【東海汽船】停泊型船上ビアガーデン「さるBEER」が人気 8月31日(日)まで

2025年8月8日(金) 配信

浴衣姿の若い女性も大勢訪れている

 東海汽船(山﨑潤一社長、東京都港区)の「停泊型船上ビアガーデン」が人気を呼んでいる。東京港竹芝桟橋~大島~利島~新島~式根島~神津島航路を運航している「さるびあ丸」が舞台で、船は竹芝桟橋(東京都港区)に停泊、デッキで東京湾の潮風に吹かれながら、生ビールやサワーなどが飲み放題で味わえる。

 料金は2000円(税込)で、飲み物は、生ビール、レモンサワー、ハイボールやコーラ、メロンソーダなど10種類、フードは有料だが、島塩鶏から揚げ、島塩入り枝豆、島寿司(5貫)など14種類と豊富だ。船の6、7階のデッキがメイン会場だが、このほかレストランと洋室を利用したプランもある。期間は8月31日(木)まで。

旅行ライター&エディター 三堀 裕雄

サクラマチガーデン(熊本市)で光の展覧会 「竹取物語のその後」テーマに(九州産交ランドマーク)

2025年8月8日(金) 配信

展覧会のポスター

 九州産交ランドマーク(渡邉晋司社長、熊本県熊本市)は10月3日(金)から、サクラマチガーデン(熊本県熊本市)で 竹あかり演出集団「CHIKAKEN(ちかけん)」と連携し、幻想的な光の展覧会「『かぐや姫の光る庭 第二章』〜あかりを奏でる月夜〜」を開催する。

 第1弾は2024年から25年にかけて実施され、延べ 1万3600人以上の来場者を記録した。同展は竹取物語のその後をテーマに、かぐや姫が帰った月の宮殿の庭を幻想的な竹あかりで表現する。第2章からの新たな取り組みとして、 光が動く仕掛けや、竹の打楽器で音を楽しむ参加型空間を設ける。さらに、和楽器などのパフォーマンスを週末やクリスマス期間などに実施する。

 実施期間は10月3日(金)〜2026年1月12日(月)。 開場時間は午後5時30分から9時。入場料金は大人が1000円、高校生は500円。中学生以下は無料となっている。 

「熱海の魅力的な街歩き」動画5本、古屋旅館のHPで公開

2025年8月8日(金) 配信

5つのテーマで動画を制作

 静岡県・熱海温泉の老舗温泉宿「古屋旅館」(内田宗一郎社長)はこのほど、熱海の街歩きの魅力を伝える5本の動画シリーズを制作し、公式ホームページのトップページに公開している。

 スマートフォンでも気軽に視聴できる形式で、宿の周辺を中心に、飲食や観光、ショッピング、文化スポットなどを紹介している。

 街歩き動画は、①大人散歩編②商店街編③干物ハシゴ編④起雲閣編⑤来宮神社編――の5本で構成。分かりやすい地図も挿入し、各スポットの位置や回遊ルートなども表示される。

 内田社長は、「旅館に泊まるだけでなく、街を歩くことで熱海の魅力は何倍にも広がると思う」とし、「今後も新しいテーマで街歩き動画を作成してみたい」と意欲を見せる。

モアナサーフライダーに泊まる! ジャルパック「ViV」からハワイ新商品

2025年8月8日(金) 配信

モアナサーフライダー

 ジャルパック(平井登社長、東京都品川区)はこのほど、価格固定型商品「ViV」から新商品「モアナサーフライダーに泊まるハワイの休日」を売り出した。

 2026年に開業125周年を迎えるモアナサーフライダーウェスティン リゾート&スパは、25年秋にタワーウィングの改装が終了する。同商品では、改装後の部屋を確約。往復JAL便での航空券とハワイでの移動、現地でのサポートをパッケージにしている。

 出発日ごとに旅行代金が決まっているため、出発カレンダーを見ながら検討できる。送迎はグループごとの専用車を用意するほか、ホテルで利用できる300ドル分のリゾートパスが付く。

 出発設定期間は10月1日~26年3月27日まで。年末年始など除外日あり。出発地は成田と羽田、関空、名古屋。予約はWebまたは各旅行会社店頭でも可能。

熱海をお得に旅する「得旅パスポート」 500円で総額3万円以上のサービスも

2025年8月8日(金) 配信

熱海をお得に旅する「得旅パスポート」

 熱海をお得に旅する「得旅パスポート」を利用すると、500円でワンドリンクやメニュー1品など総額3万円以上のサービスを受けることができる。

 地域に根差した観光支援サービスを提供する「サイトプラス」(遠藤駿社長、静岡県三島市)は2年以上前から、「熱海の夜の街の賑わいに貢献したい」と、熱海市や同市観光協会などの支援を受けながら試行錯誤を繰り返し、「得旅パスポート」サービスをスタート。

