能人」のランキングを発表した。調査の結果、1位にはソロキャンパーのイメージが定着したヒロシさんが輝き、続いて2位に嵐の大野智さん、3位に女優・新垣結衣さんが選ばれた。

 調査は2021年2月17日(水)~18日(木)までの2日間、47都道府県の20~50代の男女を対象に、インターネットで実施した。有効回答数は1033人。

 同社によると、1位を獲得したヒロシさんはソロキャンパーとしてテレビ番組やYouTubeでも活躍中。2位の大野智さんは、テレビ番組の企画でヒロシさんと共演したことをきっかけにソロキャンプにハマったという話などが、今回のランキングを後押しする結果となったとみている。

 また、3位はさまざまなランキングで常連の新垣結衣さん、4位には女優・綾瀬はるかさんと並び、お笑い芸人のバイきんぐ西村さんがランクインした。ヒロシさんと並ぶソロキャンパーとして知られる西村さんは、番組で紹介している数々のキャンプ飯にも定評があるようだと述べている。

 今回のアンケートについて同社は、「自分流の楽しみ方を持っているイメージがあり、キャンプ初心者でもゆるく楽しめそうな雰囲気が支持を集めたのでは」と分析する。

エクスペディア、ウェブサイト刷新 旅程すべてを確認可能に

2021年4月21日(水)配信

新しい日本サイトのホーム画面

 エクスペディアは4月20日(火)、新たなブランド戦略を発表した。同社ウェブサイト、アプリなどのプラットフォームを刷新し、明快でシンプルなレイアウトを採用。旅行に関するすべての情報をプラットフォーム1カ所で確認できるように、旅程の構築機能を強化した。

 モバイルアプリでは、前回の検索や予約を中断した箇所から再開できる「キーププランニング」機能を実装。この旅行計画履歴により、利用者が旅を簡単に組み立てられるようサポートする。

 さらに新たなパッケージ商品として、航空券と宿泊施設に、現地ツアーを組み合わせた「おすすめパッケージプラン」を導入した。旅行プランの追加や削除の変更が簡単にでき、数多くある選択肢から選ぶストレスを軽減できるという。

 あわせて、オンラインチャットで利用者をサポートする「バーチャルエージェント」機能が、今後数カ月以内に英語圏以外でも利用可能になると述べた。同機能は、ワンクリックで旅程全体をキャンセルできるほか、旅行について問い合わせることも可能。特定の宿泊施設の新型コロナウイルス感染症対策なども確認でき、待ち時間なくスムーズに利用者の要望や疑問が解決できるという。

 また、旅先で多くの発見や体験ができるよう、宿の詳細ページに宿泊施設周辺で人気の現地ツアーを表示する。これら現地ツアーは、予約後や旅行中でも利用できる。

 このほか、すべてのエクスペディア会員は「エクスペディア会員プログラム」に統合。最適なフライトや運賃プランなどの情報提供や、宿泊施設をアメニティ別に予約ができる機能を始める。

同日にオンライン会見、「旅のパートナー」に

シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのシブ・シン氏

 今回のエクスペディアの新たな方針は、新型コロナウイルス感染症の影響で、旅行業界が苦戦を強いられた経験の中で生まれたもの。同日にオンライン会見が行われ、同社ブランドのシニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのシブ・シン氏が登壇した。

 シン氏は新型コロナウイルス感染症により、自分らを見つめ直し、ブランドとしての在り方や、それがお客にとってどのような意味を持つのかを考えさせられる機会となったと説明。新たな方針の展開について、「これは単なるキャンペーンではなく、エクスペディアをブランドとして刷新する動き。ブランドとしては過去5年で最もマーケティング費用を投資した」と強調。そのうえで「会社の歴史の中でも新たなページの幕開けとなる。皆様に寄り添い、『最高の旅のパートナー』となることを目指していく」と力を込めた。

旅行者87%がワクチンパスポートに好意的 旅行に関する意識調査(J.D.パワー)

2021年4月21日(水) 配信

J.D.パワージャパンは4月21日(水)、新型コロナと旅行意向に関する調査結果を発表した

 顧客満足度調査や消費者動向をリサーチするジェイ・ディー・パワージャパン(山本浩二社長)は4月21日(水)、新型コロナウイルスと旅行意向に関する調査結果を発表した。過去1年間の旅行経験について、2021年は29%(前年は62%)と大幅に減少した。また、ワクチン接種証明となるワクチンパスポートは、旅行者の87%が好意的な姿勢を見せた。