 熱海市内の提携している宿泊施設で、一般のプランよりも500円高い「得旅パスポート」付き宿泊プランを予約すると、チェックイン当日にフロントで受け取れる。

参加店舗は64店舗に

 参加店舗は、食事処26店舗、居酒屋32店舗、土産物店6店舗の計64店舗。同パスポートを提示すると、「餃子1皿やおまかせおつまみ1品(550円相当)」や「選べるワンドリンク(500~1000円相当)」、「土産物お会計5%オフ(1000円以上ご購入の方)」など、お得なサービスを受けられる。

 同パスポートの期限はチェックイン日から半年間のため、熱海に再訪した際にも利用できる。

 同社は「参加店舗は増加中で、夕食や飲み歩き、翌日もショッピングやランチまで使える」とアピールする。

H.I.S.ホテルHD、Anker Room発売 グループ最高峰の充電器などを客室で体験

2025年8月8日(金) 配信

客室のようす
 H.I.S.ホテルホールディングス(澤田秀雄社長、東京都港区)はこのほど、運営する5軒の変なホテルでアンカー・ジャパン(猿渡歩CEO、東京都千代田区)とコラボレーションした客室「Anker Room」を売り出した。
 
 同客室はAnkerグループの製品を設置。具体的には、複数機器へ急速充電可能でAnker史上最高峰の充電器シリーズの電源タップといわれている「Anker Prime Charging Station (8-in-1, 240W)」や、2025年夏発売の新たな電源タップ「Anker Nano Charging Station(7-in-1, 100W, 巻取り式USB-Cケーブル)」を用意している。
 
 さらに、高音質なハイレゾ音源再生に対応したBluetoothスピーカー「Soundcore Motion X600」と、カラーディスプレイで測定結果を確認できる体重体組成計「Eufy Smart Scale P3」も設置した。宿泊客には、USB-C端子一体型のモバイルバッテリー「Anker Nano Power Bank (22.5W, Built-In USB-C Connector)」をプレゼントする。
 
 同客室には、変なホテル舞浜 東京ベイ(千葉県浦安市)、変なホテル東京 羽田(東京都大田区)、変なホテル大阪 心斎橋(大阪府大阪市)、変なホテルプレミア京都 五条烏丸(京都府京都市)、変なホテル福岡 博多(福岡県福岡市)で展開される。1泊1部屋当たりの宿泊料金は朝食付が1万7750 円から、素泊まりは1万5750円から (税・サ込)となっている。

まるごと高知が15周年 記念Tシャツ「たまるか!」を販売中

2025年8月8日(金) 配信

「たまるか!」Tシャツ(ブラック)

 東京・銀座の高知県アンテナショップ「まるごと高知」は8月21日に開業15周年を迎えるのを記念し、8月7日(木)から記念Tシャツを売り出した。Tシャツには、現在放送中のNHK連続テレビ小説「あんぱん」の主人公が度々口にする、土佐弁の感嘆詞「たまるか!」をあしらった。驚きや感動、嘆き、反語などさまざまな感情を表現する言葉だという。

 Tシャツは合同会社 風(高知県・土佐町)がデザインを手掛け、高知県内の4つの障害者支援施設の協力で、シルクスクリーンという印刷技法を用いて1枚1枚丁寧に仕上げた。同印刷技法は、経年と洗濯に強い特徴があるため採用した。

 デザインは3種類でカラーはブラック、サンドベージュ、インディゴの3つ。サイズ展開はSMLの3サイズ。店頭価格は3300円で、売上の一部は障害者支援施設の活動に寄付する。アンテナショップのほか、ECサイト「おうちでまるごと高知」でも購入が可能だ。

【国土交通省】人事異動(8月8日付)

2025年8月8日(金) 配信

 国土交通省は8月8日付の人事異動を発令した。

 鉄道局付(鉄道局幹線鉄道課長)北村朝一

 鉄道局幹線鉄道課長(鉄道局鉄道事業課長)輕部努

 鉄道局鉄道事業課長(航空局航空ネットワーク部国際航空課長)高橋泰史

 航空局航空ネットワーク部国際航空課長(航空局付)森哲也

【日本旅館協会】9月4、5日、石川県金沢市で金融懇談会 金融問題や北陸地域の復興目指す

2025年8月8日(金) 配信

 日本旅館協会(桑野和泉会長)は9月4日(木)、5日(金)に、石川県金沢市の金沢市アートホールで「宿泊業界における観光と金融に関する全国懇談会㏌金沢」を開催する。

 宿泊施設の維持と経営の安定化のため、業界が抱える金融問題への対応と能登半島地震で多大な影響を受けた北陸地域の復旧・復興に向けた課題について、関係者が一堂に会し、基調講演やパネルディスカッションを行う。