 過去1年間に旅行した人に今後6カ月の旅行予定を聞いたところ、69%が「プライベートまたはビジネスでの旅行予定がある」と回答し、前年より11㌽上回った。

 一方、過去1年間に旅行していない人は、9割以上が「今後6カ月の旅行予定はない」と回答し、旅行に積極的な層と消極的な層に二極化している傾向が見えた。

 旅行しない理由について、「コロナ感染への不安」(54%)や、「収束への悲観視」(42%)があったが、昨年より10㌽ほど減少している。同社は、「新型コロナウイルスの影響が少し薄れてきているようすが窺われる」と分析した。

 また、「新型コロナのワクチン接種が自身の旅行頻度に与える影響」については、過去1年間に旅行した層でも「かつてほど頻繁には旅行しない」(48%)と、半数近くが慎重な姿勢だった。

 一方で、昨年からワクチン接種が始まっているアメリカでは、30%が「ワクチンがあることで、予定していた以上に旅行ができる」と回答した。

 同社はこの結果について、「日本では感染に対する世間の目への意識が強いことから、旅行による感染拡大の不安を除ける公的な証明書があることで、旅行の重要な一押しとなる可能性もある」と期待した。

 今回の結果は、20年6月(20~69歳の日本居住者2千人)と21年2月(同、3092人)、21年4月(北米の空港利用者1500人)にそれぞれ実施したインターネット調査を「コロナ禍、コロナ後の旅行」をテーマにまとめた。

三重県×JAL 連携協定に新項目追加で地域活性化

2021年4月21日(水) 配信

三重県でのワーケーションの推進など実施(イメージ)

 三重県(鈴木英敬知事)と日本航空(赤坂祐二社長)は「食」と「観光」の振興に関する連携協定を結んでいるが、このほど新たな連携協定事項として、「次世代モビリティ」と「ワーケーション推進」を追加した。

 両者は2015年12月に地域社会の活性化を目指し、連携を強化することで合意。協定のもと、JAL国際線ビジネスクラスの機内食で三重県産食材を使用したメニューの提供や、伊賀の「忍者トレイルランニングレース」での協力など、地域資源を生かした観光振興や交流人口の拡大に努めてきた。

 今後は、新たな連携協定事項を加えることで、さらなる緊密な相互連携を行い、幅広い分野でのさまざまな取り組みに挑戦していく。具体的には、三重県内における「次世代モビリティ」の実装に向けた課題抽出や解決手段の検討、実用化に向けた機運醸成などを行う。また、ワーケーション推進の啓発活動として、 JALPAKダイナミックパッケージでの商品造成・販売や、JALが提供する観光ガイド「OnTrip JAL」での三重県ワーケーション情報の発信などを予定する。

福井県観光連盟「観光地域づくりマネージャー」募集 5月17日(月)まで

2021年4月20日(火) 配信

 福井県観光連盟は、2024年春の北陸新幹線福井・敦賀開業に向け、地域の観光を担う民間プレーヤーの発掘・支援や、観光資源の発掘・磨き上げなどにより、観光で「稼ぐ」地域づくりを推進し、福井県の観光振興の旗振り役として活躍する「観光地域づくりマネージャー」を、全国から募集している。募集期間は5月17日(月)まで。

 同連盟が3月31日に「観光地域づくり法人(DMO)」(登録区分:地域連携DMO)に登録されたことを契機に、観光地域づくりマネージャーを設置することで、地域の「稼ぐ力」を引き出す「観光地経営」視点による観光地域づくりを、さらに推進していくのが狙い。

 職務内容は、同連盟の「観光地域づくり推進事業部」と「観光ネットワーク推進事業部」を統括し、県内の官民を一体にとりまとめながら、①民間プレーヤーのへの支援②観光資源の発掘と磨き上げ③マーケティング施策の検討④市町・観光協会との連携――などに取り組む。

 求める人材は、地域振興や観光振興への意欲・関心が強く、観光業界に限らず、さまざまな業界のネットワークを持っている人物。観光業界の経験の有無は問わない。

 採用人数は1人。任用期間は、着任日(できるだけ早期に)から22年3月31日まで。年度ごとに更新する(最長5年程度)。給料は、年額1000万円から1500万円までの間で経験などに応じて設定する。詳細は、転職サイト「ビズリーチ」(https://www.bizreach.jp/)の公募ページを参照。

 問い合わせ=福井県観光連盟 ☎0776(23)3677。

無料公開セミナーも 2030年の観光業界を担う次世代リーダー養成スクール「POOLO NEXT」 第1期生募集スタート

2020年4月19日(火)配信

全12回の講義を通して次の時代を担うグローバル人材の成長を支える。

 旅の総合メディアを運営するTABIPPO(清水直哉社長、東京都渋谷区)は、半年間で未来の観光に貢献するニューノーマルなビジネスプランを生み出すプログラム「POOLO NEXT(ポーロ ネクスト)」の受講者募集を開始した。公開記念として令和時代の観光について語る無料公開セミナーも開催する。

 POOLO NEXTは2030年の観光業界を担う次世代リーダー養成スクールだ。2021年6月から半年かけて受講者一人ひとりが本気で実現したいビジネスプランを考える。観光業界で活躍するビジネスリーダーによる全12回の講義や月1回開催されるメンターとのフィードバック面談を経てビジネスプランを完成させる。募集定員は50人。参加費は通常プラン33万円(税込)、特待生になると受講料が無料または50%引きとなる。

「POOLO NEXT」3つの魅力

1)他では得られない実践的な知識

 全12回の講義では、観光業界の最前線で活躍するビジネスリーダーたちが、本やネットでは得られない実践的で生々しい事業のリアルを伝える。机上の空論ではない、実例に基づくケーススタディによって、ここでしか得られない実践的な知識が身につく。

2)全員が完走するための手厚いサポート

 事業構想を1人だけで作り切ることは簡単でない。POOLO NEXTではメンターとの面談や専用のワークシートを通して手厚くサポートする。事業立ち上げの経験がない人でも最後まで完走できる体制を用意している。

3)共に頑張る仲間との出会い

 POOLO NEXTにはこれから共に未来の観光を引っ張る次世代リーダーたちが集結する。互いの事業プランを徹底的に討議し、プログラムを通して生まれたつながりは、参加者にとって貴重な経験に。

無料公開セミナーも開催

第1回 なぜ今、旅行/観光なのか?

日時                     :2021年4月27日(火)午後7:30-9:30
使用ツール           :Zoomウェビナー
参加費                  :無料
ゲスト                  :
 篠塚 孝哉氏(株式会社令和トラベル 代表取締役社長)
 太田 英基氏(株式会社スクールウィズ 代表取締役)
内容                     :
 令和におけるトラベル領域のビジネスチャンスについて考える。海外旅行をターゲットにしている令和トラベルと、日本人の海外留学をサポートするSchool With。現在、非常に厳しいトラベル領域のビジネスへの挑戦と市場をどう捉えているのか深堀りする。

第2回 令和の観光に必要な変革とは?

日時                     :2021年5月10日(月)午後7:30-9:30
使用ツール           :Zoomウェビナー
参加費                  :無料
ゲスト                  :
 鮫島 卓氏(駒沢女子大学 観光文化学類 准教授)
 加藤 遼氏(株式会社パソナJOB HUB ソーシャルイノベーション部長)
内容                     :
 令和における必要な変革と観光/旅行業界に求められていることは何か。観光/旅行業界におけるイノベーションの起こし方についてゲストが語る。

映画公開を記念 岡田美術館が北斎作品を特別展示

2021年4月20日(火) 配信

葛飾北斎「傾城図」(部分)19世紀前半 岡田美術館蔵【展示期間6月29~9月26日】

 岡田美術館(神奈川県・箱根町)は9月26日まで、葛飾北斎の作品を展示する。

 5月28日、北斎の生涯を描く映画「HOKUSAI」が封切られるのを記念しての企画。北斎の名作「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や美人画の「夏の朝」、「傾城図」を特別に展示する。劇中で実際に使用された「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」の版木(アダチ版画研究所所蔵)も6月28日まで見ることができる。

葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
天保2~4年(1831~33)岡田美術館蔵【展示期間5月28~7月22】

 担当者は、「まだ眉を落としていない初々しさが残る『夏の朝』の新妻。玉虫色に光る笹色紅を唇に施した『傾城図』の妖艶な花魁。北斎の描く“清楚美人”と“妖艶美人”を映画に登場する滝本美織さん演じる北斎の妻・コト、芋生悠さん演じる歌麿の恋人である花魁・麻雪に重ねてご覧いただくことで、より身近に北斎の世界観を感じていただける」と語る。

 そのうえで「200年以上の時を経て今に伝わる作品の魅力と私たちの心を惹きつけてやまない北斎の生き様を、この春、美術館とスクリーンでぜひご覧ください」とPRした。

 またミュージアムショップでは同館収蔵の同作品と「冨嶽三十六景 凱風快晴」をモチーフにデザインしたチョコレートも販売している。

Okada Museum Chocolate 『波と富士』

シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 開業33周年アニバーサリー記念イベント展開 

2021年4月20日(火) 配信

ガーデングランピングプランでくつろぎの心地よい期間を

 4月14日(水)に開業33周年を迎えたシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(千葉県舞浜市)は現在、宿泊やウェディング、レストランなどでさまざまなアニバーサリー記念イベントを行っている。宿泊では、ホテル公式サイトからの予約者を対象にチェックイン時に抽選を実施。当選者は、33円で宿泊できる(1日1組限定)。