 4日(木)には、伊藤豊金融庁長官と山下隆一中小企業庁長官、村田茂樹観光庁長官、多田健太郎和倉温泉創造的復興まちづくり推進協議会代表がそれぞれ講演する。

 分科会Ⅰ「能登半島地震からの復旧・復興に向けた金融支援のあり方」では、パネリストに、伊藤氏、山下氏に加え、小平武史氏(財務省大臣官房政策金融課長)、米谷治彦氏(北國銀行社長)、中澤宏氏(北陸銀行取締役頭取)、鰀目孝和氏(のと共栄信用金庫理事長)、田代克弘氏(興能信用金庫理事長)、竹中博康氏(石川県信用保証協会会長)、松崎陽充氏(日本旅館協会副会長)が登壇。コーディネーターは佐藤勘三郎氏(日本旅館協会副会長)が務める。

 分科会Ⅱ「新たな観光立国推進基本計画策定と今後の観光施策について」では、パネリストに村田氏に加え、桑野和泉氏(日本観光協会会長)、後藤靖子氏(國學院大學観光まちづくり学部客員教授)、唐神昌子氏(北海道観光機構会長)が登壇する。

 分科会Ⅲ「今後の観光まちづくりのあり方と地方創生について」では、パネリストに、大野達氏(内閣官房新しい地方経済・生活環境創生本部事務局次長)、二井俊充氏(観光庁観光産業課長)、山口敦史氏(DMC天童温泉社長)、西村総一郎氏 (北但大震災復興100年記念プロジェクト実行委員会委員長)、原洋平氏(箱根DMO)、黒木陽介氏(日田市観光協会事務局長が)登壇。コーディネーターは、相原昌一郎氏(日本旅館協会ミライ・リョカン委員会委員長)が務める。

 翌5日には、輪島地域の視察も予定している。

JATA、西安城壁ウォーキングイベント開催へ 中国旅行の完全復活目指す

2025年8月7日(木) 配信

(左から)舘林章博副部長、欧陽安首席代表、大森賢一座長、千葉信一担当部長

 日本旅行業協会(JATA、髙橋広行会長)は11月7日(金)、中国・西安でアウトバウンド促進協議会(JOTC)の東アジア部会中国ワーキンググループの活動の一環として、中国駐東京観光処と西安城壁ウォーキングイベントを共同開催する。

 8月7日(木)に開いた会見で同グループの大森賢一座長(阪急交通社東日本営業本部メディア営業三部長)は、2025年1~6月における主要旅行会社9社による中国へのレジャー商品の送客数がコロナ禍前の18年同期比で2割ほどだったことを説明した。

 海外旅行全体では6割程度まで回復するなか、「中国への需要の戻りは遅れている。送客増加に向けてワーキンググループでは、会員各社に商品造成を促すため、イベントを企画した」と語り、中国への関心を集めつつ、完全復活につなげていく考えを示した。さらに、「この企画を契機に各社で中国商品の造成が加速することを目標にしている」と述べた。

 JATAは会場周辺に漫画「キングダム」の舞台となった秦の始皇帝陵と兵馬俑坑のほか、歴史遺産「シルクロード:長安−天山回廊の交易路網」があり、幅広い年齢層をターゲットにした周遊商品を造成しやすいことや、地方活性化に貢献するため西安で開催することを決めた。

 8月7日(木)現在、参加する会社はJTBや阪急交通社、エイチ・アイ・エス、クラブツーリズム、読売旅行など10社。集客目標である250人を達成するため、JATAは参画会社を募集している。海外旅行推進部の千葉信一担当部長は「全国旅行業協会の会員の旅行会社にも各社で企画されたツアーを代理で販売し、送客に協力してほしい」と呼び掛けた。

 西安城壁ウォーキングイベントは14世紀に築かれた高さ12メートル、周囲13.7キロの西安城壁をスタンプラリー形式で歩くイベント。3キロの短距離から1周すべて歩く長距離までのコースを設定。海外旅行推進部の舘林章博副部長は「安全にも十分配慮するため、コースにある4カ所の門ではスタッフや緊急用の車両などを配備する」と説明した。

 中国駐東京観光代表処の欧陽安(オウヨウ・アン)首席代表は「西安の歴史や文化のほか、人の温かさに触れることで、満足度を高めることができる」とアピールした。