 カフェ・トスティーナでは4月28日(水)限定で、スペシャル スイーツブッフェを開催する。同日に限りの特典として、シャンドンスパークリングワイン飲み放題と、次回のスイーツブッフェで利用できる33%割引チケットが付く。

 またチャペルでは、「開業33周年記念挙式プラン」として、12月31日まで限定で、86万円相当の挙式プランを33万円で売り出している。

 同ホテルでは開業記念日に先駆け、アウトドアブランドのノルディスクジャパンとコラボーレーションした企画を5月31日まで行っている。シェラトンホテル初となるグランピングステイで、ホテルの庭でグランピング体験が楽しめる。利用者は客室も利用できるので、初心者でも安心かつ安全だ。

 ガーデングランピング・プランは1日1室限定だが、これに加え1日3室限定の星空キャンプルーム・プランも用意。こちらは、気軽にアウトドア気分が楽しめるプランで、オーシャンビューのバルコニーつき客室にテントなどが設置されておいるほか、家庭用プラネタリウムHOMESTARで満天の星空を楽しめる。

「津田令子のにっぽん風土記(72)」足利の観光を潤す歴史と花々 ~ 栃木県・足利市編 ~

2021年4月20日(火) 配信

鑁阿寺のしだれ桜
足利市観光協会 前事務局長 吉田雅裕さん

 先月、「おもてなし研修会」の講師に招かれ桜の花舞う足利を訪ねた。これまでもテレビやラジオの取材で何度か訪れているが、久しぶりに足利の魅力に触れることができた。

 
 足利市観光協会の前事務局長・吉田雅裕さんに足利の魅力について伺った。生まれは足利、地元の小、中、高等学校を出て大学生活は東京で過ごし、就職で足利へ戻ったという吉田さん。ふるさとへの想いを「歴史と文化のある街。由緒のある寺社仏閣が数多く残り、市中心部にある蔵や銭湯などのレトロな雰囲気も歴史を感じさせます。高尚過ぎず、身近でどこか懐かしい感じのするところがいい」と語る。確かに、鑁阿寺(ばんなじ)の荘厳さ、史跡足利学校など世界的にも有名な名所は多い。

 
 さらに春から初夏にかけてのあしかがフラワーパークの藤は、色によって咲く時期が異なるため、うす紅、紫、白、黄と1カ月にわたって楽しめ圧巻だ。「各地に咲く桜もきれいで、とくに鑁阿寺の桜がお寺の雰囲気と調和して見事です」。低山ハイキングも人気で、「山に咲く花、新緑が気分を爽快にしてくれます。こちらもおすすめですよ」と教えてくれた。

 
 おすすめコース&ポイントを、「市の中心部にある鑁阿寺、史跡足利学校、足利織姫神社を散策し、歴史に触れ、あしかがフラワーパークで花を観賞するのがいいと思います」と語る。市の中心部とあしかがフラワーパークはJR両毛線で結ばれており約6分で行けるのもうれしい。

 
 足利が好きな理由を、「室町幕府を開いた足利将軍の先代が残した文化財が数多く残り、繊維産業の隆盛と共に磨かれた食文化があり、美しい山や川もある。魅力がたくさん詰まっているところ」と誇らしげに語る。山の中を走る「トレイルラン」が好きなので足利織姫神社から行道山までのハイキングコースがお気に入りだという。「身近に山に入れ手軽に森林浴ができるので気分爽快です。大岩山毘沙門天や行道山浄因寺などの古刹もあるため、歴史に触れることもできます」。

 
 これまで観光協会職員として、観光プロモーション活動やイベントの仕事をしていらしたという吉田さんは4月の人事異動で議会事務局に異動となった。「部署が変わっても、観光客の皆さんに満足いただける活動を続けたい」と笑顔が光る。「コロナ禍で観光業は打撃を受けていますがコロナ後に向け安心安全にお客様をお迎えできるよう準備をしておくことが重要だと思います」と力説された。

 

津田 令子 氏

 社団法人日本観光協会旅番組室長を経てフリーの旅行ジャーナリストに。全国約3000カ所を旅する経験から、旅の楽しさを伝えるトラベルキャスターとしてテレビ・ラジオなどに出演する。観光大使や市町村などのアドバイザー、カルチャースクールの講師も務める。NPO法人ふるさとオンリーワンのまち理事長。著書多数。